奈良千春さんのレビュー一覧

ディープフェイス ~閉じ込められた素顔(下)~ 小説

秀香穂里  奈良千春 

先にファンの方には謝っておきたいですが…

『ダークフェイス』の下巻です。
上巻があまりにわたしにはダメだったので読むのを迷いましたが、とりあえず上巻の記憶が薄れないうちが良いかと…

受け攻めともに、上巻と同じ。
受けは新聞記者で、報道されない殺人事件(攻めの実家)を追う貴志。
攻めは、解離性同一性障害の警視・篠原(もう一人の人格リョウが攻めです)。

なんでしょう、下巻になったら急に初っ端からふたりがLOVEっているような…

8

ダークフェイス ~閉じ込められた素顔(上)~ 小説

秀香穂里  奈良千春 

下巻も買ってしまっているのですが…

秀さんの作品は『くちびるに銀の弾丸』とその続編しか読んだことがなく、だいぶご無沙汰状態でした。


受けの貴志は30歳で、前途洋々であった新聞記者。
しかし、上司の不正の煽りを受け、社会部から文芸部へと移動となることに。

攻めは正体不明の男、リョウ。
見目が良く魅力的でありながら、堅気には見えない雰囲気を持ち合わせています。


新聞には、小さくしか取り上げられなかった富裕層…

6

キスは痛いくらいがちょうどいい 小説

千地イチ  奈良千春 

人間模様として、面白い

才能はあるのにずるずるとした生活を送っているだめんず美大生の小菅、
そんな彼がバイト先のデザイン事務所で出会ったのは、
誰とも口を聞かず目も合わせない不思議で迫力のある美形ハコイチ。

千地さんの話の、スタイリッシュで、ニューマンドラマな
不思議なリアリティの感覚はこのデビュー作から特徴的。

受け攻め(ってこれがどっちか分からないのも魅力?)のどちらも
ダメさや不器用さも含めて人…

4

ヘブンノウズ 赦罪 小説

英田サキ  奈良千春 

やっとくっつきましたね

『ヘブンノウズ』の三冊目です。

受けは前巻と同じく、渋澤の作品の挿絵をつとめ弟と一緒に渋澤の屋敷に住む旭。
そして攻めは、人気作家で変わり者の渋澤。
かなりの歳の差カップルです。

今回は渋澤の家族のこと、彼が恋人を作らない原因についてが主題。
それを解決しようとした旭の行動はかなり大胆で無茶でしたが、終わり良ければすべて良しというところでしょうか。

わたし自身はあまり旭の…

4

ヘブンノウズ 足跡 小説

英田サキ  奈良千春 

薫の回

『ヘブンノウズ』の二冊目です。
今回も最後まではいかないふたり(笑
こちらまでモジモジさせられます。
そして、前巻を読んでいないとちょっと無理かなと思います。
タイトルにナンバリングはありませんが、完全に二巻ですので。


受けの旭は21歳。
渋澤の作品のイラストをつけることとなり、弟のミツルと共に屋敷に同居することになりました。

攻めは人気ミステリー作家の渋澤、34歳。

2

ヘブンノウズ 小説

英田サキ  奈良千春 

ひじょうに読みやすいです

ずっと気になってはいたのですが、英田さんの作品は痛いものもあるので様子を見ていました。
子供が出る作品もあまり得意ではありませんし。
もうすぐ四巻かな?が発売ということなので、一巻だけとりあえず買ってみました。


受けの旭は21歳のアルバイター。
大学を中退し、弟(ミツル)を一人で育てながらイラストを描いてネットで公開しています。

攻めは(えっちはないけど)人気ミステリー作家の…

5

交渉人は黙らない 小説

榎田尤利  奈良千春 

ヤクザものにハマるなんて

すでに レビューされている中にも同じような感動を叫んでいた方をお見受けいたしました、、が、、私も敢えて叫ばせていただきたい

あぁぁぁぁ!なんでもっと早くに読まなかったんだぁぁぁ。
すごく人生損していたぜぇぇぇぇぇ。
みんなの声に耳を傾けて、「やくざ~?」なんて食わず嫌いせず
手にとっていれば、もっと早くにこの二人に、ネゴオフィスのみんなに会えていたのに!
っと悔しがったのは一瞬。

5

3シェイク 小説

秀香穂里  奈良千春 

エロエロです。

このタイトルを使うのは何回目か。秀香穂里さまを含め、作家先生方の筆力によるものです。
内容はとにかくエロです。エロを、特に3Pを読みたいときにはもってこいです。エロがエロで、エロエロです。読後はただひたすらに「エロかった」とのイメージしか残りません。3Pだと攻め2×受け1が好きなので私の好みにぴったりだったのもあるのですが、受けがエロでは攻め達に翻弄されつつも、なんだかんだで仕事上では受けが攻め…

8

オジさんパラダイス~愛される理由~ 小説

愁堂れな  奈良千春 

じわじわ来る

オジサン大好きなので、書店でタイトルと表紙の絵に惹かれて衝動買いした作品です(笑)

バーに集った攻めのオジサマ6人が受けのYOSHINO(昔主人公が組んでいたヴィジュアル系バンドでの名前)の大ファンと言うことで、隙あらばYOSHINOに襲いかかります。

エッチシーンも多くて満足だったのですが、攻めのオジサマ達が主人公の事を毎回『YOSHINO』(当時の呼び方)と呼び、行為の最中でも「あ…

3

跪いて、永遠の愛を誓う。 小説

夜光花  奈良千春 

大好きです。

前から夜光花さまは好きだったので、ワクワクして読み。読了も期待を裏切らずな展開で、大満足です。執事と坊ちゃんの勢力逆転も大変おいしゅうございました。
BL本でガッツリ仕事するの大好きなので、慣れない仕事に四苦八苦しながら頑張る雄太の姿は大変好ましく思いました。でも、これも会社を継ぐための試練なのね…。
エロは安定感のあるエロエロで興奮です。表紙からしてもエロエロですが、挿絵が文章と逢っていてす…

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