南月ゆうさんのレビュー一覧

チェンジワールド 下 コミック

南月ゆう 

サヨナラゲーム続編

このシリーズの中に収録されているカラー絵、どれも生活感があって綺麗で好きです。

◾︎有村郁央(高校時代の先輩 百貨店勤務)×要祐(商社マーケティング部)
かっこいい受けが好きなので、この展開は良かった。要祐は笑顔がとっても増えて可愛くなりましたね〜。断然今の要祐が好きです。
一方で自分の弱いところを受けに晒せる攻めも萌えポイントなので、シリーズの中で一番いい有村のシーンでした。攻め赤面…

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チェンジワールド 上 コミック

南月ゆう 

サヨナラゲーム続編

サヨナラゲームの続編ですが、付き合っている2人のあれそれとして、読んでいなくても楽しめるかも。自分がサヨナラゲームにあまりハマらなかったこともあり…ですが。

◾︎有村郁央(高校時代の先輩 百貨店勤務)×要祐(商社マーケティング部)
ファザコンなので有村父にメロメロです。嫁と娘を家のお嬢さんたちという父、娘がバイト先に遅れるから車で送ってくれる父、ママと外でディナーをデートという父、素敵。…

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サヨナラゲーム コミック

南月ゆう 

ほだされノンケ攻め

◾︎有村郁央(高校時代の先輩 百貨店勤務)×要祐(大学4年〜社会人)

買った割には、ほだされノンケ攻めが苦手で評価を下げて申し訳ない。基本的にゲイCPが好きで、女にモテる陽キャは子供ころころ産んでほしいと思ってるところがあり。エッチシーンとか、たらし感がすごくてもう。
少なくともサヨナラゲーム内では有村のこと全然信用できてないし、ノンケ24歳が男性と付き合う説得力も薄かった。同僚の前で要祐…

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天狗と神隠し 小説

高尾理一  南月ゆう 

「天狗」のスピンオフはちょっと寂しげで悲しげで

「天狗」シリーズの4作目ですが、こちらはスピンオフ作品となっています。

時間軸は前作「天狗の恋初め」の20年後。
主人公は、大天狗が寂滅した後の小さな御山・荒磐岳に生まれ、ただ一人残った烏天狗にようやく育てられた弱い天狗・水篶(みすず)。
前3作、特に直前作は、大天狗の伴侶に子供が生まれその子の大きなパワーが炸裂する物語で、いわば「陽の気」が満ち溢れていた。
しかし、本作はなんとも寂し…

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天狗の恋初め 小説

高尾理一  南月ゆう 

子育て、ラブラブ、事件のてんこ盛り

「天狗」シリーズ第3作。1作目から完全に続き物として展開しています。

さて、本作はいよいよ2人に子供が生まれます。
名前は「六花(りつか)」。
大天狗・剛籟坊の子として、生まれながらに大きな神通力を持っています。
成長も早く、2ヶ月で人間の8才となり、修行に出る、と宣言。
修行先は、前作の披露宴の際に傷をたちどころに治す薬を贈ってくれた凛海坊の御山・聞越山。
そこで事件が起きます。…

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天狗の花帰り 小説

高尾理一  南月ゆう 

過去との決別と、未来へ

「天狗」シリーズ第2作、「天狗の嫁取り」の続編です。

「嫁取り」で剛籟坊の伴侶となる事に腹を括った雪宥(ゆきひろ)は、本作の冒頭にて遂に天狗への転成を果たします。
無事天狗となった雪宥を待っていたのは、「披露宴」。
本作の前半は、この披露宴についての描写。
前作では孤高の大天狗かと思われた剛籟坊だけど、お仲間は沢山いたのですね。
より高位の高徳坊をはじめ、昔馴染や交流のある仲のいい天…

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天狗の嫁取り 小説

高尾理一  南月ゆう 

384歳、青年大天狗

高尾先生作品は初読みで、実は4年前頃に一度読み出してたんだけど。
序盤、衆人環視Hのシーンがあって痛々しくてやめちゃったんですよね。
積み本から掘り出して再挑戦です。

本作は人外ファンタジーもの。天狗x人間です。
山と村落を守っている天狗と、天狗に特別な花・アマツユリを育てて捧げる一族の直系の青年のカップリング。
結局は運命的なカップルな訳だけど、心まで固く結ばれるまでには紆余曲折あ…

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ラブネスト 下 コミック

南月ゆう 

過ちも辛かったことも、きちんと清算して新たな恋へ

 穂積が今までしてきた、同性カップル達に仲を裂くきっかけを与えるという悪事。その結果が巡り巡って自分のところへ返ってきます。上巻でどんなにまともな人物として描かれようと、好きな人への健気さが見えようと、過去のノンケとの恋が辛いものであろうと、他人を傷付けていい理由には一切なり得ません。それは穂積本人もよく自覚していたんですね。穂積がやってきたことは特に掘り返さず進んでいくのかと思っていたので、ここ…

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ラブネスト 上 コミック

南月ゆう 

穂積を好きになれる作品

 『チェンジワールド』であまり好きになれなかった穂積ですが、そんな彼自身に焦点を当てたこちらのスピンオフでは、かなりの常識人として描かれていて安心しました。このスピンオフ単体で読んでも問題ないと思います。穂積が今でも引きずっている過去のノンケとの恋愛は割とありがちな話だったけれど、メインの旭と穂積の関係で十二分に魅せるのはやはり南月先生の力だなぁと。好みのタイプでないと言いながら、生活がだらしない…

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ラブネスト 下 コミック

南月ゆう 

ラスボス降臨

サヨナラゲームからのシリーズ完読しました。前作面白かったけど結果的にはこれが一番好みだった。まず主人公たちの年齢が大人。人に傷付けられたり傷つけたりを経験している38歳×30歳ってのがいい。

とはいえ受けの匡人は前作でかなりの悪役ぶりだったので大丈夫かな?と思いましたが、チェンジワールドの郁央・要祐以外にも被害者がいたようで今作では過去に自分がした事に対して結構手痛い報いを受けています。

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