total review:279106today:58
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
131/173(合計:1729件)
凪良ゆう 小山田あみ
高律
ネタバレ
なんとも、お洒落な言葉です。 最初出会った時、攻めはまだ小学5年生。 ちょっと子供過ぎやしませんか?と思いました。 確かに大人になれば、歳の差も気にならないでしょうが 18歳と11歳は、ちょっとした犯罪です。 しかし、時間の流れがそういうことを忘れさせ 大人になった2人の、心の葛藤をとても丁寧に書かれていて 難しい病気で辛い思いをしてきたニーナが 人間らしい感情や愛情を持つまで…
麗音
10年付き合って9年共に暮らした同性のペートナーから別れを切り出された小説家のつぐみが、記憶障害の病を抱えていながら懸命に生きる青年朔太郎との出会いでお互いが癒され共に生きていく糧となっていくお話です。 つぐみは、もう恋はしたくないと臆病になる気持ちでいたのに、いつしか朔太郎に対して友情以上の感情が芽生えていきます。 でも、朔太郎の方もつぐみに特別な感情を持っていそうなのに一歩引いた態度で…
凪良ゆう 湖水きよ
穂のか
高校生で初めて好きになった相手との出会いから7年越しの恋のお話。 恋愛だけじゃなく、自分たちの未来に夢を描きながらキラキラした時間を過ごす綾野と紺がすごくうらやましかったです。読んでいてキュンキュンする場面でした。 一緒に東京に行こうと思いを1つにしていた二人。そこから、とある事情で紺と一緒に東京に行けなくなる綾野。そして別々の場所で違う時間を過ごすことですれ違っていく姿がとてもリアルだと…
凪良ゆう 麻々原絵里依
イサヲ
ネットで知り合った年上の男性。 本名も知らず恋したその相手は、姉の婚約者だったというありがちな設定なのに、切なくて胸が絞られるようで読んでいてずっと苦しかった。 さすが凪良さん。 最初に出てくる七夕の織姫と彦星の話、二人が会うときはいつも雨、けして一緒には見れない満天の星空、プラネタリウム、キャラメル、万年筆、そして天球儀のストラップのからくり!いやーもう小さなモチーフの散りばめ方の巧さにや…
主人公たちの人生のある一時期を切り取ったものを読んでいたはずなのに、最後のSSにはやられた。涙が止まらない。 凪良さんの作品は独特なリズムがあって、すごく好きなんだけど、だいたいがせつなくて読み返せない。 それにしても・・・私は本を読む前にすぐカバーかけて絶対に表紙や帯は見ないようにしてるんだけど、それは今回みたい帯にネタバレしてる場合が多いから。 なんでいちばん肝なとこを書くんだろう(#・…
凪良ゆう 穂波ゆきね
すれ違いもたいがいにしてほしい!いやいやこれまた焦らさまくりました。 ナツメが上京した後の展開がもうたまらく切ないし、いったいいつになったらこの二人の気持ちは通じ合うんだと、いらいらしましたよまったく。 幼馴染の間に恋愛って、実際のとこ成り立たないと常々思っているので、それを思い出さないように気をつけて幼馴染物を読むのですが、このお話はリアルでした。 成り立つな。思い込み撤回。 穂波さ…
凪良さんがノリノリで書かれてることが伝わってくる一冊だった。 ヤコ先生が男前で男らしくてカッコ良かったし、貢藤の内面がこんなだったなんて、なんというギャップ萌え! 穂波さんのイラストは大好きなんだけど、優しげなタレ目がお得意だと思うので、外を歩くとモーゼの十戒ができるほどのヤクザ顔を描くのは厳しかったのかも。 気になってしまったのは、フリルの純白なエプロンって書いてあるのに、このトーンはピン…
凪良さんの作品で面白くなかったものはあるかなあ。いや、ない。(反語) 地方の高校から専学へ一緒に進み、スタイリストとヘアメイクを目指す二人。 高校時代の淡い恋愛の始まりにはときめかされたし、遠恋になってうまくいかなくなったときはそれぞれの視点から読ませてもらえて、どちらにも感情移入することができた。 しかし綾野のお母さん。母親として違和感は拭えなかったあなあ。 もうちょっと子供のことを考え…
凪良ゆう 高久尚子
みなさん書かれているように、確かに重く暗いイメージがある シリアスもののように感じますが それ以上に、人間として考えさせられるという意味で深いストーリーだと思いました。 内容が、殺人未遂、逃亡、近親相姦、家庭崩壊、浮気、、裏切り、自殺・・など どれをとってもマイナスなイメージしかわかないワードばかりが このお話にはてんこ盛りで、どう考えても暗いのですが 高知と遠召が二人で過ごした日々は…
なんて男気のある方、ヤコ先生。 小説なんで声は聞こえないけど、なんだかどすの利いた声が聞こえそうな そんな錯覚に落ちるほど、思いきりが良く男前。 だけどやっぱり乙女なところは変わらない。 落ちるときはとことん落ちて、浮上するまで時間もかかるけど 自分の中で納得すると、すいすいと浮き上がってきて スパッと竹を割ったような・・・とはまさにこのこと。 貢藤の悩みも気持ちも、ぜんぶわかってい…