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榎田尤利 奈良千春
縞々
いやもう、色々書いてやろうかと思ったのですが、書きたいことがありすぎて追いつかないのでやめました。 是非、読んでみて下さい。 突っ込みどころは多々あれど、満足満足な一冊です。 まだ読んでいない方へ。同性愛が云々、という話ではありません。 『人を信じることとは何か』『人が人と共に生きることはどういうことなのか』という問いに、榎田先生が、いや、主人公である交渉人・芽吹が芽吹なりに答えを導き出す…
しの
ネタバレ
4・5巻が発売されておりますが、通販がなかなか届かなくてもどかしくて、待っている間におさらいの3巻(笑) 「人を信じる」と言うのは本当に難しい。 闇雲に信じるのは怖いし、信じないのは自分が辛い。 芽吹は本当に自分に厳しくて、さらに「信じたいと願う」と言う事にすら罪悪感を抱いてしまう。 「信じたい」ってことは、反せば「信じてない」ってことだから。 そうだよね、とも思うし、違うよ~と…
ミドリ
上巻の、まさかのラストからの続きです。 兵頭に裏切られた芽吹は抜けがらのようになっています。 兵頭の新しい恋人となった天才詐欺師・環は、芽吹をさらに追い詰めようとあの手この手の嫌がらせをしてきます。 というか、嫌がらせという次元ではないですね。 環は人を傷つける天才です。 どん底まで落とされる芽吹ですが、そんな彼には仲間がいました。 本当の人の強さとは何か、芽吹が教えてくれた気がします…
ユッキ
天才詐欺師の環と芽吹との頭脳戦は読み応え十分でハラハラドキドキ。芽吹ネゴオフィスのチームワークが天才詐欺師の環に負け通しから、9回裏2outからの逆転満塁ホームラン劇はさながらハリウッド映画の様な高揚感すら味わえました。芽吹の過去の心の痛手から事件は複雑に絡み合い芽吹、環、兵頭の三角関係へ。やめてくれ~ってなる辛い場面もあったけどもビー玉に象徴される信頼する事の強さで乗り越えた胸がギュッとなりまし…
待望の交渉人シリーズの新刊です! しかも今回は2冊同時発売!この「嵌められる」のほうが上巻にあたるわけなんですが… 今回は芽吹の過去がついに明らかになるんですが、これがかなり辛い。 今までも芽吹は「人を信じる」ことを信条とし、痛々しい姿を見せつけてきましたが 今回は本当に、芽吹の心がポッキリと折れてしまうんじゃないかというくらい、 見ていて本当に痛かった。 さゆりさんが後半、芽吹のこと…
愁堂れな 奈良千春
秋羅真琴
何故だか、殺し屋に命を狙われる探偵の大牙はもと刑事。 殺し屋に狙われた人物は、大牙が刑事を辞めるきっかけになった事件の関係者で、しかも強盗犯に強姦された刑事だった。 殺し屋の華門 饒により、気持ちよくなるセックスをする。 饒により、開発される身体。それは、トラウマの克服につながる。 過呼吸の発作も手慣れた介抱。 事件の解決はするが、絶叫な内容ではあったが、大牙のまわりに集まる人たちが好い…
茶鬼
『新宿退屈男』シリーズのスピンオフ。 友紀の兄・真紀の親友で、友紀の元上司の田崎刑事課長のお話デス。 本編で、真紀の事件に対し何の行動も起こさず、その後もまるで敵かと思わすような行動をしていた”氷の美貌”(?)田崎の真実が明かされる!?敵なのか味方なのか?なお話になる・・・・のかな? 本編北京五輪後の話から始まります。 愁堂さん、こういうシリアス展開ものは特にですが、本格小説風の形態を…
英田サキ 奈良千春
かざり
永倉と真生の二人がメインですね。なんだか読んでて切ないというより悲しくなりました。 永倉と椎葉は似ていて、昔永倉は自分が愛していたSを殺されていて、また椎葉の姉も暴力団の流れ弾のせいで姉とお腹の子供ごと殺されてるんですよね。 だから、自分のSとは親密な関係というか愛しあうことができなくなってしまったんです。信頼しあうことは大事だけど、それ以上先に進んでしまったら、自分もSも最終的には傷ついてし…
話は難しいような気がするんですが、だいたいの流れはわかりました。 椎葉・・・刑事だけど裏ではヤクザとか風俗関係の人たちとの交流(って言ったら変かもしれないけど)情報をもらっている。その情報をもとにして、武器などを探して事件係りに情報を渡すという情報係りをしている。 宗近・・・表は普通に仕事をしているみたいだけど、裏の顔はヤクザ。 椎葉にSとして情報を提供している。 この二人が主人公で、椎葉…
中原一也 奈良千春
日雇いの野郎どもの多い街で診療所をしている坂下。オアシスのような診療所には、いろんな人が毎日来てそれなりに楽しい! 斑目はそんな坂下が好き。世話好きというかおせっかいな坂下に危険が振りかからないようにしていた。 坂下もいざというとき助けてくれる斑目に抱かれることを身体が反応してしまう。そんなふうにした、斑目がスゴい。 人と関わるのが楽しい感じの作品。