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日高ショーコ
ぱるりろん
ネタバレ
押さえ込んで知らない振りをして「友達」を続けることに倦んでいる、もとい外側から揺さぶられて直視せずにいられなくなった柿谷。とっくに気付いているものの、考えるのは今度にしようと逃げを打つことが常態化している周防。 幼馴染みで元同級生の二人が、同居生活7年目を迎えて関係を見つめ直すお話。 1巻の発行が2020年で、収録された1~8話は2016年~2020年に雑誌掲載されたものでした。 続く2…
まぎぃ
「リスタート」「知らない顔」のアフターストーリーです。 もちろん本編を読んでからお楽しみ下さい。 リスタートはモデル同士。売れっ子のアキと、かつての売れっ子匡のカップル。 そのアキも年を重ねて。。というのと、2人が忙しくてすれ違いが多いけど、ずっと遠くを見てるんだよっていうハッピーなお話。 知らない顔は、卓球のエース田辺と、ライバルだったハルのカップルの続編です。 かっこいいハル…
晃子
2021年ぐらいに読破。 2008年出版なので作中にガラケーも出てきますが、今読んでも全然色あせないのはさすがですね… 「シグナル」→「嵐のあと」→「初恋のあとさき」という順番のシリーズなんですが、どの作品からでも楽しめますし、どれかひとつだけ読んでも良いと思います。 本作には「初恋~」の美山くんが、「シグナル」には本作の榊さんが登場します。 つまりこの順番で読めば、読者として ますますキ…
はやしうか
これまで私が読んだ中で最も時代設定の古いBL作品かもしれません。でも本当に楽しめました! 明治時代の和洋折衷の優雅さと洒落っ気が作品全体に息づいています。BLの枠を超える壮大な世界観が感じられ、まるで波乱万丈な時代劇を観ているような気分にさせられます。 画風は非常に豪華絢爛、セリフは古風な趣があり、キャラクターのビジュアルも全て最高レベルです。衣装や建築、風景もの描写はどれと極めて美しく、まさ…
(1・2巻まとめてのレビューです) 1巻発売当時に初めて1話冒頭を読んだ時、非常に緻密に描かれた 本を積み上げた部屋の絵に目を奪われて、「こんな画力の高いBL作家さんがいたのか!」と衝撃を受けました。 つまり私の記念すべき初 日高さん作品。 その後 本作以外の著作は非BL含めて全部読んだのに、本作だけは二人ともずっと無表情で(フツー男友達ってこんな淡泊な感じなんですかね…?)、同居生活が…
木原音瀬 日高ショーコ
ゆうかのん
このノンケ男子ふたりが付き合う、付き合わない、の話だけで上下巻。木原先生、さすがです。 もうふたりの心理描写の細かさが秀逸で 胸が苦しくなりましたよ。 寛末さん、もうほんといい加減にして!!! って何回思わされたかしれません笑 他のBL作品ではなかなか見られない、ただひたすらに葛藤が綴られることで生々しさ、リアルさを突きつけられたというか。 寛末さんの最後の告白もひどすぎて逆に心に残り…
腐友から「是非読んで!早く読んで!」とおすすめされつつ、木原先生は未読でなんとなく痛そうだし…と積んでいたのですが!! 読み始めたら止まらなくて番外編まで駆け抜けてしまいました。 女装姿で出会い恋が始まるんだけど、 ノンケ同士だからまぁ全然うまくいかなくて。 最初の女の子としてあってデートを重ねているシーンからすごくおもしろくて、だから余計にこれどう決着付けるの!?とのめり込みました。 …
皆が前を向いて歩いている中、牛島さんだけが立ち止まってこちらを優しい眼差しで見ている、すごく象徴的な表紙。 そうです、内容もこの表紙につながっていくんです。 まさか神仏分離令や廃藩置県に話が及ぶとは思いもよらなんだです…。 日高さんってホントすごい…最初の42ページぐらいでもう☆5にしました。 バッカンテの話(女性の自由・自立)も前巻に通じるし、興味深いですね。 てか2話の扉絵ー…
Lily2022
「過去の何か」が見えてしまう蛍と、「未来の出来事」が見えてしまう明。 幼馴染だった二人は10年間互いに音信不通だったけれど、それぞれが「視えて」しまったものに突き動かされ、やがて二人の運命が交錯していく・・・というお話。 あまり多く書くとネタバレになってしまうし、本作はネタバレ無しで読んだ方が絶対に面白いので、詳細は書きません。 ただ、タイムパラドックスが関係していて、BLでなくとも十二…
muueba
作家買いです。 あえてあらすじ等の事前情報なしに上下巻一気読みをしました。 読了後にとても充実した満ち足りた気持ちになっています。 (読み方としては、途中で混乱しても戻って確認しないで、ひとまず一気に最後まで読むのがお勧めです。) 上巻を読んでいるときは、何が何だかわからないまま、ハラハラ、ドキドキ読み進めました。わかったのは不思議なものが見えてしまう従兄弟同士で、曾祖父も不思議な力を…