奈良千春さんのレビュー一覧

交渉人は振り返る 小説

榎田尤利  奈良千春 

待ってたました 3巻!!

シリアスとコミカルな感じが
ちょうどいい具合で
ホントー期待通りで面白かったです。一気読み×2(笑)

相変わらずの 兵頭×芽吹のやり取り。
なかなか芽吹きは言葉にして 
兵頭に 思いを伝えないのだけれど(嫉妬したりしてるくせにね~) 
身体はしっかり反応してて・・・うふふっ♪でした。

兵頭も
ここぞという時に 表で時には陰でしっかり芽吹を支えていて男前でした。
惚れちゃい…

1

デコイ-囮鳥- 小説

英田サキ  奈良千春 

記憶喪失

安見は雨の中目を覚ますと手には拳銃、そして目の前には1人の男が立っていました。
男は火野といい、安見の同居人だと言います。
そして安見はある男を殺し、記憶喪失になったと告げられます。
火野はどんなことがあっても安見を守ると言いますが、火野との関係や火野の職業を知って、安見はますます火野との接点がわからなくなります。

記憶喪失もの。
安見は自分のことも交友関係すらわからない状態。
で…

2

愛してないと云ってくれ 小説

中原一也  奈良千春 

エロオヤジが実は

脱いだら凄いエロオヤジが、○○を持っても凄かったと言うお話。

「屈強なオヤジどもを蹴散らす青年医師(美人)」
荒くれオヤジに怯むことなく、エロオヤジのセクハラ発言もかわしつつ、ドヤ街の診療所を切り盛りしている坂下。
売り言葉に買い言葉で、斑目に抱かれることになったら、、、

斑目に一発で堕ちてしまった坂下、
更にある事件で、斑目のもう一つの顔を知ってしまったら、もうメロメロ
それ…

3

交渉人は黙らない 小説

榎田尤利  奈良千春 

Not ネコ屋

ヤクザ×交渉人。
内容はハードかなあと思ってましたが、そんなことありませんでした。
むしろおもしろかったですw

交渉人として自分の事務所を持つ芽吹のもとにある男が現れます。
男はここは自分のシマだからお前は俺のものになれと勝手なことを言い芽吹を混乱させます。
でも男の顔をよく見ると…高校のときの後輩の兵頭だったのです。
しかも彼はヤクザの若頭になっていてホモだという噂が。
そんな…

2

誘惑 小説

藤代葎  奈良千春 

何が一番描きたかったのかな?

藤代さんデビュー作、社長×ボディガードものです。何と言うか評価に困る作品でした。“ボディガードという特殊なワークもの”、“犯人が誰か分からないサスペンスもの”、“守る者と守られる者という非日常下の恋愛もの”、そのどれでもあるようでどれでもないような…どのスタンスなのか読んでいて判断がつきませんでした。

伶俐な美貌をもつ有能なボディガードの主人公の咲坂と、「警備は必要ない」と言い切る建設会社社…

3

3シェイク 小説

秀香穂里  奈良千春 

獣な本能

表紙からしておどろおどろしい3P物
粘着質な変態映画監督と、傲慢な年下男にとらえられてしまった、クールな美人マネージャーさんのお話。

変態さんの屁理屈と、傲岸不遜な野獣の力でねじ伏せられた岡崎。
佐野と幸村の二人がかりでの暴き尽くすような刺激的なセックス。
それでも岡崎は、仕事になれば、何事もなかったかのような、クールな姿のまま。
一方幸村は、幸村なりに一途に岡崎を思っている。
そ…

2

小説

水原とほる  奈良千春 

凌辱短編集

見事なほどに、水原とほるの世界です。
『窓』は、レイプからはじまって共依存へと結実する関係。
『温い血』は、ショタで近親相姦でお仕置きで
『秘密』は、3PのSM。かなりハードです。
『黄色い花』は、屈折した師弟愛。
あと、全体的に排泄関係の描写がバンバン出てきますので、苦手なかたは気をつけて下さい。
最近の作品は、むしろ痛い度がゆるくなってきてるんだなァとかも思わされましたw
『夏陰』『箍冬』の長…

7

赤い呪縛 小説

松田美優  奈良千春 

兄の執着と弟の依存

密かに弟を想い続けていた兄がある日爆発し、その波紋は恋人や家族にまで及んでゆく・・・

王道な展開なのに飽きさせずに読ませるのは、キャラクターの魅力でしょうか。
イマドキ男子高校生な弟・日向とガテン系の兄・龍昇が、めちゃくちゃ色っぽい!
奈良さんの絵と相まって、龍昇、雄のフェロモン垂れ流しすぎ・・・
喧嘩をすると容赦なく日向のこと殴ったりするのに、えっちの時は愛おしさを隠さないんですね。…

1

赤い呪縛 小説

松田美優  奈良千春 

ちょっとイラつく近親もの

兄×弟ですが正確には次男×三男。
日向には2人の兄がいます。長男の龍慶(日向と10歳差)と次男の龍昇(日向と6歳差)。そして三男が日向。
3人とも母は一緒ですが、日向だけ父が違います。なので逞しく男らしい兄2人に比べ、色白で見たも華奢な日向。
父はいなく、長男の龍慶は社員寮に入っていてめったに家に帰ってこないので、家には日向と龍昇と母だけ。
そんなある日、日向は龍昇に「俺はもうお前を、弟と…

2

唇で壊される。 小説

橘紅緒  奈良千春 

独特の雰囲気でした

橘紅緒さんの小説には、独特の雰囲気があると思います。正反対な雰囲気が同居してる感じです。メルヘンでふわふわした雰囲気と、退廃してささくれた雰囲気。
どちらかといえば苦手な雰囲気なんですが、それでも最後までググッと惹き付けられて読んでしまいました。

主人公は恋愛にトラウマを持つ大学生です。
遊び相手はたくさんいて、挨拶のようにキスはするけど、それ以上は許さない。
そんな彼が、ある男と出会ってから変…

3
PAGE TOP