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凪良ゆう 葛西リカコ
粉雪
ネタバレ
スクールカーストっていうキーワードが若干地雷なもので、なかなか手を出せずにいたんですが、思い切って読んでみて良かったです! さすが凪良さん。 ストーリー展開が本当に絶妙で、1日で一気に読んでしました☆ この作品の最大の魅力は前半と後半のギャップでしょうか。 ギャップといっても清居のですけど。 平良は最初から最後まで安定のキモい男ですからね(笑) 前半は完全に王様と下僕な関係。 …
凪良ゆう 湖水きよ
悠宇
365+1のスピンオフ作品として書かれたもののようですが、前作を読んでいなくても問題はないと思います! 読んだほうがスパイスが、かかってもっとこの本の旨みを、引き出してくれると思うところもあります! 本編ですが、アパレル業界の話ということで、とてもリアルで、面白かったです。大前提にBL小説というところもありますが、普通に業界の話としても、とても面白くて、前向きになれる作品でした。自分に価値…
himaji
私の求めていた理想のカップルです。 気持ち悪いくらい清居(受)が好きな平良(攻)と、プライドが高くツンツンしがちだけどいつのまにか平良が気になってる清居・・・ 清居は愛に飢えているので、自分の事を好きすぎる平良に対して、盛大に引きつつも心の底ではまんざらでもなく・・・なところがもうツボすぎます。 前半は平良のいじめのシーンがあるので、すこし読むのがつらいところもあり、平良の視点なので清居の気…
凪良ゆう 二宮悦巳
いず
凪良先生の作品を読む度に、人間とはこれほどまでに相手のことを考えられるのか、自分の感情を殺すことができるのかと、自らの浅はかさを思い知らされます。 相手のことを思いやれる人の生き方が綴られていて、こんな風に物事を捉えられたらなと望んでしまいました。 受けの仁居と攻めの国立がそれぞれに抱える痛みを吐露し、和らげ、理解していく様はなんとも切なく、二人が寄り添いあっていく所以を感じとることができ…
凪良ゆう 草間さかえ
snowblack
小悪魔ビッチという謳い文句からのイメージは いい意味で裏切られる、心温まる作品。 草間さんの表紙が手触りをよく伝えている。 極真空手の師範代・成田は、実はゲイ、 小悪魔ビッチ系がお好きという、彼の日頃に似合わぬお好み。 おかげでいい男なのに、いつも実りのない恋愛をしている。 ある夜、ゲイバーでドストライクの飴屋に出会い いい雰囲気になりながらも逃げられてしまうのだが…… …
凪良ゆう サクラサクヤ
宮原きの子
どうなんだろう。記憶なくした勢田の身元を隠して引き取り、勢田の家族の連絡先はわかるのに勢田を装って嘘のメールで誤魔化す。日永のしてることは犯罪で悪いことだよね。 それを知った時の勢田の反応がどうなるのかハラハラした。 記憶がない間、勢田の不安などがほとんどなくて家族探したいとか今の状況が変だとか思わなかったんだろうか。 見知らぬ男と最初は名前もわからなかった記憶喪失の自分。 日…
もこ
がっつり凪良さんらしい攻だなと読み終えて思いました。 最後のまとまりがよく、ハッピーエンドおめでとうと叫びたい! さて、今回はストーカー攻ですね。 受が好きすぎて執着しまくる攻です。大好物っ! 「うまいじゃん」何気なくかけた言葉が嬉しくて。 もらった甘酸っぱい飴玉の味が忘れられなくて。 それで世界がすべて受一色になってしまう。 自分の世界はすべて受で回ってて、どんなことでもしてあ…
冬草
凪良ゆうさんは、描かれる文体がとてもしっかりしているので 安心して読むことのできる作家さんのお一人です。 物語やキャラクターの設定と、表現の仕方等から 作品によっては、好みのものとそうでないものに分かれますが、 今作は個人的に見事、ハートを鷲掴みにされました。 この作品の一番の魅力は、何と言っても メインCPのキャラクターにあるように思います。 自分のことをモデルという商品として…
凪良ゆう 麻々原絵里依
キリヱ
ゲイである事を隠している以外、特に悲惨な設定のない普通の家庭の子が、好きになったメール友達は実は姉の婚約者だったというお話。 キャラメルの様に甘く、時折歯にくっついて不快になる感じの小説でした。でも嫌いじゃないです。とても好き。 あまりに「ああ、あるある」という事が多過ぎて、色々過去を思い出してしまいました。 似た心境に陥った事のない方は、「なんだ、こりゃ」としか思わないかもしれません…
凪良ゆう 高久尚子
凪良さんの作品を読み始めたばかりですが、どうしましょう。 この話も大好きです! 暗い話ですが、ちゃんと消化出来ているので不快感はなかったです。 世捨て人の様な遠召と逃亡犯の高知。穏やかな日常の些細な会話がたまらないです。 それから最後の逃亡(?)シーン。 辿り着いた此処が果てなのだからという言葉が胸に沁みます。 こんなに暗く救いのない二人なのに、何故かとても穏やかに読めました。 …