萩野シロさんのレビュー一覧

くちびるを濡らす恋の雫 小説

萩野シロ  亜樹良のりかず 

口当たりの良い日本酒を飲むようにさわやかにするする読めましたよ。

日本酒の蔵元の三男坊・四條と酔った勢いでキスをしてしまった聡。
その後、疎遠になりふたりは4年後に偶然再開し
またキスをする・・・

蔵元の三男坊に飲ませてもらった極上の酒の味が忘れられなかったのか
あの時のキスが忘れられなかったのか
聡は、離れている間も四條の家の酒にこだわりつづけるわけです。

ふたりともノンケ。
一途に片思いしてるというような純愛ではないのですが
キス、キ…

1

甘い棘の在処 小説

萩野シロ  円陣闇丸 

達也は『達也』の罪をつぐなう

濃厚なエロシーンから語られる敦と達也の物語。

敦と達也は、いとこ同士で同居人。
それだけがわかる事実で、ふたりの本当の関係は謎のまま
記憶喪失の達也とともにページをめくる。

そんなシナリオになってます。

読んでるときも思ったけど
エロシーンが多いw
このエロシーンが、やたらと長く感じた。
心理描写よりもエロシーンにページを割いていて
せっかくの濃厚エロシーンに感情移入…

3

甘い棘の在処 小説

萩野シロ  円陣闇丸 

う~ん なんつ~か

とにかく文章が読みづらいです。
心理描写で Aである。Aではない。 という形の言い回しがこれでもかと出てきます。主語ナシで唐突にぶつ切りで出てくるので、受が相反するふたつの感情に揺れている・・・と理解するまでに多少時間がかかりました。 orz

記憶喪失モノです。
ハッピーエンドです。
結局、記憶はほとんど戻っていないため、「仏頂面で、何を考えているかわからなかった」という、事故前の受の…

0

それは罪なアナタのせい 小説

萩野シロ  夏目イサク 

ピュアラブw

ちょっとオバカなナルシスト受ヾ(*´∀`*)ノ
キャラクターも可愛くエロスな描写もウマ。こういう子たち好きですw
『神』に近いくらいの良作だとおもいます。
受である斉賀ちゃんは、ナルシスト。自分ってカッコいいwと思ってる。
でもちょっとアホ。
自分よりカッコいい男がいるってな!?と覗きにいったら、ほんとの王子ってこんなんじゃん!みるみる好きになってしまった斉賀ちゃん。
さてこの恋どうな…

2

浸食 小説

萩野シロ  桜城やや 

ビター風味のサスペンス

御曹司×ヤクザのお話です。
ヤクザのが受けなのか~どんな感じ?というと
ヤクザでドライでクールな受けに後あと殴られようが何されようが果敢に攻めて気を引こうと頑張る御曹司・・・な関係でした。
上の命令で受けたくもない依頼をうけることになった幸村会の西垣。
依頼人の部下で西垣にコンタクトをとってきた男・槙野は、依頼を渋る西垣を無理やり組み敷きます。
御曹司の彼、よくある洗練されて気取った風な…

3

甘い棘の在処 小説

萩野シロ  円陣闇丸 

大好物の記憶喪失もの

萩野さんと言えば、こってり濃いお話というイメージを持っているんですが、今回のお話は記憶喪失もの。エロで濃いというだけでなく、いろいろとハードな展開でした。

プロローグから、ちょっと不思議感が漂っています。
達也自身のモノローグなのに、「『達也』が、間違たから」って言ってるんですよねぇ。自分の名前を括弧付きで語っていて。
いきなり「なんで、なんで?」って惹きつけられてしまいました。

1

埃まみれの甘いキス甘いからだ 小説

萩野シロ  蓮川愛 

オトコマエ受け好きに読んでもらいたい本作品

いやーかっこいい。仕事への熱い思いを持った人って魅力的です。
こういうの読むと男同士っていいなぁ…って鼻息荒くなります。

リーマン(これはガテンですが)ものを読んで面白かったーと思える私的ポイントとして、
・その業界が分かりやすく書いてあり、かつ飽きずに読める
・仕事と恋愛を無理なく絡ませている
・主人公の仕事に対する姿勢に好感が持てる
の3点でしょうか。
この作品オールクリア。…

6

それは罪なアナタのせい 小説

萩野シロ  夏目イサク 

付き合って以降の話がお気に入りです

夏木昌幸(高校1年生 王子様のような容姿)×斉賀直哉(高校2年生 直情型の性格 愛すべきおバカ)

夏木の事が好きになったという理由で彼女に振られた斉賀は、その噂の夏木を見に行こうとしますが足を踏み外し階段から転げ落ちてしまいます。そこに通りかかった夏木にいたわるような声をかけられその完璧な容姿に完全に敗北を認めると、夏木の情報を集め帰り道に尾行したりしているうちに仲良くなり、親交を深めていく…

2

浸食 小説

萩野シロ  桜城やや 

カップリングは美味しかったのですが…

槙野京介(25歳 グループ企業社長の二男坊 物怖じしない性格)×西垣昌己(28歳 ヤクザ 「幸村会」構成員)

上の命令で槙野と会う事になった西垣は、因縁のある相手戸川宗之の消息不明になった息子・彰彦の捜索を依頼されます。依頼を突っぱねる西垣ですが、そんな態度がそそると囁き西垣の腕を拘束した槙野はむりやり体を結びます。その後西垣は仕方なく槙野とともに戸川彰彦の手がかりを追う事になりますが、その…

3

甘い棘の在処 小説

萩野シロ  円陣闇丸 

記憶喪失って、何でもあり?

記憶喪失の達也は記憶がないにもかかわらずなぜか、敦に執着しています。敦のことが気にかかって気にかかってという理由のない執着に、読者も首をひねりながらページをくりますが。
記憶が少しもどりかけ、真実がはっきりしたら、そのどんでん返し具合にうならされます。
そして、読み終えた後、真実を踏まえたうえで、もう一度敦の頑なだった態度や、敦に執着する達也への冷たい態度に納得させられます。
ネタバレになる…

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