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凪良ゆう 麻々原絵里依
ねこぷー
ネタバレ
あらすじを見た瞬間、そんな悲しいに決まってる話、自分には無理だと思ったのですが、 今回アワードにノミネートがあり、評価も素晴らしいので読んでみました。 大学講師の新開と高校生の文人は、星が好きという趣味を通じてインターネットで出会い 匿名でのメールのやりとりから、あるきっかけで実際に会うようになります。 心惹かれあう二人ですが、新開には最初から婚約者がいて…。 二人が実際会うきっ…
凪良ゆう 小山田あみ
サトミン
大好きな作家さんです。 「積木の恋」に心を鷲掴みされて、「恋愛前夜」でキュン死して・・・。 自分の中でどんどん凪良さんに対する期待値が上がりまくり、酷かな?と思うほどハイレベルな内容を要求してしまいます。 で、今回の「おやすみなさい、また明日。」おすすめです。 人を恋する気持ち、切なさ、もどかしさ、相手を大切に思うが故に諦めなくてはならない苦しさが、思いも寄らない表現で丁寧に鮮明に書き…
マンボウ
忘れるのは、生きて行く上の救いだと思います。嫌な事も辛い事も遠くへ行くのですから…。けど、これがあるからこそ生きて行ける、忘れたくない覚えていたい人、楽しい時、…それを全て折りとられる朔太郎。それに連れ添うつぐみ…。日々の暮らしを綴り、朔太郎の思い出を…そして、つぐみの日々の語り。それが作品になりつぐみ亡き後、優しく朔太郎を包んでくれているようで、あぁ…ずっと、涙と鼻水、ほろほろ垂れ流し状態です。…
れんり
とてもやさしい風景がイメージできる文で、さらに心情がせまってくるようでした。 いろいろな事と向き合い、受け入れ、また悩み。生きていく中で常にその繰り返しをしているのだと、ずっしりと考えさせられました。 互いを思いやるが故に離れるところでは、せつなすぎて号泣。 その後の話のSSは、いろいろ意見がわかれるところだと思いますが、誰しもが老いという流れの中で少なからず体験していくことなのだろうと…
橘盾
この作品の読後感は、読者の立場によって大分違うのではないかと思いました。 家族・恋人と将来を展望できる人、危うい人、できない人、 先に遺したい人、遺したくない人、遺せない人、 足掻いてる人、諦めている人、 経済力も対人スキルも低いゲイの告美(つぐみ・35才)はーできない人・遺せない人・諦めている人ーです。 だから、若くて好青年の朔太郎は、本当なら近付いてはいけない存在だと思ってい…
タロんちゅ
エロばかりを求めていた自分ですが 久々に胸がぎゅんとなりました。 受けに共感したり、何だか上手くいかないことにハラハラしたりもどかしくってもどかしくってもどかしかったです。 割りとやりまくりでビッチテイストなのをここ最近読んでいたからかなんか 恋愛ってこんな上手くいくことばかりじゃないんだよっていうことを再認識させられました。 受けの不器用さにやややきもきしましたが 逆にそ…
凪良ゆう 高階佑
snowblack
「お菓子の家」既読。 表紙の美しさとタイトルに反して痛い話であることも、知って読んだ。 今月書き下ろしつきの新装版が出るのは分かりながら、ずっと探していたこの作品、 出会ったときが読むべき時と読んでみた。 こちらを先に読んだとしたら、また違った感想なのだろうか?とも思うが、 主役の二人ではなく、加瀬に感情移入して読んでしまった。 (勿論、私はDV女ではありません……念のため。)…
恋雫
以前から本屋で目にすることがあり、ランキングを見てついに買ってみました。 後悔は全くありません! 久しぶりにドキドキ・はらはらしながらページをめくって気づいたら息つく間もなく一気読みしていました。 読了した今、一番印象に残っているのは、自分がゲイだということを言い出せない人の気持ちや、勇気を出して言ったことを友達に受け入れてもらえなかった時の表現です。 そこの文字追っている間ずっと心が…
ハイ爺
いい話なんだが、と気が重いまま書きます。 まず、あらすじで記憶障害とネタバレしてるのが残念でした。 作者のせいではないが。 あと、記憶障害も手垢のついたネタだし、主人公が作家という設定も、 出てくる少女漫画家が男というのも。どこかで何回も読んだな…という感がした。 こと作家が作家を書くことは。 どこまでご自身を反映させてんのかな、と気になる。 作家であることの愚痴なんか読みた…
親類縁者もなく、あまり売れない作家の仕事のつぐみは 同棲していた10年越しの彼に別れ告げられた。 転居もしなくてはならず、沈んでいたある日、 公園でなんでも屋の朔太郎と出会う。 その縁で朔太郎の祖父が営むレトロなアパートに引っ越したつぐみは、 明るく思いやりのある朔太郎の人柄に少しずつ惹かれていくが…… ステンドグラスやタイルに彩られたアパートの、個性的な住人達。 彼らの…