奈良千春さんのレビュー一覧

愛のカタチは言葉にできない 小説

廣瀬航  奈良千春 

泣きました

奈良千春さんのイラストに惹かれて購入しました。
舞台は夏の香港、七夕で再会とくれば、てっきり甘い展開かと思いきゃ、これがまったく甘くない。またそこがいいんですが。

悪魔猫・李煌は美形ドS攻め。予測不能な気まぐれ気質で、素直で一途なワンコ体質の受け・慧を翻弄するんですが、この2人のやり取りが7年ぶりなわりには非常にそっけない。それでも7年も探し求めた想い人との再会に、期待と不安が入り混じる慧…

9

愛のカタチは言葉にできない 小説

廣瀬航  奈良千春 

紙切れ一枚が彼らにとっては宝物

奈良先生のイラスト買いです。

濃いイラスト満載で大満足でした。
首輪に手首を縄で縛られての騎乗位とか、怒りにかられ無理やり攻める李煌(リーファン)の荒々しさと初めての挿入に痛がる慧の全身の様子とか鳥肌ものでした。

肝心のストーリーの方ですが、
18歳のときに香港から日本にホームステイにやってきた李煌と慧の物語です。1年かかってやっとお互いの気持ちが通いかけたときに李煌がいなくなり8…

10

『愛のカタチは言葉にできない』コミコミスタジオ特製SSペーパー グッズ

本編とは違い甘々で可愛い

香港からサンパウロに旅立つ二人の空港での話。

ちょうどその日が誕生日でウキウキしながらあれこれサプライズを用意したツンデレ李煌とそんなことすっかり忘れていたダメヘタレ慧。

ツンケンする李煌ですが案外、慧はそんな李煌の操縦が上手く用意された(実は嫌いな)苺を「食べさせてくれたら好きになれると思う」と李煌におねだり。

本編がけっこうハードだったので、甘酸っぱいキスの描写がかなり甘々に…

1

『愛のカタチは言葉にできない』出版社特製SSペーパー グッズ

逆に脅されている

ツンデレ李煌(リーファン)と健気なヘタレ慧の後日談。

香港支社からサンパウロ支社に異動になった慧は空港のホテルに李煌と仲良く一泊。翌朝先に目覚めた慧は李煌の寝顔を盗撮。調子に乗って慧が李煌を抱いた後のような写真を取ろう(リバ願望ありなのか?)ともくろむのですが李煌、ちゃんと起きてました。

写真を撮らせてくれた李煌でしたがそこから彼の仕返しが始まります。

慧にヤラしい格好をさせて写…

2

愛のカタチは言葉にできない 小説

廣瀬航  奈良千春 

美人攻めと追いかける受け

・ツンデレ
・焼きもち焼き
・ちょっとダーク
が好きな方にお勧めです!
ストーリー構成もしっかりしていて読み応えもバッチリ。初めは受けの視線で物語は進みますが、途中から攻めからのアングルもあり。ゲロ甘というほどでもなく、好き故に苦しい切ないという登場人物の心境にキュンとします♡

賞を獲っただけのことはあるな!というかんじ。ただイチャツクのとは違って物語重視なところも。
これからもっ…

10

愛のカタチは言葉にできない 小説

廣瀬航  奈良千春 

香港マフィア×通信社特派員の純愛

奈良千春先生の挿絵に惹かれ購入しましたが、内容もとても良く、お勧めしたいものだったので簡単に書かせていただきます。

自分は恥ずかしながら存じ上げなかったのですが、著者の廣瀬航先生は一般小説も出されている方のようで、文章は危なげなく安定しておりとても読みやすく感じました。

主人公の慧と李煌の二人は高校生の頃、李煌が香港からの留学生として日本の慧の家にホームステイした事で出会い恋に落ちます…

12

エス 小説

英田サキ  奈良千春 

う~ん・・・

今更ながらにシリーズ物の一冊目をお試しで購入
自分はもっとはまれるかと思っていたのですが・・・
なんでしょうね
交渉人シリーズが好きな人はこれも面白いよ的な感想をどこかで
みて買ったのですが
自分はそうでもなかったです
受けのおバカっぷりが・・・
警察官とは思えぬ失態続き
盗聴器のしこまれたお土産を素直に持って帰り
危ないと周りからさんざん言われていた人物からの飲み物を頂く受け・…

6

山倉造園チョキチョキライフ 小説

吉沢純  奈良千春 

淫乱受け萌、イラストは神

初読み作家さんでした。受けの敦士の一人称で、ちょっとアホっぽく軽いキャラの口調で軽妙に語られます。CPは植木屋さんの社長と見習いという珍しいお仕事。
やはり植木やの父に反発し、預ける形で攻め、翔の下で働く敦士。あるとき、酔った勢いで、ずっと好きだった翔さんを襲ってしまいます。襲い受け大好物~。ノリノリになってしまった攻めと熱~い一夜を過ごしますが。。

そこからのすれ違いラブがちょっと長め。…

2

赫蜥蜴の閨 小説

沙野風結子  奈良千春 

息詰まる空気に酔う

正直、これを読むためにこのシリーズに手を付けたようなもの。で、その価値はありました。

いや、濃かったです。エロもバイオレンスも濃かったんだけど、一番濃かったのは空気。窒息しそうなほどダークで密な空気が素晴らしかったです。
展開もなかなかのもので、臣の行動に気持ちよく振り回されました。会社乗っ取りの方は少々ぬるめなんだけど、高柳の興味・関心の方向を考えるとあり得る話で、追いつめられていく高柳…

7

蛇恋の禊 小説

沙野風結子  奈良千春 

作者と読者のSMプレイのような

刺青シリーズ3作目。1作目のカプが再び登場の巻です。

私はこちらのお話の方が好きでした。いや、エロが、とかそういうわけじゃなく(確かにそちらのグレードアップもすごいですが)、中々凪斗を赦してあげない作者の忍耐に感嘆しました。
一気にどん底まで落とさないで、かといってじわじわというのでもなく、がくんがくんと何段階にも落していくドSぶりには惚れ惚れしました。この後どうやって救い上げるつもりなん…

4
PAGE TOP