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須和雪里 島田悠美
橘盾
須和先生の初期シリーズ3巻め。 何だろう?BLなのかな?コレ? 誰が読んでも構わない、誰もが感情移入できる主題の作品だと思いました。 【囚人たちの冬】 囚人って檻の中にいるって事で、主人公達に当て嵌めると、抜け出したい檻がそれぞれ有るんですね。 青池亮と水落聡にとっては、それが家。 亮は、祖父からのDVとそれに無干渉な父がいて、帰りたくない家庭。 聡は、自分を理解しようとしない家…
須和先生の初期作品シリーズの2巻めです。 【ミッドナイト・レベリー】 聡と一実のご馳走様なやりとりは1巻から続いています。 本の中でも「ごちそうさま」(にっこり)と高1の一実がやっている! 「先輩の生きが良いのかな、舌がしびれる」って、高1ながら見た目小学生の一実のセリフに、思わず赤面! そんな熱々な2人に隣室のクールビューティー・熾龍(しりゅう)が、恋人の亮が最近おかしいと相談に来…
1992年の本作、作者の初文庫化だそうです。 なのに、読み始めから「あ、須和雪里だ!」の文章でした。 口語体で軽く書かれていますが、ロケーションや心情の説明が純文学風で、悪く言えば“古い”、良く言えば“ノスタルジーを感じる” 須和先生の言い回しは、この頃から続いていたんですね。 表題作【激闘横恋慕】は、本筋話のちょっと脇話です。 主人公の寮同室カップル・青池亮×野崎熾龍(しりゅう)の…
智祢
ネタバレ
須和さんが書かれた本の中では、比較的ライトでポップな学園モノシリーズ。 一巻目は、二組の主役カップルがくっつくまでがメイン。 今流行りのBL展開から考えると、生温さは拭えないかもしれませんが、キャラクターの突き抜け方は、やっぱり須和さんという感じです。 以降シリーズが続きますが、個人的に主役カプよりも、主役の攻め同士の繋がりが萌えました(笑) それは、続巻のお楽しみなのですが。 堅…
大豆B1
1巻が見当たらないので2巻からレビューを書かせていただきます。 K高校の寮の301号室に住む青池亮と野崎熾竜、302号室に住む水落聡と堀田一美はそれぞれ1巻でお互いに恋人同士となります。 そんな4人が繰り広げるドタバタな日常が短編で4本入っており、ほのぼのかと思いきやそこは流石にルビー文庫、案外エロエロであったりもします。 熱血野郎×クールビューティーと不良高校生×健気受けの組み合わせでいろ…