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柊平ハルモ 小路龍流
ふばば
ネタバレ
柊平ハルモ先生の2013年作品。 柊平先生初読みなのですが、この作品、ちょっと戸惑う…! 主人公は売れない俳優・鈴原一誠(いっせい)。 本人はヒーロー特撮ものを志望しているが、芽が出ないまま30才を迎えてしまった。 今日もまたオーディションに落ち… また、一誠は独身ながら亡き妹の遺児を引き取って育てている。しかもその子は心臓病で。 そう、つまり「逃げ道は、無い」設定。 そこに…
柊平ハルモ 壱也
はるのさくら
愛される事でその身に美しい花を咲かせることができる『花人』と呼ばれる人ならざるものが存在する世界のファンタジー。 受け様は、そんな花人の花凛。 双子の花響と2人、奴隷市にて蒼平の国の皇帝に買われ、「どちらか先に花を咲かせた方を後継ぎに、できなかった方は郎党もろとも死罪」という非道な宣告とともに、双子の皇子に差し出される。 双子の皇子の内、兄の慧英が今回の攻め様であり、その寵姫となった…
柊平ハルモ 高星麻子
渋茶
2011年刊。 バイオリン一筋な生活だった彩斗が父の急逝によって今後の家計に悩んでいるところから始まるのだが… え!?そもそも父親の会社経営が行き詰まった末だとか幼い弟も居るとか、柊平さんの他の話でも読んだぞ、と… …とにかく、夢と現実の板挟みにグルグルと悩んでいる彩斗の前に、突如現れた博達(ひとさと)が全面的支援するとパトロンを申し出ただけでなく、自身の事も好きになってほしいと迫って……
柊平ハルモ 駒城ミチヲ
M
菊理鷹邦は、とある百貨店経営者の御曹司。 けれど、彼はその仕事をヨシとせず、自身で会社を立ち上げ、地元企業を支援していた。 鷹邦の祖父に恩がある永紀は、なんとか鷹邦に会社を継がせようとするが、その代償として、鷹邦から求められたのは、永紀自身だった。 物語はテンポもよく。 どれだけ鷹邦が永紀のことが昔から好きだったのか。 鷹邦が永紀のことが好きでやった行動が、どれだけ誤解を…
柊平ハルモ 鈴倉温
みざき
ラブコメディなのかなと思いきや、自身の置かれた環境や将来について思い悩む青少年の心の揺らぎや繊細な心境が描かれた作品でした。 孤独を抱えて生きる受けの元にフランス人の王子さまが現れて徐々に成長をしていく、といった物語ですね。 女装もの、というほど奇抜なイメージはないかと思います。 以下、あらすじと感想です。 女性を撮らせたら並ぶ者はいないと言わしめる、天才カメラマン・ガブリエル。 彼…
柊平ハルモ 藤井咲耶
2004年刊。 裏表紙のあらすじから元家庭教師×元教え子の関係を楽しめるかと思っていたが、期待していたものとは違っていた。 正確には外資系プライベートバンク、資産運用コンサルタントの三崎が一時期担当していた顧客家族の面倒を見ていた縁で、その息子である真祐(まひろ)と繋がりがあった、という形のものだ。 真祐の一家はバブル崩壊前後の時期に彼の父親が土地を相続してにわかに資産を持った流れで三崎…
2016年刊。 百貨店の外商さんというと壮年の男性を思い浮かべるが、主人公の外商担当・葵はまだ年若く、富裕層の顧客の眼鏡に叶うようにと気遣いと努力を心掛けている頑張り屋さんだ。 そんな彼の顧客の一人、愛宕(あたご)家の老婦人の元を訪れた葵は、婦人の孫で普段は東京で医師として働いているという雪恒(ゆきつね)に出逢い頭に口説かれる。 雪恒自身も葵の顧客となり、自身の買い物がてらに葵の仕事ぶりを吟…
2016年刊。 身寄りのない弁護士・永紀は老舗・喜久栄(きくえい)百貨店の創業者であり資産家の菊理鷹逸郎(くくりよういちろう)氏を恩人として慕っている。 病に伏せっている鷹逸郎の為にと、絶縁した実孫・鷹邦(たかくに)を説得して跡を継がせようと試みるが、幼い頃からウマの合わない彼から身体の関係を強いる交換条件を持ち出されて… 幼い頃から鷹邦が何かとちょっかいを出すのは、間違いなく好きな子に…
fiona0109
小路さんは小説の挿絵ではよくお見かけしているのですが、漫画作品は初めて読みました。 いつも綺麗な絵だと思っているのですが、漫画でも美しかったです。 この作品は柊平さんのアレツーサ王国シリーズの1冊のようなのですが、それぞれのお話が割と独立しているので、前の作品を読んでいなくても大丈夫だと思います。 ほとんどが漫画なのですが、一部柊平さんの小説も収録されています。 表題作シリーズは全てア…
柊平ハルモ 佐々成美
あーちゃん2016
表紙買い。何作か読ませていただいていましたが、久しぶりの柊平ハルモ先生。当作は2007年雑誌掲載作を大幅改稿したものとのことです。お話としてはとっても安心して読める王道健気ものと思います。さっくり読めてしまったので萌にしました。「本編+攻め視点の後日談+あとがき+受け視点の後日談」です。 ゲルマニア共和国の日本大使公邸から身の回りのものを全て片付け、旅立とうとしている深紅(しんく)。すべての…