凪良ゆうさんのレビュー一覧

恋愛犯 Love holic 小説

凪良ゆう  サクラサクヤ 

恋愛犯

がっつり凪良さんらしい攻だなと読み終えて思いました。
最後のまとまりがよく、ハッピーエンドおめでとうと叫びたい!

さて、今回はストーカー攻ですね。
受が好きすぎて執着しまくる攻です。大好物っ!
「うまいじゃん」何気なくかけた言葉が嬉しくて。
もらった甘酸っぱい飴玉の味が忘れられなくて。
それで世界がすべて受一色になってしまう。
自分の世界はすべて受で回ってて、どんなことでもしてあ…

2

愛しのいばら姫 小説

凪良ゆう  湖水きよ 

きみに捧げるカメリア

凪良ゆうさんは、描かれる文体がとてもしっかりしているので
安心して読むことのできる作家さんのお一人です。
物語やキャラクターの設定と、表現の仕方等から
作品によっては、好みのものとそうでないものに分かれますが、
今作は個人的に見事、ハートを鷲掴みにされました。

この作品の一番の魅力は、何と言っても
メインCPのキャラクターにあるように思います。
自分のことをモデルという商品として…

7

雨降りvega 小説

凪良ゆう  麻々原絵里依 

キャラメルみたいなお話

ゲイである事を隠している以外、特に悲惨な設定のない普通の家庭の子が、好きになったメール友達は実は姉の婚約者だったというお話。
 キャラメルの様に甘く、時折歯にくっついて不快になる感じの小説でした。でも嫌いじゃないです。とても好き。
 あまりに「ああ、あるある」という事が多過ぎて、色々過去を思い出してしまいました。
 似た心境に陥った事のない方は、「なんだ、こりゃ」としか思わないかもしれません…

10

天涯行き 小説

凪良ゆう  高久尚子 

辿り着いた果て

凪良さんの作品を読み始めたばかりですが、どうしましょう。
この話も大好きです!

暗い話ですが、ちゃんと消化出来ているので不快感はなかったです。
世捨て人の様な遠召と逃亡犯の高知。穏やかな日常の些細な会話がたまらないです。
それから最後の逃亡(?)シーン。
辿り着いた此処が果てなのだからという言葉が胸に沁みます。
こんなに暗く救いのない二人なのに、何故かとても穏やかに読めました。

2

美しい彼 小説

凪良ゆう  葛西リカコ 

平良は尼になるのです

『ビタースイート・ループ』は平良(攻)目線で
『あまくて、にがい。』から清居(受)目線に切り変わります。
『月齢14』は無事くっついた二人のいちゃいちゃ話。
『Chestnut』は平良がモンブランの上に栗を乗っけるお話。

平良が清居を崇め奉らい、喜んでパシられ、立派なストーカーになり
ほんで気づいたら清居も平良を好きになってて、なんやかんやあって
結局うまくいく感じです。

清…

2

ショートケーキの苺にはさわらないで 小説

凪良ゆう  草間さかえ 

数ある障害を乗り越えて

期待以上によかったです。
読んだ後、とても幸せな気持ちになりました。

人間とアンドロイドとの恋愛ということで、普通の恋愛以上のハードルの高さです。
人間の南里は、向けられる愛情が心からのものなのか、単なるプログラムなのか分からず悩みますし、
アンドロイドのシンは、自分の本来の機能を使わずに、ただただ大事にされるということに不安を感じたりします。
そんなこんなでお互いに苦悩しながらも、…

5

おやすみなさい、また明日 小説

凪良ゆう  小山田あみ 

泣けますよ!!おすすめです

 ぼろ泣きですね。
 人付き合いが苦手な小説家、遠藤告美と記憶障害を持った荒野朔太郎の恋。二人とも強引な性質ではなく、それぞれ性格や性質に負い目があるため、好きなのに友達でいようとする。切ない。
 一人で生きていく、もう誰とも恋愛はしないと決めて生きてきた朔太郎がその決意を覆して「そばにいてほしい」とつぐみに告げるシーンは泣ける。そして続編で、朔太郎がつぐみよりも長生き去るという約束を果たした…

3

美しい彼 小説

凪良ゆう  葛西リカコ 

やっぱり美しい

電子になるの待ってた、お楽しみ作品!

気取らない文章の読みやすさは、ピカ1。
そして、この主従の設定に、皆さんどんな内容なのかと惹き付けられたんじゃないでしょうか。

どうやって好きになるのか、どっちが攻めか。
どんな風に落ちるのか、落とすのか。

パシリにされて、とても好きになれるような相手じゃない設定なのに、そこを、彼らの心情の機微を上手く書き出して、誘導していく作者様に脱帽…

17

おやすみなさい、また明日 小説

凪良ゆう  小山田あみ 

許される物語

お友達の大プッシュで読んでみたのですが、有難う!!友よ!!
凪良さんは「未完成」「美しい彼」「お菓子の家」に続いて4冊目ですが、これは大当たりですよ!
記憶障害を持つ青年と長年連れ添った相手に振られた作家のお話。
本当にもどかしいけれど、優しい物語でした。
未だ量を読んだ訳ではないけれど、凪良さんは恋愛ものというよりも自分の居場所を見付ける話を描かれる方なのかなと思いました。
連れ添って…

5

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美しい彼目当て

美しい彼のSS目当てに、もう一冊こちらを購入しました。
やはり面白いです!
「かわいそうな彼」、しっくりくるタイトルでニンマリしました。
かわいそうな彼は、かなり「怪しい彼」じゃないですかね?そんなところも微笑ましくかわいいです。
相変わらず、平良の独創性と着想が飛んでいて素晴らしい!その創造性で、将来は脚本書いたら面白そう。
その妄想力と想像力で刑事ドラマの脚本書いたら、平良の誰にも真…

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