柏枝真郷さんのレビュー一覧

非BL作品

ライバル(1) 競争と協力と 非BL 小説

柏枝真郷  古街キッカ 

スタバに行きたくなります^^

 柏枝先生は、落ち着いた文章で本当に読ませてくれます。最近集めてる作家さんの一人。
 BLではないですが、友情、ともなんか違う気が。
 今時の青年な容姿をした常泉崇志は、国家二種に合格した準キャリアで地方勤務を経て刑事となり東京に戻ってきた。折りしも半年程前に警察庁に転属してきた日本文化新聞社会部の記者・八木澤克。二人は、ある事件を通じて出会うが、最初事件現場にいた常泉に気づいたのは八木澤で、…

2

ホーリー・アップル -穴だらけの林檎- 小説

柏枝真郷  槇えびし 

 古き良き時代、ニューヨーク。

 荒んだ街。街を縦横に走る道路には、頻繁な工事の跡で虫食いの林檎が横たわるよう。
 そんな雑多な80年代、ニューヨークを舞台に、男前の刑事ドイル・アーデンと制服警官、気弱なハリー・ローゼンランドの事件を介しながら芽生える恋を綴った物語。
 柏枝先生の書くものは、ただのBLという括りでなく、純粋にサスペンスという側面からも楽しめます。最近すごくはまっている作家さんです☆
 また、槇えびし先生の…

6

迷彩迷夢 小説

柏枝真郷  ひろき真冬 

もの足りない…!なんか惜しい感じ

女性が主役という、BLには珍しいお話です。てゆかこれ、BLじゃないと思う。ジャンルをいうなら、ミステリー。
夫が義理の弟に殺されたところから、物語は始まります。
過去と現代を行きつ戻りつしながら、夫の死の真相が少しずつ明らかになってきます。
時系列が入り乱れてるのに、それを感じさせないほど読みやすい文章と構成でした。

ただ、ラストで明かされる真相がいまいちでした。
義理の兄弟の長い長い愛憎劇の原…

3

ホーリー・アップル -穴だらけの林檎- 小説

柏枝真郷  槇えびし 

80年代のアメリカ、ニューヨークを舞台にした、刑事と警官の「ラブストーリー」(?)

あちこちから水蒸気が立ち上る道路は工事の穴だらけ・・・すなわち「穴だらけの林檎」。
治安も景気も悪く、どことなく荒廃した空気の漂う時代と街で生活する警官たちがちょっと素敵だ。
高給取りではないのでそれなりのアパートに住み、交代制勤務に合わせて寝起きして、仕事帰りに買い物してちょっと料理したりスーパーの開店時間に間に合わなければテイクアウトで簡単に済ませたり、仕事の合間に安いランチを食べ、パトロ…

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