奈良千春さんのレビュー一覧

不条理な男 小説

樹生かなめ  奈良千春 

昔は奈良先生も普通に爽やかな大学生とか描かれてたのね

積み箱から発掘。
もうね、タイトルからあらすじから、地雷臭以外しないのにね、何でこの本が積み箱に入っていたんだろうって不思議になるレベルで、
想像するに、かなり古い本なので、まだ商業BL読み始めの頃に、絵師買いで中古本を総浚いとかして家にやってきたのだろうな。
私はこの手の攻めが地雷だけど、こういう、もう、はっきり言って病気レベルの攻めに執着されるのが好きっていう性癖の方なら楽しめるのかも知…

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天使の片羽 小説

高岡ミズミ  奈良千春 

年下ワンコが可愛い!

天使シリーズ3冊目。

1・2冊目のストーリーに
3冊目のCP視点を当てはめてるので
時々、場面切り替えが唐突に感じる部分があったかな。
作中の時間の流れがザックリザックリ進むような。

3組目のCP組み合わせはちょっと意外でした。
とゆうか、繋がりがあったことにビックリした(・・;)

親を殺した男の息子(攻め)と、殺された側の息子(受け)
因縁めいた関係の2人の恋物語。

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天使の爪痕 小説

高岡ミズミ  奈良千春 

攻めの強さがカッコいい

天使シリーズ2冊目。
1冊目と少しリンクしてるので、順読みがベター。

表紙をめくったカラーイラストが
学ラン男子の萌えシチュでテンションアップ↑↑↑
奈良さんのDKは中々見ないので嬉しい〜!!
表紙のピリっとした印象とDKのイラストの差も良き( ´͈ ᐜ `͈ )

というわけで、2冊目は…
1冊目CP受け(田宮)のお兄ちゃん登場です。
こちらは1冊目CPと違い、攻め受け…

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天使の啼く夜 小説

高岡ミズミ  奈良千春 

クソ男だと思ってたのになぁ(ФωФ)

天使シリーズ1冊目。
ヒモ男攻め×イマイチ目的が見えない男受けです。
(攻めは受けから指示の元、女と交わる描写があるのでご注意。)

育った環境となまじ見た目が良かった為、ヒモで生活する攻め。
冒頭からクソ男の思考に早く ざまぁ展開来ないか 期待してしまった…。
無理矢理掘られとけ!的な、ね。
何で攻めなんだろ?クソゥ( ˘・з・)とか思いながら読んでましたw

そんな男を拾った…

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十七年目 「薔薇色じゃない」書き下ろしペーパー グッズ

20代の頃だったら・・・

17年目との事なので、本編から2年後ぐらいのお話のようです。

長い間回り道してきた2人が、ようやく幸せにおさまった安定感があって、読んでいて楽しかったです。
それにしても、冒頭に出てくる光流の料理の美味しそうなことといったら・・・作っている描写はなくとも、食べている感想を読んでいるだけで、お腹が鳴りそうです。
それに比べて、阿久津の料理は・・・
同じ轍は踏まない・・・と、料理にいそしむ…

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薔薇色じゃない 小説

凪良ゆう  奈良千春 

壮大な物語を読み終えた感・・・

作者様の作品は数作既読です。
この作品は、表紙に惹かれて購入しました。

このところ、ライトなお話や、幸せ一杯なお話を読んでいたので、この作品を読み言えた際は、久しぶりに壮大な物語を読み終えたような気持になりました。20歳から35歳に至るまでの2人のお話ですし、大げさかもしれませんが2人の15年間の歴史を見届けた・・・という気持ちです。

最初に幸せいっぱいの2人が描かれていて、そこから…

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跪いて、永遠の愛を誓う。 小説

夜光花  奈良千春 

生意気受けがモジモジすると可愛い

ザックリ言うと生意気なお坊ちゃん受けの成長物語?
途中途中キツイシーンはあるけれど、
表紙のようなシーンもあるけれど、
どこか甘さもあって楽しく読めました♪


受けの従兄弟で社長秘書兼お目付役の攻め×金持ちで甘やかされて育った受け。
金にものを言わせ、ドラッグが横行する場所で遊び、家を継ぐ気もなくただただ悪い連中とつるんでる受けは、ある日とんでもない事件を起こします。それを処理し隠…

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准教授と依存症の彼 小説

四ノ宮慶  奈良千春 

愛について考える

愛を知らぬ子供が愛を感じるまでの過程をジックリ読める作品です。

『依存症の彼』である受けは、母親からの暴力・監禁、そして連れてきた男からの性的虐待という過去を背負っています。彼にとって性的虐待は暴力を振るわれてた時間より穏やかに過ごせた「幸せな時間」と位置づけられていて、保護され劣悪な環境から離れた今も、その影響が色濃く残っています。
「セックスしないとご飯が食べられない」
という受けの…

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龍の不屈、Dr.の闘魂 小説

樹生かなめ  奈良千春 

盛り上がって来ました…(笑)

眞鍋組の敵対者らと、ある人物が手を組んだ陰謀により、突然、清和達が組を追われ資産を奪われ命を狙われる事になります。
氷川先生は二代目姐として素晴らしく肝の据わった対応をし、 母性満開で(笑) 脱ヤクザ、新たな人生の再出発を望むのですが、乱暴で馬鹿すぎる後継達のめちゃくちゃな襲撃と仁義なき八つ当たりの汚い作戦は止まず、迎え撃つ態勢に入ろうとするところで続いちゃいます・・・Σ(゚Д゚;)

タ…

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エス 残光 小説

英田サキ  奈良千春 

4巻まとめての感想


最高に面白かった!一見クールで素っ気なく見えるけど宗近を手に入るためにベレッタの銃身を舐め回ったりする椎葉に最高に興奮した(笑)。宗近も普段は余裕のある大人の男だが、椎葉のことに関してなら一歩も引かない。お互い相手にだけ素の自分を晒してしまうのはほんとたまらない(笑)。
主人公が刑事とヤクザでトラウマ設定で重い話になりがちだけど、椎葉と宗近の他愛のないやりとりがおもしろくて読んでいてニ…

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