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鹿住槇 藤たまき
むつこ
『Wコン パニック』の続編です。 相変わらず藤たまきさんの挿し絵がぴったりハマってる可愛いお話。 前作で気持ちを確かめあって、ラブラブ生活が始まると思いきや、なかなかそうはいきません。 純情な受けは、色んなことにぐるぐる悩み、意識しすぎて、エッチをしたがる性急な攻めについていけなくなってしまう。 こういうぐるぐると同じようなことでずっと悩むタイプの受けってあんまり好きじゃないんですが、この作品の…
ふだんあんまり挿し絵というものを重視していない私なんですが、この作品は、藤たまきさんの絵が、このめちゃくちゃ可愛いストーリーに合ってるなァと思って、嬉しかったです。 Wコン=ブラコンとシスコン、って意味です。 攻めはシスコン、受けはブラコン。 それぞれの兄と姉が結婚することになり、義理の兄弟になってしまった二人。 いろんな事情が重なって、二人暮らしすることになります。 甘やかされてそだった受けは…
藤たまき
3373
藤たまきさんはカラーでのスパッタの丁寧さとトーンの使い方が凄く巧い人です。表紙の、色使いの温かさに惹かれて手に取りました。スパッタ綺麗だよー。丁寧だよー。 どこの筆使ってんだろう…。 えーと、そういうイラスト的資料目的がデカイんですが、漫画としては読み難い画面構成だと思います。線が細い、パンチが弱い、モノクロ画面でのスパッタの使い方が…ちょっとゴチャついているかな。カラーだと綺麗なんだけど…
六青みつみ 藤たまき
ミュウ
硬派攻め×健気受け 受けに過去に他の男との関係有、人前での公開でのH有と、苦手な方はご注意。 切ない健気受けが好きな方に、お勧めです。 イラストも淡い水彩タッチの絵がキャラとマッチしていて、すごくよかったです。 まるで、童話の人魚姫のように自己犠牲にみちた切ない恋です。 BLの中でファンタジーや横文字の名前は苦手なので躊躇していたのですが、何も臆することなく、すっと作品世界の中に入り…
『私小説』のスピンオフ作品です。 先にレビューされてる藤棚さんも書いてますが、『私小説』での佐原は、名当て馬です。主役ふたりよりも感情移入してしまう人がたくさんいただろうなと思います。 なので、先に『私小説』を読み、佐原萌えを胸に抱いてからこの作品を読むのをオススメします。単独で読んでも大丈夫ですが、そうすればこの作品を二倍楽しめるかと。 主人公は、少し知的障害のあるキオ。 このキオの描きかたが…
Maika
ネタバレ
続編、そしてほぼおきまりの事ですが、なぜか続編が来ると本編よりも脇カプがさらにいいお話に。 エリィは前回敵役、そんでもって悪役(笑) でもおそらく彼も可哀想な人……という終わり方でしたので今回はその彼の寂しさ満載のお話に。 ショアにしたことは許せませんが、ある意味ショアよりも可哀想な人です。 ショアはある時期まで自分がいいように利用されていることに気づかなかったし、気づくまではそれなり…
つかさ
「蒼い海に秘めた恋」の続編。 前作でショアに見事にふられたエリィが主人公です。 ショアに捨てられ、初めてその存在の大きさと、失った悲しみに沈むエリィ。 ルースという清掃員にショアの面影を重ね、逢瀬を求めショアの身代わりにします。 ルースは重い記憶障害で長時間記憶が持続しない。 すぐに忘れてしまう事を利用し、ルースを「ショア」と呼び一時のまやかしに浸り、ショアを失った悲しさを埋めようとしま…
切ないのが好き、という方にはオススメしたい作品です。 このお話の世界観は独特でして、私は「水没した未来の地球」という認識で読ませいただきました。 感染すれば助からない水腐病が蔓延する世界、その難病の抗体を世界で唯一自身に持っているショアが、新薬開発の為に15年も人体実験され続ける様子は本当に痛々しい。 研究所に隔離され外界を知らないショアが、信じていた保護者エリィに裏切られさらにボロボロに……
藤棚
『銀のバッチ』シリーズの完結編。 表紙の3ショットを見るだけで、何だかウルウルしてしまいます。 この完結編では、波手にしか心を開かない幼子だった莢が、 波手(他人)の為に泣ける大人への成長過程が描かれています。 『人を愛すなら、こんな風に愛したい』と校医に羨ましがられる莢の波手への愛情。 しかしその愛情が波手を苦しめてしまう悲劇に悲しくなります。 思い詰めてばかりの寂しい二…
ひとつ屋根の下で他人でありながら、 家族として暮らしている影郎とアタ。 小さい頃は本当の兄弟のように仲良くしていた二人なのに、 アタが思春期を迎え、ゲイであることを自覚した頃から、 微妙な距離が出来てしまいます。 惚れっぽくて、いつも恋をしているアタ。 どうしようもない男に次々と身を任せるアタを心配する影郎。 アタは本当は影郎を好きなのですが、 ノンケである影郎を男同士…