片岡ケイコさんのレビュー一覧

光の世界 小説

榊花月  片岡ケイコ 

神の一歩手前でした

榊花月さんの大ファンなのですが、萌え評価にしてる作品のなかには「神の一歩手前」っていう作品がたくさんあります。
惜しいんです!この作品でいうと、腹黒な攻めが微妙に惜しい。何かが足りない感じがする。もう少し悪意があってもいいかもしれない、或いは逆にもう少し一途さがあってもいいかもしれない。
悪意でいうと、最初のセックスが休憩3000円ぐらいの安いラブホだったら萌えたかも。相手を傷つけようとして逆に自…

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氷点下の恋人 小説

春原いずみ  片岡ケイコ 

医者×保険会社の新米リサーチャー

軽い追突事故なのに全治3ヶ月、これを調査するのが、みこちゃんこと神子田。ブラックリストの医者、貴船。
リサーチしていくうちに、貴船医師は25才以下の任意未加入の相手だったりした。貴船には、交通事故でのトラウマがあった。

まだまだ、新米のリサーチャーは貴船を頼りながら、仕事をした。その結果、クレームをうけてしまうが、ゆっくり着実に仕事をこなし、プライベートでも結ばれていく。

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初恋 小説

水原とほる  片岡ケイコ 

二度目の読書で印象が変わった・・・

最初に読んだときは、単純に、
「初恋が実ってよかったなぁ」
と思っただけだった。

先日二度目の読書をしたら…がらりと印象が変わって、気持ち悪くなってしまった。

高校時代の同級生の三角関係。
全く違う個性の3人の、切ない恋物語なのに、何故かもやもやとしたものが残ってしまって困った。

隆晴と多伎の恋愛小説として読めばいいのか、洋人と多伎が初恋を実らせる物語として読めばいいのか……

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恋のソナタをもう一度 小説

早瀬響子  片岡ケイコ 

思いこんだら

コミュニケーション不足ですれ違う、不毛な陵辱愛。
お互いに自己完結しちゃって、全くコミュニケーションとる気がない。
それでいて、身体の関係だけでも、ってなるから、エロは思いの外濃厚なんだけど、「思いがすれ違ったままの不毛なセックス」ばかりだと、なんか幸せじゃなくって、素直に萌えられない。

優は、自己完結なうえに、健気もここまでくると「おい、おい、、」って感じだし、
克彦も、人の言葉を鵜…

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最高の恋人 小説

小塚佳哉  片岡ケイコ 

焦らし過ぎ!(´Д`)

まだ小学生だった晋也(攻)に一目惚れした大学生・真智(受)。真智は天使のような美貌で晋也を虜に。

う~ん…真智がホント魔性。っていうかビッチ(爆)
本人は真剣にその時その時恋愛をしているようですが、不倫とかはなぁ…(-.-)

そんな真智に見初められた晋也は、濃厚なキスと淫らな愛撫を教えられます。
しかし最後まではまだ無し!晋也は生殺し状態。そんな状態が数年続き、晋也も高校生に。

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罪に濡れる夜に 小説

中原一也  片岡ケイコ 

聖職者の恋

攻・大森大地(29) 工務店跡取り息子
受・芹沢十夜(29) 神父

幼なじみで高校時代の同級生です。

子供の頃からの親友の2人。
父親が倒れたことから進学を諦めて工務店に入った大地と、学生時代から聖職者をめざしていた十夜。
故郷の教会で司祭として活動する十夜を、大地はずっと好きでした。
高校時代から惚れてたのですが、肝心の十夜は…天然です。

聖職者だからでしょうか、十夜は…

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終わらない夢のつづき 小説

高岡ミズミ  片岡ケイコ 

なっ…!!

挿し絵に惹かれて買ったら、失敗でした。
まさか主人公である瑞希とっくつかないで兄の和実とだなんて…!!

瑞希がとても可哀想な感じで終わりました。双子の兄・和実は読んでいてムカつくぐらいでしたwただの痴話げんかに巻き込まれただけじゃねーかよ!( ゚Д゚)、ペッ

番外編である「いつかきっと」は読めませんでした。
浩臣と和実のラブラブな話なんて私には読めませぬ…ハッピーエンドではない、…

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終わらない夢のつづき 小説

高岡ミズミ  片岡ケイコ 

憎みたくなります…

…えーと、コレはコレで面白かったし、私はこういうのキライじゃイなのですが。
もの凄く好き嫌いの分かれる作品だなぁというのが素直な感想です。

攻・浩臣・ランバート
職業はボディガード。
主人公の瀬名瑞希を守るために来日しました。

で、肝心の主人公なのですが…いい子です。
冷え切った家族の中で孤独に耐え、突然に知った家族の秘密と危険に耐えて気丈に振舞う。
健気です。
ほだされな…

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エゴイスティックな愛に抱かれて 小説

葉月宮子  片岡ケイコ 

好きな相手にニヤニヤする

点数としては平均点。
のっけの、ITだのネットどうだのの会社がどうたら~という小難しい話で話に上手く乗れなかったのが残念。
学生時代の先輩(社長)と後輩(秘書)からの二人。
後輩秘書は社長の事をずっと密かに想ってきた。
でも心で、この気持ちを表にはださないと固く決めていた。
それがこの会社の行く末であり、社長のためだと思ったから。
ところが、そんな気持ちはつゆしらない社長は、秘書くんに淫らなセクハ…

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最高の恋人 小説

小塚佳哉  片岡ケイコ 

子どもの頃の年の差も、大人になればたいしたことない

包容力のある年上の男に、甘やかされて優しくされるのが大好きな真智。
でも、そんな年上の男は、たいてい結婚してたり、結婚しなければならなくなったりで、どんなに甘やかされても、結局は捨てられてばかり。
大学の学園祭の日、別れ話を切り出してきた教授の部屋の窓から、真智は年下そうだけど好みのタイプの男の子を見つける。
年上の男に捨てられるのにうんざりした真智は、彼を今から自分好みの恋人に育て上げたら…

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