凪良ゆうさんのレビュー一覧

ショートケーキの苺にはさわらないで 小説

凪良ゆう  草間さかえ 

南里とシンの純愛苺系な可愛らしさにハートキャッチされてしまった。

ずっと気になっていたのですが、この度やっと手に入れて読了しました。
評価が高いながら賛否両論ある作品。ですが、個人的には本当に好みの作品でした。恐らくBLではなかったとしても好きになったと思えるくらい、ストーリーがしっかりしていると感じました。何が良かったかというと、

・斬新さはないもののあまり多くは見ない、近未来アンドロイドもの
・序盤のアンドロなシンと人間な南里ふたりの優しい心の交流…

4

ニアリーイコール 小説

凪良ゆう  二宮悦巳 

ニーニの存在がアクセントに

電子にて。あー好きだ。この話、すっごく好き!!
両親の死、孤独、過去の恋愛から傷を負って、心に幾重にも鎧をまとった仁居が、国立との出逢いによってゆっくり心の鎧が剥がれていくところが良い。
国立目線のストーリーも、心を掴まれる思いだった。
国立の、仁居に対する深い愛にジーン。何よりニーニが可愛すぎてもう!!
ニーニの存在がアクセントになってたと思う。
ニーニと、仁居と、国立と、3人で幸せに…

2

ショートケーキの苺にはさわらないで 小説

凪良ゆう  草間さかえ 

多分、最高のハッピーエンド

読み進めるうちにアンハッピーエンドしか思い浮かばなくて、地雷踏んだかとヒヤヒヤしましたが、良い意味で期待を裏切ってくれました。
まさか輝もアンドロイドになるとは…
そうきたかー!と凪良さんの創るストーリーに溜息。

人間とアンドロイドの愛は永遠のハッピーエンドと言えないけど、アンドロイドの二人なら穏やかに過ごせるでしょう。
こういうラストも有りだなぁと思いました。

そして阿部ちんの…

2

美しい彼 小説

凪良ゆう  葛西リカコ 

ありがとうございました。

強い受けが個人的に好みだったし、とても評価がよかったので電子書籍で読ませていただきました。もっと平良がかっこよくなって成長していくところが読みたかったです。切なくて、もどかしくて、とても素敵な物語でした。ありがとうございました。

13

薔薇色じゃない 小説

凪良ゆう  奈良千春 

大将、万歳(∩´∀`)∩

積読していた凪良先生の小説「愛しのニコール」と「初恋の嵐」を読み、「あー、凪良先生やっぱり良い、好きだー」と思ったところで、続けて最新刊のこの本を読みました。
間違いなく素晴らしい小説でした。
電子書籍化されている凪良先生の小説はこれをもって全て読了ですが、はずれはただの一冊もなく、全て面白かったです。
「薔薇色じゃない」はその中でもちょっぴり毛色の違う大人の恋愛もので、心理描写が巧みで、読…

8

散る散る、満ちる(文庫) 小説

凪良ゆう  海老原由里 

孤独だけど温かい、切なくて、でも終始幸せ。

評価が高いの知っていたので買った後もじっくり読めるタイミングを待っていたら、待ち過ぎて後で購入したものたちに埋もれかけたり、読めば読んだで絶対に神評価なのに、どうレビューを書いたらそれが伝わるのかを考えてしまって長い間『書きかけてはやめる』を繰り返したり、私には色々ハードル高い作品でした(^_^;)
ハルは亡くなった両親と住んでいた家に一人で暮らしていますが、とりあえず孤独を埋めてくれる存在を求…

5

愛しのニコール 小説

凪良ゆう  yoco 

ネタバレ注意

後書きにもあったように榮は普通の男の子で
ニコだって片思いする普通の男の子で、。
榮がニコのことを好きになって、でもニコはもう榮のことを好きでなくなっててっていうのが切なかったです。私はニコ推しで読んでたので、後半は榮目線になって、少し物足りなかったかなぁ。
ニコの気持ちの動きが分からないのにパッパッとくっついちゃったように感じました。
けど、、前半はほんとに神でした。
高校でニコールを…

8

十七年目 「薔薇色じゃない」書き下ろしペーパー グッズ

料理は愛情というけれど

本品は『薔薇色じゃない』の
コミコミスタジオオリジナル特典ペーパーです。

本編の2年後
家事能力を付けた阿久津のお話です。

水野のキッチンスタジオは
いつも料理のいい香りで満たされています。

水野の下で働くスタッフ達も
食に旺盛な食いしん坊ぞろいで
残業で遅くなった今夜も
水野の料理に舌鼓を打ちつつも
素材や調理方法の探求をしています。

若いスタッフの「料…

3

「16年目」ルチル文庫創刊11周年記念フェア書き下ろしSSカード グッズ

弱さを見せるのも強さですよね

本品はルチル文庫11周年記念フェアの
書き下ろしSSカードの1枚で
『薔薇色じゃない』の番外編になります。

本編の1年後、
16年目を迎えた2人のある日の出来事になります。

阿久津が呼び出されて
出勤したととある休日。

ソファで雑誌を読んでいた水野が
見上げた時計は午後4時をさしていました。

阿久津の帰りが何時になっても良いように
夕飯の支度に着手する事にします…

7

薔薇色じゃない 小説

凪良ゆう  奈良千春 

『恋』が『愛』に変わるまで

凪良さんに奈良さんの挿絵。もうこの時点で神評価の予感しかしなかったのですが、この厚さがちょっと。重いし持ちづらいのであまりこの大きさの本で好きではないので読み始めるのにちょっと気合が必要でした。

内容はすでに書いてくださっているので感想を。

大学生の時に出会い、すぐに相手にベタぼれになりお互いに足りないものを補うように想いを深めていった二人。そんな二人が生活を共にするようになり、徐々に…

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