東野海さんのレビュー一覧

竜の花嫁 コミック

東野海 

龍と竜のシーンが見たくて

購入の動機は、商業にしては珍しく(個人の感想)人外×人外のシーンが描かれているから、というものでした。

作中では、ほぼほぼラストの方まで、受の竜が本来の姿に戻ることがないです。冒頭で拘束された後、ほぼずっと仮の姿です。
龍と竜の姿を期待してしまったため、そこのあたりは少し物足りなく感じてしまいました。

攻の龍は、ひたすらにスパダリです。すごい、竜に一途。本当に愛されてます。
という…

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嘘つきは親子のはじまり 小説

小中大豆  東野海 

ストーリーは面白いのに…

サラッと再読。読み返したらところどころ思い出してきたシーンがありました。

主人公の真は、クズな母親に金蔓にされて常に働き通し。夜はゲイが集まるバーでバイトして、他にも別のバイトをかけ持ちしています。セフレの直人と同棲していましたが恋人ができたと部屋を出ていかれてしまい、折半していた家賃が気にかかってしょうがない。

ある夜、お店の仲間内で「殿下」と呼んでいる紳士で魅力的な男性客が来店し、…

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嘘つきは親子のはじまり 小説

小中大豆  東野海 

オヤジ萌?

オヤジ…とは言え、まったくもってオヤジ臭がしません!
お金持ちの40代ですが、イラスト含め、物語での言動も年齢を感じさせてません。まぁ、そういう設定なんですけどね。じゃぁオヤジである必要性はあったのか?と思ったり。

でも、お話は王道ラブストーリー。
嘘をついて攻めに近づくんですが、とっくに見破られてて、でも攻めは受けを好きで最後はラブラブへの道をまっしぐら。
ストレスを感じず、最後まで…

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黒獅子王と運命の番 コミック

東野海 

溺愛BL!

オメガバースです。

アルファの国王×アルファの騎士団長のお話です。

溺愛BLとはきっとこういう作品を指すのだと思います。

とにかく攻のゼルキア(国王)の受のカレルに対しての溺愛っぷりがスゴイです。

ゼルキアはオメガバースの世界線では最強である発情期のオメガが発するフェロモンをものともせずカレルに求愛します。
カレルはアルファです。 
いや、地位の高いアルファなら本能さえ…

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「黒獅子王と運命の番」コミコミ限定有償特典小冊子 グッズ

ゼルキアの執着ぶりが分かります

本編では二人が番になってから、いきなり婚儀とその夜に飛んでいました。

こちらのコミコミさんの有償特典小冊子では、その婚儀の衣装の準備の裏側が描かれていました。

本当ならば各家では番候補が決まった時から衣装の準備を始めるので、当然αであったカレルの衣装は用意されていません。

陛下にご迷惑を掛けてしまうと焦るカレルでしたが、実はゼルキアはカレルの香りに惹かれた時から婚儀の衣装を用意し…

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「黒獅子王と運命の番」書店特典ペーパー「おふろ」 グッズ

ノーファがw

こちらもイチャイチャな内容でした。

カレルがいつもと違う格好をしているので、ゼルキアが何をしようとしているのか尋ねるのですが、カレルはノーファを洗おうと思ってと応えるのです。

ノーファとはゼルキアがカレルを、Ωにしようとして秘術が発動した時に産まれたあの黒獅子です。

大変そうだなと言うゼルキアでしたが「では終わったら私がカレルを洗ってやろう」と、抜け目なく言ってました。

「…

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「黒獅子王と運命の番」コミコミ特典リーフレット「新婚とは…。」 グッズ

その後の2人です

カレルのモノローグから始まっているのですが、2人がかなりイチャイチャな生活を送っている事が伺えます。

それはただの臣下だったカレルが、今は時間さえ合えば湯あみまで一緒にしているという内容でした。

生真面目なカレルがゼルキアに迷惑をかけ過ぎと感じて、1人で湯あみをすると伝えて断られていました。

ゼルキア曰く番ったばかりの新婚なので、仕事以外はずっと一緒にいないと駄目らしいです。

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黒獅子王と運命の番 コミック

東野海 

設定は萌えるが…

うーん、「白鳥の嫁狩り」の時にも思ったんですがどうも東野海先生の作品は合わないみたいです。今回は先生初のオメガバという事で楽しみにしてましたが、いつもの先生の作品との違いが分かりませんでした。

先生はファンタジー作品を描かれる事も多くて、登場人物も皆美麗なんです。でも会話や絵が硬かったりして、漫画としては…って思ってしまいます。

帯の「先の読めない純愛オメガバース・ラブ!」ってのも身の…

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猫を愛でる犬 小説

剛しいら  東野海 

犬派も猫派も

やっぱり剛しいら先生作品は面白い。読みやすいし。
本作は、2011年作品。
大きな枠組みで言えば「攻め攻め攻防的ケンカップル」的な。
でもそれだけじゃない。
何とも微妙な恋の揺れ、やら。流され、やら。快楽、やら。
そして勿論、タイトルにもある通りのペットとの関係性。
もろもろあるんですよ。そこがやっぱり面白い。

大手飲食チェーン経営の3代目で専務の、薬師寺東陽。
と。
現社長…

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愛の言葉を囁いて 小説

いとう由貴  東野海 

言葉の概念の違いが生むすれ違い

読後雑感。

ジェラルドは、魅力もあるし、財力も地位もある男性という設定。
こんな性癖丸出しの恥をかくような罠的取引をビジネスの取引で仕込まなくても、
子リスのような、一目ぼれの春彦と相愛に成れたと思う、

話を面白くするために、下劣な手段を取る変態設定になった・気の毒なキャラ。

始まりが良くない二人の出会い。
おぼこい春彦がドップリ罠に落ちて、二人は親密になり、春彦は溺愛され…

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