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凪良ゆう 高階佑
kumachi7
ネタバレ
どこかで「お菓子の家」のレビューを見て気になってたらこちらが先のようなのでこちらから読み始めた。 重い、重すぎる。 だけど読了感はわりとすっきり。 DV男なのに加瀬に心惹かれた。 要を信じて庇ったご両親に泣きそうだった。 凪良さんの本はこれが初めてなんだけど、この本はBLだけに収まりきらないようなものもあってすごく好き。
凪良ゆう 葛西リカコ
「夜明けには優しいキスを」の暴力男加瀬が主人公の話。 普段なら絶対に好きにならないような暴力を振るう男なんだけど、なんでだろう、加瀬にはすごく惹かれるものがあった。そのせいか前作の要と公平が霞んでしまいそうなほど。 加瀬の欲しいと願っているものが人によってはとてもささやかなものなんだけど、わかるような気がして(´;ω;`) 短編の甘猫の阿木視点からの話も良かったwww 「夜明けには優し…
凪良ゆう 車折まゆ
タロんちゅ
エロくてお馬鹿で読んでいて楽しくってなのにキュンキュンさせるのは忘れない… 凪良先生、本当に神でしょうか… 表題に「すべての恋は病から」と書いてあるからどんな病かと読み進めていくと ただの変態と怠惰っていう。 ただ言葉で紹介するとこんなに簡単に表せてしまえるのに 攻めの変態も、受けの怠惰も病気だと思わせるくらい重度なものとして書かれていて 表現の豊かさに感服しました。 なのに軽快…
凪良ゆう 穂波ゆきね
橘盾
前作は、ヤコ先生の恋のライバル・ツグミが主人公で、ヤコ先生と攻めが出逢う前からカプが固く出来上がっていたから、ヤコ先生は最初からフラレ役でした。 主を喰う強いキャラの良い人がフラレ役なので、ヤコ先生に割いた分、主カプの感情説明が一部不足気味に思えて、自分の中の凪良作品ランクはそう高くなかったです。 本作は、そのヤコ先生がしっかり主人公です。 合わせた貢藤もしっかり強い個性で、ホッと安心。…
凪良ゆう 小山田あみ
高律
最後の最後に、もう涙ぽろぽろ・・・ みぐみが10年間付き合っていたという伸仁に、まずめちゃくちゃ腹立ちました。 「子供が欲しい」??何言ってんの? そんな始まりでしたが、途中からもう話に吸い込まれて行って・・・ 事故から記憶をなくすという病と闘いながら 好きだからこそ、つぐみの幸せを願い離れようとする朔太郎。 つぐみに対する気持ちが半端なものではないことが、とてもよくわかりまし…
凪良ゆう 麻々原絵里依
ポッチ
凪良さんは個人的に外れのない作家さまなのですが、中でもこれはとても好きです。 内容は皆さま書いてくださっているので感想を。 とにかく主要キャラの二人にとても心惹かれました。 高校生で、自分の性癖に悩む文人くん。色々なことを経験してきた大人なら大丈夫と思えることも、まだ高校生の彼には明けない夜のように感じて。心に大きな悩みを抱えながら、それでもまっすぐで素直なとても清潔感のあるキャ…
snowblack
『恋愛前夜』で個性的な脇役だったヤコ先生が主役。 さらには『おやすみなさい、また明日』のつぐみさんも登場という、 スピンオフ作品。 可愛い! 全力で乙女な萌えを追求するヤコ先生も可愛いけれど、 ヤクザな見栄えで、心は(身体もw)処女の貢藤も可愛い。 二人ともそれぞれ変だけれど、仕事に関しては芯があり、 人生に対しての真摯さと、ちゃんと人への思いやりがあって それが可愛さを引き立…
作家買いです。 凪良さんは「人の孤独」を書くのがとてもお上手な作家さまだと思います。 誰もが本当の一人ぼっちにはなりたくない。でもそうせざるを得ない事情や環境もあって。 受けである加瀬くんもそうです。彼の生育環境は最悪と言っていいほど悪く、そうした事情もあって彼は人に心を開くことができません。常に警戒しているため目つきも悪く、愛想も悪く、リストラされるという悪循環が繰り返されます。 …
こちらの「答姐」さんで教えていただいて購入しました。まさにわたくしの好みにドンぴしゃな作品でした。教えていただきました姐さま、ありがとうございました! 内容は皆さま書いてくださっているので感想を。 個人的にわんこ攻めって大好きなのですが、攻めの夏市くんがただのわんこじゃないんですよね。普通わんこちゃんって、受けが大好きで、っていうのが一般的だと思うんですが、この夏市くんはちょっと違いま…
凪良ゆう 朝南かつみ
tendon
愛によく似たものが降ってくる灰色の空を見上げた― 本編の最後に二人が結ばれる場面で、それでもなお、「愛」を溶けてなくなる雪に例える蓮(受)が非常に切なく、愛しく感じました。 加賀谷(攻)のような、馬鹿がつくほど誠実な人間に惹かれる反面、どうしようもなく劣等感を掻き立てられる蓮の心境がよく分かり、私は終始、蓮に肩入れしながら読みました。 加賀谷が蓮に惹かれた切っ掛けが、長年の片思い…