凪良ゆうさんのレビュー一覧

未完成 小説

凪良ゆう  草間さかえ 

王道の素晴らしさよ。

使い古された設定で、ありがちな展開。
なのにどうしてこんなに心が揺さぶられるのでしょうかーーーー(叫)
瀬名ですな。瀬名が可愛いんです。すぐに拗ねるけど、すぐに反省する。駆け引きなんて知ったこっちゃない。男前でモテモテなのに一途!
こんな人いないでしょーよ、神様か!という設定なのに生々しい。可愛い。可愛い。
こんな年下オトコに言い寄られたら撃沈する自信がある。
対して先生。
一見地味な…

5

ショートケーキの苺にはさわらないで 小説

凪良ゆう  草間さかえ 

まさかの!

最近凪良ゆうさんの小説にはまり1日一冊ペースで読み漁っています。
こちらは何の前知識もなく手に取りましたが、思っていたよりもずっしりと重たい話でした。命について考えさせられる話だとは思わなかった。
オタクとアンドロイドのコメディタッチの軽い恋愛を想像してただけにボディにきました。ボッコボコです。
読み終わった後は納得と言えば納得なのですが、読後感が良いかと聞かれれば、そうでも無いです。
ス…

8

全ての恋は病から 小説

凪良ゆう  車折まゆ 

社会不適合者の恋

恋とはどんなものかしら?~
某月9ドラマを観ていたばかりだったので、そんなフレーズがふと頭に浮かぶ。
恋愛不適合者以前に、こちらは社会不適合者同士の恋。

祖母の厳しい躾がトラウマになり片付けられなくなった男。
人肌(男限定)に触れてモフモフしたい欲求を抑えることが出来ず、いつかゲイの性犯罪者になるのではと悩んできた男。

片付ける≒モフモフさせる
お互いの利害が一致して、契約関係…

1

全ての恋は病から 小説

凪良ゆう  車折まゆ 

お似合いです

軽めのコメディです。大学の先輩後輩のお話。
CPそれぞれの設定が面白いです。先輩の椎名は経済学部の王子さまと言われているが実は汚部屋の持ち主。後輩の夏市はゲイで世話焼きでいつでも人肌に触れていないとダメな体質。

椎名先輩の引っ越しで偶然ふたりはお隣さん同士となる。
夏市が椎名先輩の汚部屋の秘密を知り、椎名先輩をもふもふさせてもらう代わりに部屋の掃除をするようになる。Hはしない約束だがだん…

0

真夜中クロニクル 小説

凪良ゆう  小山田あみ 

キミの太陽になりたい

実在する病気という少し重めのテーマを扱っている分、少し読むのに勇気がいる作品でした。

終盤のカタルシスへの布石だとわかっていても、序盤の鬱屈した受けの少年時代は読んでいてとても切なく苦しかったです。
生来の枷から、どうしても内に内に籠もってしまいがちなパーソナリティの受けですが、そんな受けにまっすぐ向き合い続け、受けを正しく照らせない太陽のかわりになろうとするかのように明るく受けを愛する年…

2

愛しのいばら姫 小説

凪良ゆう  湖水きよ 

わたし的には珍しい現象

凪良さんにハズレなしと毎度言ってるけど、これはなんだろう・・・なにがだめだったのか。
ファッション業界が自分的に地雷なのか?
作者のノリノリ感が伝わってくると反比例してテンションが下がるという傾向もあるっちゃある。
久保田が人たらしというほど魅力を感じなかったってのもある。
ハイジのユキちゃんが好きアピールを男にしてる里江をマドンナだなんて言ってる時点でさ。朝倉南になりたいだなんて、いやも…

3

おやすみなさい、また明日 小説

凪良ゆう  小山田あみ 

BLである必要無くないか?

まず、とってもいい話だったんです。
テーマがはっきりしていてまとまりも良く、泣かせるところもあり、感動しました。

しかし…題名の通り、Blである必要を感じなかった。これに尽きます。
つぐみをそのまま女の子にしても話が通っちゃうんですよね…。
むしろ、その方がテーマが際立つ。
健忘症の男とそれを支えて連れ添う女の話。
献身的に支える妻。困難と戦いながらも追い詰められていくその先に深い…

4

美しい彼 小説

凪良ゆう  葛西リカコ 

なんだツンデレちゃんだ!!

お互い自分の穴の開いてた部分を埋めてる感じがしました。 
だから平良がああいう扱いを受けても清居を崇拝したり、
あの学校生活を頑張れたんだと思う。 
でも私はその部分ではあまり萌なかった…(^^;) 

話に入り込んでいったのは卒業で一度離れ、再開してから!!!
清居の気持ちがハッキリとしてからが面白かった~っ。 
相変わらず平良とのズレはダラダラ続いてるけど、
我慢できずに自分の…

7

愛しのいばら姫 小説

凪良ゆう  湖水きよ 

人たらしにたらされた

前作未読です。
どうやら前作のストーリーで二人の出会いがあったようなのですが、未読なものであまりわかりません。
ただ、トップを張るモデルと弱小ブランドのデザイナーが出会えたのは、そのおかげだったようです。
その辺りは多少物足りなさ(え?この人が攻めでしたかとなった序盤・笑)はありますが、こちらだけでも問題はないように思います。

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受けの靫彦…

9

美しい彼 小説

凪良ゆう  葛西リカコ 

本当に彼は美しいのか

ランキングを見て、購入を決めました。
長期間、ランキング上位だったので、かなり期待して
ドキドキして読み始めました。

読後の感想としては…
後半にいくにつれて、まあまあ良くはなったけど、
前半は、もう最悪。

後半の良さを補いきれない
最悪の前半でしたね。


タイトルは「美しい彼」。
彼とは、神々しさもある清居(受け)が「彼」です。
でも、彼は本当に美しいんですかね…

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