梅太郎さんのレビュー一覧

彼の熱いくちづけ コミック

梅太郎 

すれ違う恋心

八木&小谷の学園ラブ・シリーズ、第2作目。
「彼の触れたくちびる」の続編になります。

前作で、八木と想いが通じ合った小谷ですが、
どんどん欲張りになっていく自分に、戸惑い、苦しみます。
そんな時、八木の子供を妊娠しているというチカという女の子から、
中絶に関する相談を受けてしまい―。

自分がいながら、女の子にも遊びで手を出していた八木を知り、深く傷つく小谷。
全てを「関係ない…

2

彼を抱きしめる放課後 コミック

梅太郎 

縮まる心の距離

八木&小谷の学園ラブ・シリーズ、第3作目。
「彼の触れたくちびる」、「彼の熱いくちづけ」の続編になります。

少しずつお互いを理解し、絆を強めていく二人ですが、
今回は、八木の過去、家庭環境が明かされる巻になっています。

子供はいない、と嘘をついて再婚していた八木の母親の存在を知り、
「あの人がいらないなら、僕にちょうだい。八木をちょうだい―。」と、泣き、
あなたを愛している、あ…

1

彼の制服にキスを コミック

梅太郎 

信じるということ

八木&小谷の学園ラブ・シリーズ、第4作目。
「彼の触れたくちびる」、「彼の熱いくちづけ」、
「彼を抱きしめる放課後」の続編になります。

この巻は、八木が中学生時代に
半年ほど同棲していた年上の彼女の登場により
二人の関係が微妙に不安定に…、という展開です。

言葉や態度で信じさせて欲しい小谷。
信じさせるための態度や言葉を避ける八木。
本当にこの子たちは、不器用で、見ていても…

1

彼のいない教室 コミック

梅太郎 

二人で選んだ未来

八木&小谷の学園ラブ・シリーズ、第5作目。
こちらの巻でシリーズ完結となります。

付き合いはじめて約1年、高校3年生になった八木と小谷。
二人の関係を守るために、他人に知られることを恐れる小谷ですが、
一方八木は…?

お互いの進路や親からの反対、二人の関係が誰かに知られたらどうするのか―、
二人は、様々な問題に直面することになります。
たとえ考え方ややり方は違っていても、それ…

3

もしもぼくがきれいなら コミック

梅太郎 

切ない片想い

八木・小谷の「彼の触れたくちびる」シリーズの関連作品です。

ナンパで知り合った城を、「好きだなぁ」と自覚したものの
彼には、既に想いを寄せる“きれいな人”がいた―。

軽いように見せかけて、実は健気で臆病なシン。
城が、らくがきで書いた自分の名前のメモを、
こっそりと財布に忍ばせてしまうあたり、発想が乙女で可愛すぎです。
カラダだけの付き合いだとわかっていながら、城の見せる優しさ…

2

頼光くんの弟 コミック

梅太郎 

兄へのコンプレックス

こちらは、「頼光くんごめん」のスピンオフ作品になります。
頼光くんの弟、政樹くん(中学3年生)が主人公で、
恋のお相手は、夜の街で出会った大人の男、ユキです。

兄弟がいれば、多かれ少なかれ誰でも、
なにかしらのコンプレックスを持っていたりするものだと思いますが、
無意識に張り合おうとしてしまう心理などが
上手に描かれている作品だと思いました。
中学3年生ぐらいだと、特に気にする年…

2

あの日僕らは校庭で コミック

梅太郎 

熱くて切ない。

3組のカップルのオムニバスになっています。
フツーに学園ものなのかな、と思ったら
実は3組中2組は、“刺青”が絡んだずっしり重めの作品でした。

片方だけの羽の形の刺青を胸に刻んだ遠宗と
彼に『おまえの名前を俺をくれ』と告げられた友人片羽野の恋。
刺青をかばって亡くなった父を持つ可積と、
その刺青を彫った彫師の弟で、自らも彫師である亨の恋。
学生時代は恋人同士、教師として再会した目…

0

明日、彼のベッドで コミック

梅太郎 

明日、彼のベッドで。

これすごく良かったです。
もう胸がきゅ~んとなります。 (笑)
主人公の貴史は、毎朝友人の勤めるカフェに立ち寄ってから出勤するのが日課。
彼はその店で朝いつも仮眠をとっている、名前も知らないカッコいいリーマンに恋していました。
朝のその時間にだけ現れる彼に、心の中で”眠り姫”と名付け、ただ眺めるためだけにせっせと通う貴史。

貴史がゲイであることを知っている友人は、
「いーかげん誘っ…

5

愛シイコトバ コミック

梅太郎 

ひぇーーー!

こんな重たい話だったとは!

受けの声が出ないってのも、
うわぁー障害を出してきたか!って、ちょっとイヤな感じしたんですが、
さらにその出なくなった理由ってのが、後味悪すぎ。

話の結末としては、
不幸な受けを攻めが深い愛を注ぐことによって救ってあげて、
メデタシメデタシ。ハッピーエンドなんでしょうけどね、

でもそんなプラスの方向にはとてもじゃないけど考えられません。
ここ…

2

愛シイコトバ コミック

梅太郎 

せつなさの王道

母を亡くし、ひとりぼっちになった京介は転校先で、声を失った要というクラスメイトに出会います。しゃべれなくても身ぶりと表情で豊かな感情表現をする要に惹かれた京介は、彼に『カナ』とアダナをつけ急速に親しくなります。
この本のタイトルは「イトシイ」と読まずに「カナシイ」と読むのですがそこにつながってきます。
カナに異常な執着を見せるイトコの哲が、カナとセックスしているようなことを匂わせ、京介を挑発、…

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