凪良ゆうさんのレビュー一覧

恋愛前夜 小説

凪良ゆう  穂波ゆきね 

同級生ものは好物です

暗くはなかったけど、明るくもないお話。
凪良ゆうさんはどちらかにがっつり傾く感じが持ち味だと思うから作者さんに期待していた私はイマイチだったので中立。全く知らない作家の作品としてなら萌×2ていう印象でした。中身だけでいうと、私は同級生とか好物なんで好きかなー?
受が攻にご飯で餌付けてそのうち喰われるとか。『そうなるよねー』ってありがちな展開かな?
受のぐるぐる悩んでるときは何度となく胸きゅん…

1

それはおまえが童貞だからです 小説

凪良ゆう  イシノアヤ 

テンポが軽いので読みやすかった

私が読んだ凪良さんの作品はコメディが最初でした。
読み口が軽いのでテンポよく、(たぶん)同世代なのでちょいちょい挟まってるネタがツボにはまるので、ニヤニヤぐらいじゃ収まらずたまに声を出して笑っちゃいます。
読んだ後は爽快感と満足感でとってもハッピーな気持ちになります。

30歳童貞魔法使いネタな話で、どんなファンタジーかと思えばなかなか地に足の着いた現代あるある話だったので飽きもなく、ゆっ…

7

それはおまえが童貞だからです 小説

凪良ゆう  イシノアヤ 

受けの回し蹴りにキュン

凪良さんのコメディは久々ですねえ。
個人的にはそろそろ凪良さんのシリアスよりコメディが読みたいと思っていました。
シリアスも良いのですが、読むのに疲れる時もあるので。
本編は受け視点、後半は攻め視点です。三人称。

*********************
受けの二ノ宮は、化粧品メーカー広報室の係長。
長身イケメンでラブビーム受けまくりな男が、30歳の誕生日を迎えた今も妖精さん(D…

8

おやすみなさい、また明日 小説

凪良ゆう  小山田あみ 

こんなに泣けたのは久しぶり

こんなにもキレイな愛の形があるのかと、感動でとても熱くなりました。
いろんな話を読んでいるのでそうそう涙は出ないのですがそんな私が号泣、嗚咽でたいへんでした。
二人のその後であるスイート・リトル・ライフでは50年ぐらい経っているのかな?年をとっても二人の愛の形は変わらないとか、つぐみの書いた小説でつながっているとかもうここまで描いてくれてありがとうと言いたい!
凪良ゆうさん、素晴らしい作家さ…

5

それはおまえが童貞だからです 小説

凪良ゆう  イシノアヤ 

これって・・・

コメディですか?
思いきりギャグ満載の、ラブコメですね。
もちろん好みの問題ですが私は、そんなに嫌いではありませんでした。
30歳を迎えた時、童貞だと超能力が芽生える・・・
これってすごくないですか!
刑事ものさながらな、どこぞの組との争いに巻き込まれ
危機一髪というところで、瞬間移動しちゃったり
離れた相手と、テレパシーで通信したり
かなり、非現実的なお話でしたが笑えました。

10

それはおまえが童貞だからです 小説

凪良ゆう  イシノアヤ 

なんだかなぁ…

黒凪良さんも白凪良さんも大好物な生粋の凪良さんファンです。

しかし今回のラブコメ自分の笑いのツボにまったく入らなかった…
もったいない!とかは漫才みたいなセリフがポンポン飛び交っていて面白かったんですが…これは好みの問題でしょうかね(ーー;)

色々とんでも設定ですが、ラブコメなので割とすんなりと読めました、しかしキューンとか切なさとかは一切なかったです


今年はあと2冊新刊を…

5

真夜中クロニクル 小説

凪良ゆう  小山田あみ 

月が綺麗ですね・・・

なんとも、お洒落な言葉です。

最初出会った時、攻めはまだ小学5年生。
ちょっと子供過ぎやしませんか?と思いました。
確かに大人になれば、歳の差も気にならないでしょうが
18歳と11歳は、ちょっとした犯罪です。
しかし、時間の流れがそういうことを忘れさせ
大人になった2人の、心の葛藤をとても丁寧に書かれていて
難しい病気で辛い思いをしてきたニーナが
人間らしい感情や愛情を持つまで…

1

おやすみなさい、また明日 小説

凪良ゆう  小山田あみ 

ホントに泣ける。高評価のわけがわかりました。

10年付き合って9年共に暮らした同性のペートナーから別れを切り出された小説家のつぐみが、記憶障害の病を抱えていながら懸命に生きる青年朔太郎との出会いでお互いが癒され共に生きていく糧となっていくお話です。

つぐみは、もう恋はしたくないと臆病になる気持ちでいたのに、いつしか朔太郎に対して友情以上の感情が芽生えていきます。
でも、朔太郎の方もつぐみに特別な感情を持っていそうなのに一歩引いた態度で…

9

365+1 小説

凪良ゆう  湖水きよ 

等身大の男の子

高校生で初めて好きになった相手との出会いから7年越しの恋のお話。
恋愛だけじゃなく、自分たちの未来に夢を描きながらキラキラした時間を過ごす綾野と紺がすごくうらやましかったです。読んでいてキュンキュンする場面でした。

一緒に東京に行こうと思いを1つにしていた二人。そこから、とある事情で紺と一緒に東京に行けなくなる綾野。そして別々の場所で違う時間を過ごすことですれ違っていく姿がとてもリアルだと…

3

雨降りvega 小説

凪良ゆう  麻々原絵里依 

凪良さんの作品で一番好きかも

ネットで知り合った年上の男性。
本名も知らず恋したその相手は、姉の婚約者だったというありがちな設定なのに、切なくて胸が絞られるようで読んでいてずっと苦しかった。
さすが凪良さん。
最初に出てくる七夕の織姫と彦星の話、二人が会うときはいつも雨、けして一緒には見れない満天の星空、プラネタリウム、キャラメル、万年筆、そして天球儀のストラップのからくり!いやーもう小さなモチーフの散りばめ方の巧さにや…

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