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柏枝真郷 如月七生
わか竹
ネタバレ
アメリカの東海岸のどこかにある「出口のない街」と 言われるスラム街が舞台。 そこに起こる些細ないざこざも深刻な事件も、 大多数の人間と単調な日々の波に埋もれてしまう移ろい。 幸か不幸かそんな事件にかち遭ってしまう、 ぐーたら探偵のクラークと美貌の青年アンソニー、 そして、彼らに関わる様々な人間達のドラマが織り成す物語です。 本書に収録されている2編では、どちらも殺人事件が 起こ…
アメリカ東海岸のどこか、出口のないと言われるスラム街が舞台で、 元刑事で今はしながい探偵稼業のクラークと、 彼の恋人で大学院生のアンソニーを中心に、 舞い込んでくる依頼や事件に向き合う ちょっとシリアスな物語です。 デス(ならず者)の愛称で呼ばれるクラークは、 のらりくらりと日々を過ごす気ままな男。 ある日、依頼人が浮浪者、内容は「迷い猫探し」と、 およそ金にもならない仕事を引…
柏枝真郷 槇えびし
ジェイ
あれ、もう三巻目でたんだ~、早いな~。30日にふと書店に立ち寄ってみたら売っていたので、このシリーズと作者のファンとしては速攻でお買い求め♪ でも、新刊コーナーの棚の1番上に置いてあって、あれじゃ女性の身長じゃ取れない位置なんじゃ・・・と思いながら脚立をズルズル引っ張ってきて手にしたときには、なんか疲れた・・・本1冊買うのも一苦労です!! 今回は、なんとハリーが刑事に昇進!?するかい…
ハリー&ドイルが織り成す、事件解決と愛の物語、第2弾。 気の弱い警察官・ハリーと、己の勘と行動力を持って目覚しい実績を上げる、頼りがいのあるドイル。 今回の舞台は同じマンハッタンにして、"ドードー"(絶滅した鳥)という怪しげな店が登場します。前作で出会った大学生のルカというヒスパニック系の青年も再登場しており、その友人・アリエルというモデルに匹敵しそうなほどの金髪サラ…
柏枝真郷 茶屋町勝呂
ひつじ
最初のレビューは大好きな作品で、と決めていました。 それがこの柏枝先生の作品『硝子の街シリーズ』です^^ 全22巻にも及ぶ大作。シリーズの方はもう終わっているのですが。 ……実は、私の中ではまだ終わっていません。 「ノブとシドニーから別れたくない!」という思いから、まだ最終2、3巻に手をつけられないのです。今まで、これほどまでに愛着が沸いたBL作品はありませんでした。 舞台はアメリカ。NY…
柏枝真郷 赤坂RAM
引越し好きな柏枝先生が送る社内恋愛シリーズです。 曽我部グループ傘下のソフトウェア関連の子会社で働く吉家は、同じ課で働く岡崎に6年間片思いしており、断られるのが怖くて告白をすることもできないでいた。しかし、上司の恒之が横から割り込んできて、岡崎を奪ったのだ。実は岡崎も吉家のことが好きで、そのことを知りながら恒之は平然と岡崎をかっさらっていった。これで完璧に失恋した形となった吉家はしばらく会社…
今はとにかく、柏枝先生の作品にハマッていて新しいものからさかのぼって読んでいる状態。最初、ホーリー・アップルシリーズ、ライバルシリーズと読んで、どうしても硝子の街にてシリーズが読んでみたくなったので、即、着手! しかし、この一巻が出たのが1996年と古めなので、書店では売っていないものも多く、インターネットを利用してお取り寄せしたりしました。まぁ、私が小学生になったばかりのころに発売したので…
柏枝真郷 古街キッカ
柏枝先生は、落ち着いた文章で本当に読ませてくれます。最近集めてる作家さんの一人。 BLではないですが、友情、ともなんか違う気が。 今時の青年な容姿をした常泉崇志は、国家二種に合格した準キャリアで地方勤務を経て刑事となり東京に戻ってきた。折りしも半年程前に警察庁に転属してきた日本文化新聞社会部の記者・八木澤克。二人は、ある事件を通じて出会うが、最初事件現場にいた常泉に気づいたのは八木澤で、…
荒んだ街。街を縦横に走る道路には、頻繁な工事の跡で虫食いの林檎が横たわるよう。 そんな雑多な80年代、ニューヨークを舞台に、男前の刑事ドイル・アーデンと制服警官、気弱なハリー・ローゼンランドの事件を介しながら芽生える恋を綴った物語。 柏枝先生の書くものは、ただのBLという括りでなく、純粋にサスペンスという側面からも楽しめます。最近すごくはまっている作家さんです☆ また、槇えびし先生の…
柏枝真郷 ひろき真冬
むつこ
女性が主役という、BLには珍しいお話です。てゆかこれ、BLじゃないと思う。ジャンルをいうなら、ミステリー。 夫が義理の弟に殺されたところから、物語は始まります。 過去と現代を行きつ戻りつしながら、夫の死の真相が少しずつ明らかになってきます。 時系列が入り乱れてるのに、それを感じさせないほど読みやすい文章と構成でした。 ただ、ラストで明かされる真相がいまいちでした。 義理の兄弟の長い長い愛憎劇の原…