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桃季さえ
hepo
ネタバレ
表紙から受け取るイメージは、暗黒世界の王様に捕らえられた勇者的な人物か、すごく悪い夜の男に魅入られた魔性の受け。 とにかく黒くてシリアスで、うっかりファンタジーも入っちゃう?という印象でした。 読み始めてびっくり。 どこも黒くない。 表紙のイメージは何だったんだろうというくらい、最初からコミカルに進みます。 幼い頃、「町一番の美少女」と謳われた千晶。 「おまえくらいの美女がオレ…
2話構成の表題作と短編が2つ収録されています。 表題作はわりとふつうですが、同時収録に関しては両方ともツッコミどころが目につく展開を、「作画が好き!」という気持ちで乗り切れたら、萌える1冊です。 【弱虫くんとナイトさま】(2話) 萌2 街でリーマンの水町が困っているところを助けてくれたのは、同じ会社の星島。 トラウマから人に触れられるのが苦手になっていた水町の手を引いて、外へ連れ出して…
木嶋くんシリーズのイケメンな兄・光星が、おかしな人物につきまとわれる本作。 開始早々美少年すぎる中学生の光星に惚れぼれします。 初読のときはなぜか苦手だった守野のナヨナヨ感が、読み返したら気にならないどころか可愛く見えました。 いやむしろ、初読のとき、どうしてそんなにイラッとしたのか分からないほど。 大学教授をしつつ、超常現象の研究でも有名な木嶋父の元へやってきた天才・守野。 初…
タイトルと表紙でスピンオフと思われがちな6作目。 巻頭のハロウィンコスイラストの間違い探しで、本編に入る前に必死。 読切特集ですが、他の巻も1巻完結スタイルなので、読み応えや満足度的には大差なく楽しめます。 タイトル通り、修×鬼島多め、そこにふわっと立花×木嶋くんもいる感じ。 1話目は木嶋くんに呼び出された立花の受難と、子供らしい無邪気な木嶋くんに結局めろめろになる流れからの修×鬼島の…
冒頭から立花のモノローグが飛ばしまくっている8作目。 安定の独占欲と溺愛っぷりです。 満を持して立花宅へ木嶋くんが招待されます。 準備をしている立花が可愛い。 何でもさらっと卒なくこなせる王子様なだけに、これだけ一生懸命準備をして、細心の注意を払ってチェックしている立花に、「木嶋くん、愛されてるね♡」と今更なことを再確認できます。 木嶋くんも登場から可愛くて。 小学生みたいなお…
5作目です。 自分の家に呼んでいちゃいちゃいしたいという立花の思惑をよそに、「うちに来て!」という木嶋くんのお誘いを受けた立花。 一生懸命おもてなししようとする木嶋くんの頑張りと空回り、立花のスパダリ感、さらに初登場の木嶋ファミリーを楽しむ回です。 木嶋母の顔にご注目ください。 母の人生も過酷だったのかなあ…と余計なことを考えてしまいます。 寡黙でちょっとスローテンポっぽい父もい…
7作目です。 やってまいりました、学園ものの華とも言える学園祭。 立花がちやほやされればされるほど、木嶋くんとの格差がつらい…。 木嶋くんの本心とは裏腹な言葉で、プリンスコンテストに参加することになった立花。 ずっと「王子」状態だったから結果は見えているようなものですが、対抗馬が徒党を組んで罠を仕掛けたり、運動部の人たちに木嶋くんが追われたり、立花モテっぷりが炸裂したりします。 さら…
シリーズ4作目となる今回は、完全無欠な立花にも木嶋に呪いが!? 常に学年トップだった立花が、ついに首位陥落というところから始まります。 この作品、大好きなのに、学校のモブたちの心ない言葉で胸に棘が刺さるんですよね。 立花の溺愛っぷりでそんな棘は取れてしまうものの、でも棘が刺さった跡は残るわけで、そこがつらい。 誰にも理解されない木嶋くんの魅力にたったひとり気付いた王子・立花という隔離さ…
木嶋くんシリーズ3作目。 立花と映画デートですよ。 嫌な予感は的中して、冒頭から完全防備にも関わらず子供を泣かせてしまう木嶋くん。 可愛いのに!こんなに愛おしいのに!! どうして周囲には伝わらないんだ、木嶋くんの可愛さが! 身悶える読者を横目に、安定の立花。 自分のにやけ顔を木嶋くんに見せたくなくて、木嶋くんのマスクと伊達めがねを装着するという男心?乙女心?にきゅんとしました。…
木嶋くん2作目です。 タイトルがいいですよね。 第一作は「おまえの可愛い木嶋くん」。 間違えて鬼島宛のラブレターを受け取った木嶋くんが、手紙の内容に胸がときめいて、「俺のことを可愛いなんて言ってくれるひとはいない…」と思いつつも自虐的に放った言葉です。 人違いだけど、お前が可愛い可愛いって思いながら書いたエロレターを受け取っていたのは俺ですよ!という嫌味もこもった言葉。 それが今回は…