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ふゆの仁子 奈良千春
みにに
ネタバレ
アメリカの流通大手企業と中華系裏社会を舞台に繰り広げられる長編シリーズ(?)の19作目。『龍の帰還』ということで、龍であるティエン(攻)と高柳(受)がメインの話……ではあるのですが今までの登場人物が濃いめに色々出てきます。このシリーズは巻数表記がないし、毎回作品冒頭での設定説明もしっかりされてるのである程度は単巻で読むことも想定されているかもしれませんが、タイトル頭文字で『龍』『獅子』『鳳凰』『虎…
あーちゃん2016
「騎士の誓い」を協力書店さんで購入した際にいただけるペーパー。雑誌プレゼントでいただいてしまいました。本編よりずっと濃いランスロットの想いがあふれるお話で、「しまった、これは本編と一緒の時期に読んでおくべきだった」と激しく後悔。本編をとてもとてもとても補うお話で、これは本編に入れておいていただきたかったです。 「日本に帰ろう」としてラフラン湖に入った樹里を連れ戻し、初めて樹里を抱いたランスロ…
沙野風結子 奈良千春
ましゅ
久し振りにファンタジーもの読みましたがなかなか読みやすく楽しかったです。 しかし真の戦いはこれからで…というところで終わっています。 なかなかにもどかしいですね。 悪の根源がやられるところまで読みたいです。 本当に信じていいのか…とルカには随分かき回されました。 萎え萌え……なんだかんだ一番印象に残りましたよ(笑) 諸々教え込まれた体は痛々しくもそこらの描写ももっとじっくりたっぷり…
フランク
前作では名前しか出てこず、彼はいずこ?状態だった末弟ナギが主人公。 記憶を無くしたナギは元奴隷ばかりを集めた海賊船のキャプテン・サガンに拾われて、割と早い段階でお互いに良い雰囲気になるし、彼らが目指す処女海域が、ナギの祖国である事は読んでてわかるので、何とか辿り着いて、ナギも記憶を戻してめでたしめでたしでしょ?と読んでたら、なまっちょろい予想を嘲笑うがごとく、途中から怒涛の展開に…… …
沙野先生に奈良先生、これまたマストバイな組み合わせ。さあ今度はどんなお話よ?と思ったら、男臭い海賊+ダークな妖精ちゃんたち??? なぜ?かというと、どう考えても終わってない!これは終わってないでしょ?先生!!!という終わり方だったためです。続かないと暴れる!と思うので、今は萌にしました。本編230P超+あとがき。(9月17日続編決定との先生ツイを発見しました\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)…
チェンジリングをAmazonで購入した場合についてくるSSペーパー。 本編より過去、ゼインとルカが初めて出会った時のお話でした。 以下がっつりネタバレ。 9歳のルカ。妖精の取り換え子として修道院に隔離されています。三か月前に先の大司教が亡くなって、国王の弟であるハネスが大司教となり、ルカのいる修道院を訪れたのですが、その時から大司教から祝福を享けるようになり・・・というお話。 …
帝になるべく育ってきた矜持の高い受けが、敵国との停戦と同盟締結のために身体を差し出すことになり、祖国のために耐え忍ぶ……。 萌えます。 敵であり嫌悪すべき相手なのに、いつしか…… 萌えます。 公人として国のために…それとも一個人として……と揺れ動く。 萌えます。 そういうお約束萌えの他に、攻めにかかっている「呪い」の謎や、受けが祖国では裏切り者扱いになってお…
千地イチ 奈良千春
何人たりともハコイチさんを汚したり、損なうことができない不可侵ともいえる無垢さが愛おしかったです。 それに対して、借金まみれで自堕落な生活を送る小菅のダメっぷりときたら……。 そんな小菅の諦めと足掻きと自己嫌悪など鬱屈した気持ちが作品の中にぎゅうぎゅうに詰まってるけど、どこか嫌いになれませんでした。 デザイナーを夢見て美大受験に励んだ小菅は、受験で完全に燃え尽きてしまったんだなぁと。…
岩本薫 奈良千春
M
大人なヤクザもの。 ヤクザの跡目として生まれた檜垣鳴海。 彼はヤクザの抗争に巻き込まれたことで、母親を失い、ヤクザが大嫌いになる。 そして、18になると同時に海外に行き、今は生まれ育った地で、探偵になっていた。 そんな彼の忘れられない男が、幼い自分の面倒を見てくれていて、今は組長代理として組を支える男・甲斐征之だった。 ある日、鳴海の元に持ち込まれた仕事は、裏にヤクザ…
fandesu
今年、ふたつのシリーズ物が完結した沙野さんですが「新たなシリーズの始まり?」と思います。 あとがきを読む限りにおいては『売れたら』なのでしょうけれども。 でも多分、大丈夫だと思うの。 だって、とても面白かったんですもん。 評価が『神』でないのは、お話の途中で示されている謎(って言うか、予言)がひとつ、明らかになっていないからです。それが気になって尾を引いたものですから、今回は『萌2』で。 …