奈良千春さんのレビュー一覧

オジさんパラダイス~愛される理由~ 小説

愁堂れな  奈良千春 

冴えないおっさんが…

好きです。BLではww
表紙の奈良さんの麗しい殿方と
あらすじだけですでに展開が読めてしまう…というのに
やっぱり読みたくなるじゃないですか!!
オヤジスキーとしては!!(BLでは……ってしつこい!)
タイプ別のオジさんを見ずにいられなくなるのが当然ですよ!!!
奈良さんだともう尚更ね!!

若かりし頃、『GAMBLERS』というビジュアル系の
そんなに才能も無かったバンドのベー…

4

玩具の恋 小説

四ノ宮慶  奈良千春 

乗り切れず…

内容は、タイトルまんまです。
草加の暇つぶしのケイゴが、そんな冷たい草加に恋してるという…
もう少し、タイトルひねりが欲しかった……


受けのケイゴは、高校生。
知人に連れられ始めて出かけたゲイバーで襲われかけたところを、草加に助けられ一目惚れ。

攻めの草加はゲイで、バーの常連。
子供は相手にしない主義ということで、最初、ケイゴのことはまるで無視です。


「一回だけで…

2

愛とは与えるものだから 小説

中原一也  奈良千春 

このシリーズ大好きでした!

このシリーズは、一巻から購入!今作は読みながら四度も滂沱の涙です!!喜怒哀楽、色々な涙流させていただきました(T.T)斑目が惚れたのが解ります!芯にぶれないモノがある坂下、善い人(日本社会ピラミッド底辺のマザーテレサとお呼びしたい…。)
日常エロ?!斑目のオヤジさかげんには、おやおやと思いながらも、これが無いと「愛してないと云ってくれ」シリーズじゃないよね~♪BLパターンにはまらない変幻自在なエ…

3

リセット 上 小説

谷崎泉  奈良千春 

ザ・小説

ふいに純文学小説を読んでるような感覚になることが何度もありました。刑事ドラマやミステリーなどとも違う、なかなかの読み応えでした。
くどくならない、濃すぎない、ギリギリのところの細かい描写などはBLジャンルを取っ払っても、個人的に好きです。

冒頭の男たち三人は、どの人が誰なのかぼんやり・もやっとした感じで始まっています。上下巻とも読み終えてみると、そのもやっとした感じを残したまま時系列でコト…

7

好きこそ恋の絶対 小説

いおかいつき  奈良千春 

ヘタレワンコとクールビューティー

いおかさんの初読み作品でした。
シリーズ第一作目。
一応、お仕事ものです。
ただ、攻めキャラのおかげか硬さはないです。
攻め視点なのも良いですね。


攻めはバイクが大好きで、白バイ乗りとして成績を上げていたら刑事課へ引っ張られてしまったという、ヘタレワンコ系・諏訪内。

受けはクールビューティー系の検事・高城。
捜査に口を挟むため、刑事たちには煙たがれる存在。


諏訪…

3

愛とは与えるものだから 小説

中原一也  奈良千春 

かりそめの永遠の楽園から「いってらっしゃい!」

『愛とは溢れるものだから』ではないかと思います。

口絵でヤラれました、着地点が判明しちゃいましたよ…まぁ、わかっちゃいましたけれどね(笑)

最終巻となる今作は斑目の卒業を巡る坂下の恋情を軸に前巻から続く生活保護の不正受給とドヤ街の労働者への偏見による事件が微妙に絡んだ筋となっています。
坂下自身を含んだ彼の周囲は静かに、しかし大きく揺さぶられます。

これまで周囲の人の為に街に起きた事件の裏を…

7

君だけが僕の奇跡 小説

千地イチ  奈良千春 

極彩

タイトル通りの奇跡を感じる秀逸な作品。
文章もとても綺麗で、それなのにきちんとエロい。
上質なデザートを頂いた気分。切なくてたまらないけど、しっかり愛を感じるから
幸せな涙が溢れてくる作品です。
またそれに彩を与えてくださるのが奈良千春先生のイラスト。
もぉ、、萌え死ぬかと思いました( ̄▽ ̄) 
どれだけ煽らえるんだってくらいに素晴らしい。
中でも、雨の降る夜、先生を見つけて縋る姿が…

4

愛とは与えるものだから 小説

中原一也  奈良千春 

お別れしたくない

大好きなシリーズの完結編、この魅力的なキャラたちが活躍する作品が
終を迎えるのかと思うと感慨深いと言うより寂しすぎると思ってしまう。
双葉が街を卒業した時も寂しいと思っていたけれど、班目の卒業はかなりクル。

最後の最後でも、坂下の苦難は続くし、こんな坂下を一人になんて出来ないと
一読者ながら心配していたのですが、やはり街にはなくてはならない坂下、
落ち込み裏切られ傷つけられて凹んでし…

11

愛とは与えるものだから 小説

中原一也  奈良千春 

二人の未来に幸あれ!

シリーズ完結しました!!
現在のBLなるものに足を突っ込んだ時、初めて ”オヤジ萌え” を自分に教えてくれた作品。
今でも一番萌える ”オヤジ攻め” の理想の存在である斑目です。
下ネタ発言で坂下をからかい、でも、いっぱいの愛情で影になり日向になり坂下を支え
坂下の医師としてのあり方から自らも過去をぬぐい去り、そしてとうとう迎えるドヤ街からの卒業の選択。

わかっていました。
いつか…

9

愛とは与えるものだから 小説

中原一也  奈良千春 

二人の未来を応援したい

「愛してないと云ってくれ」シリーズ6冊目にて完結編。

相変わらずの楽しい下ネタもあったけれど、笑いよりも
切なくも優しくしっとりとした、最後に相応しい面白さの一冊だった。


前巻での事件を受けて、マスコミからパッシングされ
経済的にも精神的にも苦境に立たされる坂下の診療所。
さらには立ち聞きしてしまった久住と斑目の話に苦悩する坂下。
斑目の為を思うならば、ここから卒業して貰わ…

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