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凪良ゆう 二宮悦巳
雀影
昨年から、様々な色合いの作品を発表し続けていた凪良先生。 今回の初ディアプラス文庫は切なさ満載のひっそりとしたお話になりました。 過去に囚われて、恋愛することに臆病になっていた主人公・仁居が、これも、過去に囚われて恋愛関係が上手く続けられない国立と、子猫を拾った事をきっかけにして、少しずつ歩み寄っていく。 恋にのめり込んで、また傷つくのを怖れ、いつでも戻れると自分に言い聞かせながら、本当に少…
やまいも
ネタバレ
透明感のある美しく透き通るような表紙がぴったりのストーリー。 心情の変化が丁寧に優しく紡がれる物語でした。 主人公の仁居は両親を幼い頃に心中で亡くし、引き取られた叔母宅からも見放され、17歳という若さで一人暮らしを始めた。 さらに17歳の時、寂しさを埋めるように出会った男に、「重い」と無下に捨てられた記憶がこびりついている。 そうした辛い背景がありますが、物語を一言で表すと「優しい…
ポッチ
作家買いです。 もともとトラウマを持つネガティブな受けが、攻めに愛されトラウマの呪縛から解放される、という設定が好きなこともあってあらすじを拝見した時から非常に楽しみにしていました。 内容はすでに書いてくださっているので感想を。 受けの仁居が恋愛に対して臆病になったのは初めて好きになった彼に「お前の愛は重すぎる」と言われたことがきっかけではあります。 が、その前に彼の両親が自ら命を…
メグタン
BLの物語のはじまりはさまざま。 ちょっと昔の王道といえば「王子様が窓辺の姫をさらう」 (または石油王が庶民をさらう、でも応用可)ですが… このお話はというと… 窓辺の姫は、質素なお部屋でひっそりと暮らすことを望み、 王子様なんて待っていない、むしろそっとしておいて欲しい様子。 窓の下から姫に声をかける王子も、 脛に傷を持っており、姫をさらうほどの強引さを持っていない。 そ…
冬草
凪良ゆうさんの作品は、 これまで何冊か手に取って読んだことがあるのですが、 今作は今までの中で一番心に寄り添ってくれるような 親近感を覚える、やさしくあたたかな物語でした。 幼い頃に両親が他界し、 引き取られた叔母家族とは埋まらない溝があり 17歳にして、ひとり孤独の中へと追いやられた仁居。 そして追い打ちをかけるかのように 当時高校生の仁居にとって、唯一の居場所だった恋人・佐…
あやちゅけ
激しく複雑な過去を持つ受けと、 同じく過去を持つ攻めの話。 視点は「受け」→「攻め」→「受け」と変化します。 なので主人公としては、総じてやはり受けなのかな、と。 ニアリーイコールという題名なのですが、 最初は、この題名は作品には合わないんじゃないかと 思いました。 「同じようでいて、同じじゃない」 これは、「恋」のことを言っているのだと思いました。 だから、今の「恋…
凪良ゆう 葛西リカコ
さくらくさ
これ読んだせいで寝不足です! ほんとに面白かった スクールカーストの頂点にいた清居と、その底辺にいた平良。下克上モノとは、まさにこの作品のことを言うのでしょうか!? なんでもかんでも清居にパシリに使われていた平良が、話が進むにつれ、清居を振り回していきます。というか、清居が勝手に(?)平良に振り回されます。 清居は最初は平良には目もくれてなかったのに、気がついたら平良のことが好…
凪良ゆう 草間さかえ
はなみなは
読了感ほっこりの良い作品でした! 萌えたりはしなかったんだけど大満足です♪ おじいちゃんが一番好きだなーっ! BLなのにwww一番はおじいちゃんwwww 最近の凪良先生は攻め視点と受け視点が 混ざったのが多い感じがします。 読んだのがたまたまそうだったのかな・・・ 私はBLは少女漫画の延長戦で読んでる みたいなところがあるので受け視点が好きです。 凪良先生の本だったら攻め視点…
夜明
ちるちるで話題になっていたので買ってみました。 一言で言うなら「攻が気持ち悪い」!です!(笑)けなしてないですよ! 後半になってカッコよくなるのかと思っていたのですが、全く変わりませんでした。最初から最後まで気持ち悪かったです。(褒め言葉) 吃音持ちで暗くてスクールカースト最底辺の平良、そして平良をパシりにするグループの一人、イケメンで傲慢な俺様の清居を中心に、高校生活から大学生らへんま…
宮原きの子
タイトルの「ここで待ってる」飴屋が言いそうですよね。 表紙でも口絵でも「ここで待ってる」って言ってそう。 「ここで待ってるから早く」的な。 人妻ホイホイに笑った。 成田の中学生頃の話なんだけど、母の再婚でできた義父と義妹。 義妹は実の母を亡くしているから情緒不安定。 なんか、妹にも事情があるしまだ幼いんだけど…色々と悟ってお祖父ちゃんと暮らすと言った成田。 子供にそん…