鳩村衣杏さんのレビュー一覧

狼さんは、ふかふか? 小説

鳩村衣杏  宝井さき 

鳩村さんはどんなジャンルでも面白い!

幸せな気持ちになれるファンタジーもの読みたい!できればターザン的なワンコもの。という気分の時にぴったりてかそんな気分の時なんかそうそうあるのか?いやある。私がそうであった。
でもターザンはやっぱり森に帰るんだよね。森がいいよね。という不安がつきまとって最後の最後まで勝手にハラハラしっぱなしでした。
哲狼のことは文句なしに好ましかたったけど、暁のことがあんまり好きになれなかったのが残念でした。

1

リフレイン~君の心を眠らせないで~ 小説

鳩村衣杏  小椋ムク 

脇役CPのスピンオフもありそう

どこかの時点で記憶喪失になるということがわかっているので、恋が始まり進展していくのを手放しで楽しめないのが悔しい。すごく臨場感ある展開なだけに。
子供の頃買ったドラえもん全巻、ジャンケンで負けた方が次の電柱まで持つ荷物、この辺りがきっかけで記憶が蘇るのでは?と期待も空しく、最後まで思い出してくれなかったのが辛かった。
恋愛をリスタートさせた二人の立場を逆転させる手法や、日記の出し方のタイミング…

2

リフレイン~君の心を眠らせないで~ 小説

鳩村衣杏  小椋ムク 

なんだか足りない

悪くはないんですが…。
二人ともほんとにどこかにいそうな設定で、やさしくて、悩んでて、
恋する気持ちがにじみ出てて、でもゲイだからと気持ちが苦しいところもきちんとあって、とっても優しいお話でした。
ただただ好きな二人だからこそ、すごく幸せになってほしかった。
いや二人で幸せになるんだろうけど、なんだかああよかった的な読後感が足りない…
記憶がもどりゃいいのかというと、それはそれで都合よす…

5

好き嫌いはイケません。 小説

鳩村衣杏  小山田あみ 

こういうカプ、大好きです!!!

イケメンなイタリアンシェフって
いけすかねぇ野郎なんじゃないかという
先入観がある私で非常に申し訳ございませんww
ところが、今作の主人公・番匠達彦はそうじゃなかった!

イタリアへの修行後、新しい店を任せられるはずだったのに
それがある事情で白紙になってしまい
まさかの大手総合出版社の社食で腕を振るわなくてはならない事に。
顔だけといわれるのが嫌で努力を重ね、
負けずぎらいな面…

7

会社は踊る 小説

鳩村衣杏  小椋ムク 

純粋に楽しめた

去年の今頃も、今年もこの季節、この作品のことを思い出しました。春だからですかね。
主人公の直くんが前職でワーカホリックに陥って体調を崩し、転職した先で出会った創介さんとのお話です。
タイトル通りお仕事のお話なのですが、ありがちななんとなくイメージでつくられたオフィスラブではなくて、きっちりお仕事のお話(会社内の社員イベントがメインですが)が描かれていて楽しかったです。
大小さまざまな会社で働…

2

辞めるまでにしたい10のこと 小説

鳩村衣杏  みろくことこ 

コンプレックスを武器に頑張る編集者にエール

軽快でできれば前向きな気持ちにさせてくれる話が読みたいと思ったときに選んだ1冊です。
期待通り明日からも頑張るぞっと思わせる元気が出る本でした。

感じ悪い、いけ好かない、大っ嫌い!と思わせる傲慢な新たな上司の登場に「辞めてやる」と思ったけれど、このままじゃあ負け犬だから大きな仕事を成功させてから惜しまれて辞めてやる。そのために辞めるまでにしたい10のことを実行する計算高い腹黒と自分では思っ…

0

編集長の犬 小説

鳩村衣杏  佐々木久美子 

大丈夫。犬じゃなくてちゃんと恋人。

「部長の男」の関連作ですが、前作未読でも全く問題ないです。
今作は、東都印刷出版営業部3年目の大和が主人公です。お相手は社外、担当することになった出版社「天清堂書店」の月刊誌編集部長、佐治。
内容はかなりしっかりしたお仕事BLで、野球の道に挫折した大和の少しくすぶった気持ちや、佐治の妥協のない仕事への取り組み方、そんなものがひねらず、飾らず、綴られていきます。
雑誌の発売に関しての様々なトラ…

3

部長の男 小説

鳩村衣杏  佐々木久美子 

リバは愛!

久々に来ました「神」評価! 面白かった〜!
リバスキーな私は、「リバ」と聞くともう読みたくてたまらないのですが、以前から読みたい読みたいと思いつつ、やっと購入できてもうワクワクで読んだわけです。
そしてそのままのテンションで読み終えることができました。大満足です。
まず、攻めの日下部部長と受けの水科君、どちらも魅力的です。
日下部はいわゆる「大人の男」で、仕事が出来る。真っ当な野心があり、…

13

王様と二人の料理人の話 小説

鳩村衣杏  エンゾウ 

愛と絆

何か変わったお話が読みたいなぁ、と思い。
積み本の中のホリーノベルズを物色。
私の勝手なイメージですが、ホリーノベルズは変わった作品が多い印象なもので。
いや~期待を裏切らない、BLとしてはかなり変わったお話でした。
好みはわかれそうですけれど。
私の中では、これぞBL(男の世界)と思う一冊です。

鳩村先生の本は多分、何冊か読んだ事があるんですが。
ちょっと毛色が違いました。

6

狼さんは、ふかふか? 小説

鳩村衣杏  宝井さき 

好みには合わなかった

「ふかふか」フェチの暁(受け)は、なくしたスマートフォンを見つけてくれた清掃員の哲狼(攻め)と知り合いになった。バイである暁は体格よく男らしい哲狼を一目で好きになるが、哲狼にはとある秘密があるようで…。


アパレル会社の社員受けと、清掃員の攻めの話です。
タイトルとあらすじとキャラ説明でほぼ明らかなのですが、攻めの正体ネタバレしますので、知りたくない方はお気をつけください。

個人的…

2
PAGE TOP