萩野シロさんのレビュー一覧

浸食 小説

萩野シロ  桜城やや 

かっこいい男たち

初めて読む作家さんです。
男前受けの本を探していたところ、いきつきました。
男気ある2人の男性の出会いからくっつくまでのお話。
攻めも受けも本当にかっこよくて、デキル悪い男!!!
受けはヤクザなので、多少の暴力シーンがついてきますが、受けが悲壮感がないからかハラハラはするものの読んでいて心が痛むことはありません^^
攻めはカタギの職業ですが、こちらも肝が座っていてむしろこの人だからこそ西…

2

くちびるを濡らす恋の雫 小説

萩野シロ  亜樹良のりかず 

仕掛けたのはどっちだ?

萌えど真ん中~!幼馴染、同級生ものが好きなのも、高校生ものが好きなのも、友情と恋情の間をうろうろしているのがデフォルト萌えだからなのです。この作品はサクッと進むお話がお好みの方にはオススメできないかも…。

高校は一緒だったけれど、一度も同じクラスになったことがなかった佐々木聡と四條春海。卒業後に同じ商業系の専門学校に入り、そこで一気に親しくなった二人のうろうろラブストーリー。

彼らが専…

1

甘い棘の在処 小説

萩野シロ  円陣闇丸 

側面だけでは見えてこない真実

事故に遭い、記憶を失ってしまった達也は
裕福な実家があるにも関わらず
仲が良さそうではなかった従兄弟の敦と同居していたようです。
前と同じ環境の方が思い出しやすいと医者にも言われ
敦とまた同居を始めますが
決して友好的ではない敦の態度に戸惑います。
自分と敦の関係性はいったい…。

記憶喪失もの、結構作品として数はあると思いますが、
しばらくわからないまま進むので
達也の不安に…

4

それは罪なアナタのせい 小説

萩野シロ  夏目イサク 

ドタバタのちハピエン♪

ここまでイサクさんの挿絵が合う作品も
無いんじゃないかなって思う程にぴったりで
楽しいのに切なさもちゃんとあって
こちらの感情の起伏も激しくなってしまいますw

自分の顔に結構な自信を持ちながらも
嫌なヤツではなく、微笑ましいおバカさんな高校生・斉賀。
特に好きだと思ってもいなかった可愛い彼女に
「夏木君の方がかっこいいから」とフラれ、
どんな奴だ!と確かめようとした途端、
当…

1

甘い棘の在処 小説

萩野シロ  円陣闇丸 

「感情」は覚えている

表題作と短めの続編の2作品収録されています。

記憶喪失ものって、「失うまでの記憶はどんなものなのか」「いつどうやって記憶を取り戻すか」がポイントとなり、ミステリ要素が高くなる傾向があるので、推理小説好きの私にとっては大好きなジャンルです。

事故まではどんな自分だった?
本当に単なる事故だったの?
二人の関係は?上位だったのはどっち?

そして、その期待を裏切らない素晴らしい作品…

2

埃まみれの甘いキス甘いからだ 小説

萩野シロ  蓮川愛 

建設業界のオトコマエ

1冊丸ごと表題作です。
ですが、「恋人になる&一緒に仕事をする」がほぼ真ん中なので、その前後「恋人になる前」「恋人になってから」で分けて読むことも可能です。

矢倉(受け)の目線で進んでいきます。
矢倉は、飲み屋で会ったその夜に、村川(攻め)に強引に抱かれます。途中から快楽に溺れたとしても強姦には違いない、と殴りつけて別れたというのに、それからも村川は誘いをかけてきます。馬が合うし、身体の…

4

浸食 小説

萩野シロ  桜城やや 

死ぬほど面白い

萩野シロさん初読みでしたが、はっきり言って非常に面白かったです。文章力が高くて構成が本当にしっかりしているので、萌え萌えしつつ、サスペンスに引き込まれ、寝食も忘れて最後までぶっとおしで読みました。(だじゃれじゃないよ。。)

なんか、BLの受け、攻めっていうのを当てはめるのが違うかなと思えるくらいの、男同士、人間同士の濃い関係が描かれていました。CPはヤクザ(ひら)と一般人の依頼人(御曹司)。…

4

甘い棘の在処 小説

萩野シロ  円陣闇丸 

真実が何かわからない

記憶喪失ものの作品てすごく好きということもなく、あんまり期待しないことのほうが多いです。
何故なら記憶をなくす→相手のことを忘れてしまう→それを取り戻すまでのストーリー展開という一本道が最初から完全に定められてるからなのですが。
しかしこれは冒頭から引き込まれました。

交通事故で記憶をなくした達也は、従兄弟の敦と同居していたと知って記憶をなくしたまま、また彼と暮らしはじめます。
でも敦…

4

甘い棘の在処 小説

萩野シロ  円陣闇丸 

記憶を失くしても執着する…

事故で記憶を失くし、親にでさえ距離をとってしまう達也(受)は、従兄弟であり同居人であった敦(攻)の側に居たいと望みます。
敦は、記憶を失った達也に対し冷たい態度をとり、達也は戸惑い落胆し、怒りさえ覚えますが、それでも敦の側に居たいと執着する。
そして、敦から告げられる記憶を失くす前の『達也』と敦の関係…そして達也は敦から凌辱されてしまう(>_<)。だけど、それでも達也は敦の側に居た…

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浸食 小説

萩野シロ  桜城やや 

萌えはないけど好き❤

男と男の恋愛ですね。
受けも攻めも男気あふれてます。それこそ、男と男のぶつかり愛ですね(^・^)。

電子書籍で読んだけれど、時間が経つ毎に読み返したくなる内容です。

脇役の人達も魅力的で、続きが読みたいけど、きっと続刊はでないでしょうね。
残念(>_<)

私の中ではベスト10に入るBL小説ですね(*^^)v

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