奈良千春さんのレビュー一覧

欲望の犬 小説

中原一也  奈良千春 

大型の黒いドーベルマン犬登場

おやじの中原さんの、20代の男たちのお話です。
主人公が検事という固い職業なんですが、割とポジティブなゲイが欲望に溺れて、、などというお話なのでガッツリエロです。
奈良絵と併せてとても楽しめました。

検事の水上は今まで年上の男性と、しかも渇望を満たすといっても、あくまでもお上品なSEXしかしてこなかった人です。
そんな彼が雨の日拾った男に、欲情している目に誘われたといって犯られちゃうの…

7

愛炎の檻 小説

バーバラ片桐  奈良千春 

全体の9割5分はエロで出来ています (*´д`*)

なんつーか とにかく激しくエロエロです
エロが9割5分を占めている中 残りの5分でちゃんとストーリーが出来上がっているんだから たいしたもんですヽ(・ω・)ノ
ムチとかローソクとか痛いことはなくて野秋くん(受)しょっぱなから感じまくってます 快楽責めってやつですか?
最後はちゃんとハッピーエンド♪ らぶらぶエッチもあります
なので 痛くないエロエロが読みたい方におすすめです

ところ…

0

秘書の嗜み 小説

鳩村衣杏  奈良千春 

こんな秘書なら傅かれてみたい、ちょっとヘタレのクールビューティーです

秘書と聞いて、かつて自分も体験した仕事であるだけに、この主人公・誉の苦労が手に取るようにわかって、少しばかし同化してしまいました。
しかし、ここまでの徹底した完璧さはなかったのですが・・・(汗)
それにしても、この攻め様及川にホレちゃいそうですよ。

誉は先代秘書の教えを忠実に実行する敏腕秘書。
片や及川は、社長の甥であるとともにモテまくりの広報部で、ガチガチに固い誉が苦手。
しかし、…

2

デコイ-迷鳥- 小説

英田サキ  奈良千春 

木で作られ羽ばたくことのない『デコイ』が ボロボロになりながらも ようやく自分の羽で空へ羽ばたいていったラストに涙したー。

火野、安見、那岐、加賀谷・・・4人の想いが交錯するお話。
-囮鳥-の続編になります。

記憶喪失の男 安見の記憶が戻り
火野と那岐の閉ざされた過去が語られます。

めまぐるしく明らかになる過去、過去、過去・・・
壮絶な過去が語られ
いつしか読者である私は、加賀谷視点になってました。
加賀谷が、壮絶な過去を持つ登場人物と読者を繋ぐ架け橋になってる気がしました。

火野と那岐が、…

7

デコイ-囮鳥- 小説

英田サキ  奈良千春 

身体は深く繋がるのに心をつかめない、心は惹かれ合うのに身体を繋げられない・・・どちらも酷くイビツなのに甘く読者の心を蝕むような魅力がある。

『デコイ』というのは、狩猟に使う木で作った囮の鳥のこと。
-囮鳥-そして続く-迷鳥-で完結するお話です。

奥多摩で殺された男の事件を発端に動き出す
2カップルのお話が綴られています。

記憶喪失の安見と殺し屋の火野。

犯人を追うヤクザ那岐と相棒の加賀谷。

身体は深く繋がるのに心をつかめない
心は惹かれ合うのに身体を繋げられない
どちらも酷くイビツなのに甘く読者の心を蝕…

4

交渉人は振り返る 小説

榎田尤利  奈良千春 

芽吹の内面の弱さが垣間見れた今作。

頭の回転が良く優男で愛される正義の味方
芽吹は、人情味あふれるネゴシエーター(交渉人)ですが
けっして完璧な人間じゃない。
そんな部分が垣間見れる今作だったように思いました。

検事や弁護士を経て交渉人になった芽吹
芽吹の“正義”とは何なのか・・・けっこう重いテーマだったと思います。
人を信じることは、自分を信じること。
常に暗示をかけ続ける芽吹の人間味がすごくよかった。

器…

3

交渉人は疑わない 小説

榎田尤利  奈良千春 

本編と挿絵どちらも絶妙なバランスv

本編を読む前の扉絵。
ケータイ電話に写りこんでいる人物は
まさしく先輩こと芽吹v
このケータイの持ち主が誰かなんていうのは
交渉人シリーズファンならすぐわかる仕様のイラストが
本当にこころ憎い演出なんですよぉーv

榎田尤利さんのお話もさることながら
奈良千春さんの挿絵も本当に素晴らしい。
どのページも食い入るように魅入ってしまった!

交渉人シリーズ2作目。
芽吹がホスト…

4

3シェイク 小説

秀香穂里  奈良千春 

進化も豹変も大好物です

色々と考えて、評価・レビュー内容を変更することに。(11/23)

マネージャーという立場の自らを裏方(黒子、陰の存在)と徹底しながらも、モデルやタレントといった『商品』をいかに的確に売り出すかに全身全霊を賭ける、野心がありプライドも高い主人公、岡崎。彼を組み伏せ、己のものにしようとする一匹目の獣は、野性味に溢れ不遜で大きな存在感を持つ新人モデル・幸村。二匹目は世界に名だたる映画監督で不気味で…

3

小説

水原とほる  奈良千春 

水原とほる先生初読みです。

フルコースがっつりでお腹いっぱいです。
凌辱、スカ、焼印、緊縛、スパンク、首輪、言葉責め、視姦、近親…。サービス満点過ぎます…!中でも排泄系は4作中3作にあって、こだわりを感じました。腸内洗浄描写があると安心する方なので歓迎です。

4つの短編それぞれの支配的関係(時にはアブノーマルなセックス)は端から見れば歪で依存ともとれるのですが、当人達には間違いなく精神の支えとなっているわけで…。その…

4

蜘蛛の褥 小説

沙野風結子  奈良千春 

執着具合に感服!

『蛇淫の血』はまだ読んでないのですが、内容は直接繋がっていないので最後まで楽しく読めました。

ネチネチした濃いお話が読みたくて手にした作品、これにして正解でした!
沙野風結子さんと奈良千春さんのお名前と裏表紙のあらすじに惹かれたんですが決定的だったのがカラーの口絵です。
一切着衣を乱していない久隅と一糸纏わぬ神谷の絡みが極上にエロかった‥
そんな、心惹かれるイラストでした。

ヤクザ×検事と相反…

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