日高ショーコさんのレビュー一覧

憂鬱な朝 6 コミック

日高ショーコ 

今回も神でした☆

待ちに待った6巻。
まず厚さがすごい。絵柄の美しさはもちろんのこと、ストーリーの緻密さにも圧倒されます。そして密林さんで特典としてついてきた(つまり作家さんの読者に対するサービス)ペーパーもしっかり描き込まれててすごい。日高さんの、プロとしての心意気にいつもながら惚れ惚れします。

桂木と暁人。お互いに大切なものを守るために策を講じて出し抜きあう二人。現代とは異なり、「家」を守らなくてはなら…

20

憂鬱な朝 6 コミック

日高ショーコ 

らしくない桂木は・・・

 暁人の考えた策が上手くいくようにと願った5巻のレビューでしたが、サクっと方がつくような類の策ではなかったようです。暁人の考えが明かされないので、想像でしかありませんが、桂木を諦めることをするわけがないので、全て一緒にいる未来のための行動であるのは間違いないと思います。

 桂木は弱くなってしまった自分、暁人にはもう追いつけない、そんな自分の存在価値はどこにあるのか?とまるで魂の抜け殻みたいに…

6

憂鬱な朝 6 コミック

日高ショーコ 

桂木のぼんやりっぷりがすごい

日高ショーコ先生が「桂木のぼんやりにつきあって」と言っていますが、予想以上にぼんやりしていてびっくりしました。
弱々し過ぎてもはや別人のようです。
表紙も今にも倒れてしまいそうな弱々しい桂木と、それをなんとか支えようとする暁人様に見えるような?

桂木は実は自己評価の低い人なのかなと思いました。
産まれた後すぐに母親に捨てられ、桂木家では厄介物扱い、先代にも見捨てられ、そのままの自分を愛…

19

憂鬱な朝 6 コミック

日高ショーコ 

若者は成長し年長者はその勢いを受け止めきれずに翻弄される


暁人様がどんどん成長して男前になっていいって・・・・好きな人の成長は喜ばしいけれど・・・・
そこに距離感や敗北感を感じてしまう、いい感じです。ぐるぐるしている桂木。そこからどう男としてでるのか次巻に期待してます。 
好きすぎるとなかなか冷静に相手をみれないもんだなと。
ぐるぐる好きにはオススメです。

2

憂鬱な朝 6 コミック

日高ショーコ 

分厚い本でした。

憂鬱な朝、マンガの中で一番大好きな作品です。
5巻では、作者さんの仰っていた通り、まるっと夜会の話だけで5巻は終了しています。
6巻は夜会後の話ですが、こちらも作者さんの仰る通り、桂木のぼんやり巻になっています。
桂木のくせに(言い方は悪いですが)暁人の行動に対してに何も言わずフツフツとしてる感じです。
夜会以降で環境もかわり、桂木も暁人に触れるようになり若干ですが?!ラブラブな雰囲気をま…

5

憂鬱な朝 6 コミック

日高ショーコ 

受けがヘタレ

敗北感でヘタレてる受けの巻
ここまで落としてると、最後にリベンジなんだろうか、と裏を読んでしまうのは、これまでの刷り込み? でも、やられっぱなしの受けじゃないと思うので、続きに期待します
なんとなく、落としどころも見えてきた気もするし、もう一波乱あって、二人で海外に、という流れなのかも

攻めも、よく成長したと思うし、受けもそこをしっかり誉めてやればいいのにね
負けたってヘコんでるばかり…

5

憂鬱な朝 5 コミック

日高ショーコ 

二人のために強くなる

 背中合わせの二人が意味深な表紙に「暁人様を救うためなら、恋心だって利用する」と帯の文字。桂木の策が上手くいくようにと願った4巻のレビューでしたが、そんな単純な話ではありませんでした。

 久世家を守るために森山侯爵家の夜会へ向かう二人。好きだと言われて夢見心地な暁人は桂木を信じると決めて「もう疑わない」と思いを強くしますが、桂木の策に触れているうちに考えが変わっていきます。

 桂木が実…

6

憂鬱な朝 6 コミック

日高ショーコ 

今回はそんなに萌えも燃えも少ないかな

相変わらず終着点が見えずもどかしく、2人は本当にハッピーエンドになれるのかひやひやしてしまいます。
桂木が弱弱しく、精神的にも受身になってしまってるのがちょっと残念
でも暁人も桂木も画策しててまだまだ黙ったままではいないぞ感でてる巻でした 伏線張りや桂木の心情が中心で話自体はそんなに動いていないような動いているような・・・
あと雑誌掲載時よりエロ描写を加筆されてるらしいです

3

憂鬱な朝 4 コミック

日高ショーコ 

初めて言葉にした思い

 今までで一番ドラマチックな巻になりました。暁人がすごく変わりました。大人になった?冷静になった?違うな、どう表せばいいんだろう?久世家に縛られる桂木の昔の野心を知って、桂木に居場所を、久世家を与えようと決心して、何よりも切望していた桂木を手放してでも、彼の望みを叶えたい、桂木に永遠を与えたいと願い、そのために強くなる。そして桂木は外から暁人を支えようと久世家をでて、石崎家を利用する。お互いの思い…

5

憂鬱な朝 3 コミック

日高ショーコ 

変わったもの、変わらないもの

 表紙は暁人を胸に抱く桂木。めくったカラーイラストでは雪景色の中、暁人が後ろから桂木を抱きしめています。こんなに近くにいるのに、思いはすれ違うばかりです。

 桂木に少しでも近づきたくて当主として才覚を振るい始めた暁人。そこはさすが桂木仕込み。外野もりっぱだと認めるほどに成長しています。「ただ一緒にいたい」「そのためなら何でもできる」という言葉は嘘じゃなかった。
 先代に心酔する元書生の…

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