奈良千春さんのレビュー一覧

この血の果てに 小説

月上ひなこ  奈良千春 

血が引き合う

月上さんは学園物よりアダルト系の話の方が好きですね。

大学生・葉月〔受〕は家事でアパートを焼け出されて、高熱でふらついていたところを車で轢かれそうになり、日本画家・蒼〔攻〕の家にやっかいになる事になります。
蒼の家にはしょっ中、女性が出入りしてはセックスをしていますが蒼はそれを隠そうとはしません。
そしてその光景を見てしまった葉月を抜いてやると言って、彼らの関係が始まります。
葉月は蒼…

2

薔薇の刻印 小説

夜光花  奈良千春 

続きが気になります

ずっと気になっていた作品で、やっと読み終わりました。
みなさんが仰っている通り、吸血鬼というよりはゾンビものといった感じのストーリーです。
細かく内容が設定されているせいかちょっと詰め込みすぎだという印象もありますが、これからこういう設定が生かされてくるんだろうというのが伝わりました。
特に薔薇騎士と守護者は惹かれあうということ。
三角関係ものはありますが、攻め二人どっちも同じくらい好きと…

3

交渉人は愛される 小説

榎田尤利  奈良千春 

いつかまた彼らに出会えるといいな

花嫁に騙されて結婚しそうになっている恋人を助け出して欲しい。
そんな依頼を受け、見事花婿奪還に成功(ただし花婿にお姫様だっこされて退場)した交渉人、芽吹彰。
彼の元には相変わらず個性豊かな人物たちが集う。
中でも一番強烈なのが泣く子も黙るヤクザの若頭で、恋人の兵頭だ。
お互いに強い絆で結ばれた二人だったが、片やヤクザ、片や正義の交渉人。
今までにも対立することはあったが、今回は少し様子が…

5

もう二度と離さない 小説

樹生かなめ  奈良千春 

予想外の展開

最初はすっかり出来上がっていて、お互いの信頼もあってと風に見えるカップルの渓舟〔攻〕と司〔受〕
この2人の恋人ライフに、色々女性が絡んできて邪魔したり当て馬が出てくるんだろうなーって感じで読んでたんですが、展開が進むにつれて……ええええええ!!!って今までの甘さが吹っ飛びました。
ともかく渓舟の司への過去の行いが酷過ぎる、酷いなんてもんじゃない。
悪友達と司を性的奴隷扱いで酷い事をやりまくり…

2

恋でなくても 小説

真崎ひかる  奈良千春 

設定の割には萌えなかった

社長×秘書
クーデレ眼鏡受
片想い
…最高の設定ではないか!

むろん受の杉原にはハァハァさせられましたw
胸が締めつけられるほどとは言えないですがそれなりに切なかったです
でもいくら好きだからって、そんなに保科を甘やかしちゃ駄目だと思うよ~

俺様攻は結構好きなはずだけど保科にはあまり萌えられず
本当は杉原が好きなことは察しましたが、それでも無神経な態度に少しイライラ

むしろ安西さんの方が私は…

0

龍の青嵐、Dr.の嫉妬 小説

樹生かなめ  奈良千春 

長くなりましたねぇ~

このシリーズも気づけばかなり長くなりましたね。
今作で龍シリーズ16巻目、スピンオフを入れると17冊目の新刊です。
氷川先生も変わらずにお元気そうで・・・デロ甘ぶりです。
そして清和君も変わらず無口で、でも氷川先生一筋は
この作品を読むうえでの私の安心材料になってます。
前作でのトラブルも完全解決していないけれどそれなりに
収めつつあるのかと思ったら清和君、海賊さんとも!?
名取グル…

1

龍の青嵐、Dr.の嫉妬 小説

樹生かなめ  奈良千春 

箱根観光ならこの1冊におまかせ!?

このDr龍シリーズもあっちこっちしながら17冊目。
今回はこの表紙が出た時に、女子!?
一体どういう関係なんだろう?もしや姐さんの女装とか・・・祐とかエビとか、はたまた新たなキャラなのかと非常に愉しみなので有りました。

冒頭はいつものあの姐さんのあれやこれやで始まります。
一転、病院に袂を分かったはずの名取会長が現れて清和と復縁をとりもってほしいとの依頼があり、氷川はきっぱりと断ります…

2

もう二度と離さない 小説

樹生かなめ  奈良千春 

これわ・・

ちょっ・・えーーーΣ(゜ロ゜;)!!
な後半が怖いこの作品。
だけど、執着しちゃう攻が可愛いとか思っちゃうわたしってやっぱりちょっと病気なのではないかと思ってしまう。
思春期ってこんなもん?あれれ。

話の始まりは、何気ないゲイカップル。
仲もよく、お互いにはお互いしかいないという気持ちは揺るがない。
しかし、それは、忘れてしまった過去を受が思い出していない故のこと。
傷んだ心を…

1

血鎖の煉獄 小説

秀香穂里  奈良千春 

乳首クリップ出たー

息子・悟〔攻〕×国友〔受〕の父子モノですよ!近親スキーとしてはたまりませんなー、ふぅ。

連れ子とかじゃないのです、国友が16歳の時に出来た息子です。
母親は国友に息子を渡し、その後家族でいなくなってしまいます。
幸い国友の両親が協力的な事もあって、悟は二十歳になで成長し今は国友と悟の2人暮らし。
幼い頃と違って流石に昔の様に息子が甘えてきたりはしませんが、国友と悟との関係は比較的良好。…

0

蛇淫の血 小説

沙野風結子  奈良千春 

やっぱりいい作品です。

書下ろしを追加して新装版になっての再登場作品ですね。
あらためて読んでもかなり奥深い作品でグッときます。
因果な極道の血をその身に隠し、平凡な暮らしを
ただ、自分でも分からないうちに隠しているものが
受け様が描く絵となって現れる。
その禍々しいまでの妖艶で妖しい激しさを嫌悪する凪斗
ボディガードの角能に思いを寄せてしまったことから
思いもよらぬ己の気持ちに気づく。

卵から孵った…

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