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2/2(合計:19件)
鹿住槇 藤崎一也
むつこ
学園のみんなのアイドルと、美化委員長の恋。 美化委員長である攻めのほうが主人公です。 カワイイお話でした。 美化委員長の鈍さにはちょっと疲れたけど、私は鈍い攻めはキライじゃないのでok。 唯一自分を特別扱いしない美化委員長に興味を惹かれ、彼につきまとううちに惚れてしまう学園のアイドル、という分かりやすい図式です。 計算高いアイドルですが、計算狂いまくってるのが妙に可愛かった。 王道には王道の良さ…
いつき朔夜 藤崎一也
エレニ
年下攻めです。年上の受けが年下の彼を育てていくお話。私、攻めが受けを育てる話も好きなんですが、受けが攻めを育てる話にも非常に萌えのツボを刺激されるんですよね。それも単に自分好みに育てるんじゃなくて、本作のように、相手の才能とか美点を引き出し、相手の成長を助けていくという話にとても惹かれます。 主人公、浩紀はやりたいことが見つからず、「どうでもいい」が口癖の高校生。自分で自分のことが分からなく…
主人公(攻め)は、ごくごく普通の高校三年生です。 校外見学でやってきた博物館で、学芸員の香月(受け)と出会う。 ボランティアでその博物館に通ううちに、香月のことが気になり始める。 その感情が恋だと気づき、高校生らしいひねくれかたと真っ直ぐさ、背伸び、そのすべてでもって香月にぶつかっていきます。 それが痛々しかったり微笑ましかったりで、胸がキュンキュンしました。 いつき朔夜さんの人物の描き方がすごく…
久我有加 藤崎一也
『春の声』に登場した、名脇役の多田が帰ってきました。 正直『春の声』じたいは、久我有加さんの作品のなかでもあまり面白くなかった小説なんだけど、多田のキャラは好きだったので、帰ってきて幸せになってくれて嬉しいです。 主人公は大学生の裕志。 気楽な次男でチャラチャラと遊び暮らしてたんだけど、長男が家出したせいで、家業を継ぐための修行をさせられることになる。 そこで出会ったのがオーナーの多田です。 こ…
関東に移動させられたコテコテの生粋の営業マンの苦難と、彼を慕ってる部下の関東人の恋のお話です。 私は関西人なんですが、『そこまで文化的カルチャーショックはないやろ』って部分を書いてるのが面白いですねw関西のお笑いタレントも小説家も、関西の土地柄を誇張して言ったり書いたりしてる面があるんだよねー。(といっても、関西人じたい、その誇張を楽しんじゃってるんですがw) ストーリー的には、もう一捻り欲しか…
藤棚
高校三年生の夏、郊外見学でやってきた博物館で、 アンモナイトの化石を割ってしまった浩紀。 化石を割ったことを適当に流そうとする浩紀を叱りつけたのは、学芸員の香月。 初めは真面目すぎる香月に反発を覚えていた浩紀でしたが。 香月の研究に対する情熱や、彼が時折見せる可愛い部分に触れるたびに、 惹かれて行きます。そして香月も…… 高校生と博物館職員。 攻めと受けの年齢差が6年です(年…
年上攻で年齢差が9歳あるという、久我さんにしては珍しい作品。 「春の声」で魅力的な当て馬っぷりを披露した、多田が登場です。 多田の経営する居酒屋へ、修行としてバイトにやってきた裕志。 何でも器用にこなし、甘え上手で、要領よく世の中を渡ってきた彼ですが。 やり手で本当の大人の男・多田と出会って、 自分がいかに子供であるかを自覚し、そして惹かれて行きます。 大人で余裕たっぷりの多田…
社内の派閥の関係で、大阪から東京へ飛ばされた篤也。 篤也は生粋の関西人で、東京の流儀に馴染めません。 おまけに仕事では後輩の浩明とコンビを組むことになり、 彼の態度や標準語にもイライラする日々を送ります。 お互い気になる存在なのに、 意地や気遅れ・コミュニケーション不足で、 どんどん擦れ違ってゆく二人。 標準語を話す奴なんか信用できるか!と、浩明を認めない篤也。 心を開かな…
飛天 藤崎一也
菖蒲
ブルームーン・ラブの完結編です。 ドロドロとした家族関係などがメロドラマっぽくて97年当時一番印象に残っていた作品です。 気弱な主人公が成長して自立するというのがメインの話ですが、なぜか父親と秘書の存在感がすごいです。 主人公のカップルよりむしろ父親と秘書がどういう結末になるかが注目です。 内容はサスペンスやミステリーものが好きな私にとって萌え要素たっぷりでとても楽しめました。 地下室に…