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遠野春日 日高ショーコ
ももよたん
ネタバレ
庭師×茅島氏シリーズ第二弾です。 2巻では庭師の彼が茅島邸に同居するようになり、また2人で英国旅行に行ったりしてさらに関係が深まる過程が描かれていました。 喧嘩したり、嫉妬したり、小さな危機もありますが基本お熱い2人の触れ合いが堪能できます。 "彼"の言動や態度に分かりやすく反応する茅島氏も可愛いですし、"彼"もまた茅島氏をとても深く愛している様子…
日高ショーコ
chikakumaco
表紙にある様に、本作は五百雀が表紙!という些か地味な仕様。ええ、地味で堅実。 それが雀の良いところ。私も彼、結構好きです。実はそろそろ持ち越され、持ち越されして来た鷹頭の出自や日越の当主との因縁の物語を待ちかねていたのですが、チラリと触れただけで、またもや持ち越され。何不自由無く育ったかの様な不遜な態度の鷹頭も、幼ない頃に父に先立たれ、生家より鷹頭家に養子に出された子供だったのでした。 そこで…
作者さんの作品初読みでした。 このシリーズに関しても全く無知な状態で読みました。 茅島氏と"彼"という表現での第三者目線で書かれていて、彼がどういう関係なのか、2人はどんな人物なのかが不明のまま会話が続くという始まりなので、こういう書き出しに慣れてなかったので少々戸惑いがありました。 それと茅島氏が庶民には大抵想像つかないような生活環境にある上、氏の性格も世間知らず・…
kurinn
長いこと色々な方が電子になるのを待ち望んでいた作品だと思います。 木原音瀬先生のツイートで情報が流れて来た時は狂喜乱舞しました。 そして漸く読み終わりました。結末を知っていたので安心感はありましたが、松岡の寛末を信じる事が出来ない辛さがこれでもかと刺さって来ました。 寛末が好きすぎてで彼以外は考えられないからこそ、臆病になってしまうのがとても良く理解出来ました。 寛末は彼なりに良か…
木原音瀬 日高ショーコ
「美しいこと」を読み終わった時点では寛末に、そんなに悪印象を持って無かったんです。 でも寛末視点の「愛しいこと」を読むと、彼の愚鈍さとか無神経さに翻弄される松岡の気持ちを考えてしまってもう悲しくて切なくて、なんて酷い男だろうと思ってしまいました。 寛末がどんなことを考えていたのかが分かるからこそ、初めて読んだ時も今回再読した時も寛末に腹が立ってたんです。すっかり忘れてました。 こ…
「愛すること」をKindleで購入したので、先にこちらを再読しました。 「美しいこと 上 」のKindleの電子版ではBLCDの「SS時計1」が収録されているそうですが、家にある紙のBL版の方を久しぶりに読みました。 木原音瀬先生の確かな文章力とストーリー展開に、数年前に読んだ時とはまた違った気持ちを抱きました。 当時は松岡がとにかく可哀想で、寛末憎しだけしか無かったんですよね。 …
ひみた
文庫の終わり方が余韻があって良かったので、二人がくっつくのは雰囲気が変わりそうだなと思うこともあり、読むのを躊躇するような考えもあったのですが、読み返したら瞬間購読。 まさかこんなにも熟考して煮え切らずくっつかないとは!BLの外から生まれた男寛末… 流石木原先生の作品だと思いました。予想通りにはいかない。 BLっぽさは最後の2割くらいな感じがします。 少し前のお話なので、今よりも同性愛に…
atyanmama
美しいこと2愛しいこととして電子で出たので 紙で4、50回は読んでるんですが(もっとかな)これを機に 以下ガッツリネタバレを含んで 寛末基文という男は普通の男だ 自分には勿体無いと分かっている美女葉子に心を奪われ 貴女がおばあちゃんでもなんでも愛します! と言い切ったのに 葉子は女装した俺でした といきなり男に言われたら普通どう思うだろう どんなあなたでもいいと思って…
大吉さわ子
全部満足ですが、特に(知らない顔)の後日談に感無量です。でも後書きのイラスト(運命のひと)もナイスチョイスです。このイラストで「毎日楽しく暮らしています」って!馬鹿ウケ!
日高ショーコ先生のデビュー作! の割にほとんど絵が変わってなくて驚いてます。 短編集なので、元々身体の関係が始まってる2人の続きだったり再会だったりのお話になっています。 高校生たちの話も、表題作の再会の話も良かったのですが、個人的に検事×警察官僚という設定の「遠距離恋愛」が好きでした。 クールな2人のお互いへの「好き」が見え隠れする会話が良かったです。 一生隠し通すって、それは…