日高ショーコさんのレビュー一覧

リスタート 新装版 コミック

日高ショーコ 

加筆修正がすごいです!

 旧版は何度も読み返している大好きな作品なのですが、未収録の短編が入ると言うし、公開された表紙は旧版とは比べ物にならないぐらいに洗練されて、悩むことなく購入しました!
 新装版にあたり加筆修正がされたとこのことでしたが、これがすごいです!絵、コマ、モノローグ、台詞と、あちこちに修正が沢山あって一層わかりやすくそして素敵になっています。モデルの世界のお話なので、10年も経つと新たな読者は流石に古さ…

27

花は咲くか (2) コミック

日高ショーコ 

心理描写が素晴らしい

ここまでノンケが初めて男を好きになっていく心の葛藤を丁寧に書いている作品は無いと思います。
まさに神。
そして本当に絵が綺麗。背景まで素晴らしいですね。
どうにも抑えられない気持ちの高まりが描かれていて何度も読み返してしまいます。

1

花は咲くか (1) コミック

日高ショーコ 

まだ開花は遠いです

社会で揉まれて擦れてるのに子どもっぽい桜井さんと、無愛想な美大生の蓉一の話です。

桜井さん
雰囲気は大人です。過労でふらふらでも仕事を続ける姿は見てるこちらが心配になります。それなのに、蓉一と口喧嘩(というよりもう、あしらわれてるだけ?)すると子どもっぽいんです。自分から近づいたくせに蓉一の言動に苛立ったり、惹かれたり。しかし、大人でデキる男です。ずるい。
一巻は夜が舞台のシーンも多かっ…

3

憂鬱な朝 6 コミック

日高ショーコ 

紆余曲折あっての中休み的な感じ。
別の場所で仕事はしていても、空気の流れはゆっくりで
ふたりの逢瀬は甘い。
睦ましい二人の姿がすごく愛おしく見える1冊。
ただ、これまでの展開が展開だっただけに
ここから先、何が起こってくれるのかソワソワが止まらないのも正直なところ。
暁人の留学の件もそうですが、
自分の弱さを自覚してからの桂木が少々おかしい。
本当の意味で幸せな二人が近々見られると…

5

憂鬱な朝 5 コミック

日高ショーコ 

一筋縄ではいかないというか、
どこまでいっても似た者どおしというか( ̄~ ̄;)

前回気持ちを確かめ合った二人
お互い、初めての感情であり、唯一無二の存在であることを
自覚、求めあったその後。
期待していた甘い展開はお預け(当たり前か;
家を、地位を、そしてお互いを守ること。
すべてなげうってでも相手の為に。
お互いが同じように考え動いているが為に
結局すれ違う。
思った展開…

3

憂鬱な朝 4 コミック

日高ショーコ 

キターーーーーーーーーーーっ!

真っ直ぐで情熱的。
ガツガツ気持ちがストレートにわかる暁人とはうってかわって
少しずつの変化は見えるものの・・というところだった桂木がついに落ちた。
家の為、地位の為ではなく
気持ちも体も完全に手の届くところに降りてきた。
泣きそう。や、泣く(´;ω;`)ウッ…
あの桂木が・・と思うと感無量なのであります。
むしろここでハッピーエンドでもいいと思…

5

憂鬱な朝 3 コミック

日高ショーコ 

暁人の髪はやっぱこのくらの長さがいいよねと思いつつ。
気になってた桂木の出生の話が主題な一冊。
もらわれてきて、教育を受け。
認められたいと懸命に努力した。
しかしそれは一時の話。
血のつながりにはかなうはずもなく
「この子供から何もかも奪ってやるのだと 
与えるだけ与えてから全部 
何もかも全て 先代が自分にそうしたように 
この子供にも同じことを」
そう思っていたはずなのに…

3

憂鬱な朝 2 コミック

日高ショーコ 

桂木は変わらないというけれど、
明らかに変化していくのが見ていて嬉しくもあり、
今後の事を考えると少々苦しくもありという展開(´A`。)
執着というか執念というか。。
桂木を側に置くためにまっすぐな暁人。。
「桂木とともに並んで歩きたかった」の言葉にキュンとする。
決して対等な立場ではない。
決して対等な立場ではないけれど、同じ目線、同じ気持ちでいたいと願う
そのまっすぐさに心打た…

4

憂鬱な朝 1 コミック

日高ショーコ 

貴族めんどくせーーーーーっ(; ̄д ̄)ハァ↓↓
先日「パブリックスクール」を読んだばかりだからか、
加えて貴族ってなんてめんどくさい。
家、地位、周囲との確執。
捨てられないものが多すぎて自らの首を絞める。
それがひどく苦しい。

10歳にして父が亡くなり、当主として屋敷に引き取られた攻。
そこで出会ったのは美しい男。
教育係として厳しく冷たく。
しかし、彼だけを見て、認めら…

13

夜をわたる月の船 小説

木原音瀬  日高ショーコ 

普通のオヤジ受けではありません。

何回も読んでいるので初心でレビュー出来なくなっているのですが・・・。
一番初めに読んだ時は終盤号泣した記憶があります。目が腫れるほどに(恥)
先が気になって②ちゃんと読んでいるようで読んでいないような・・・そんな感じだったのか、読み返してなるほどなあと思うこともありました。
今回再読して、やっぱり涙が出ました。

雨の中、柴岡が1人で出て行ったのを後から河瀬が追いかけて引き戻すあたり。

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