冬乃郁也さんのレビュー一覧

崎谷はるひ作品集 花蜜と蝶の戯れ 小説

崎谷はるひ  冬乃郁也 

ダリアもシリーズが多くなりましたね

本作は崎谷はるひ先生の
フロンティアワークスダリア文庫刊行作の番外編を
収録した短編集になります。

人気シリーズを多く刊行している幻冬舎コミックスでも
番外小説をまとめた2冊がありますが
ダリアもシリーズ作が多いのでボリュームたっぷりです。

タイトル作になっている「花蜜と蝶の戯れ」を
少しご紹介します。

受様はたまに以前の日々の夢を見ます。

勤めていた会社のオフィ…

0

崎谷はるひ作品集 花蜜と蝶の戯れ 小説

崎谷はるひ  冬乃郁也 

書き下ろしだけで十分な価値がある

ダリア文庫での
レアな小冊子と特典が詰まっている
コレクターに大変価値のある一冊。


『くちびるに蝶の骨 ~バタフライ・ルージュ~』の後日談

将嗣×千晶

表題作『花蜜と蝶の戯れ』(7P)(書き下ろし)
愛が溢れる7ページ。
千晶視点。
昔の重苦しい日々の夢から目覚めた千晶。
その熱を出した千晶の看病をする将嗣。
変化していく
千晶の千晶の甘え方と
将嗣の優しさ…

2

蝶のまぼろしに酔う ~バタフライ・ユーフォリア~ コミック

冬乃郁也  崎谷はるひ 

将嗣の怒涛の心情を知り尽くした

将嗣×千晶

『くちびるに蝶の骨 ~バタフライ・ルージュ~』の過去編。


これまでにないほど愛情表現の下手な
俺様で傲慢で一途で
激重執着攻めーー将嗣。

最高のホスト王でありながらも、
欲しいのはただ一人ーー千晶。

将嗣が千晶を求める人生を
ほぼ将嗣視点で、
18歳から長々とした重苦しい進行、
2人の幸せラブライフまで描かれている。


将嗣の過去について…

1

梅雨のプール~溺れる僕の腕をつかんだのは君~ 小説

榎戸鍵  冬乃郁也 

すごい作品だ…

こりゃとんでもない作品だ……
ちるちるさんの記事のコメント欄でおすすめされてるのを見てなんとなく購入。
500ページ強あるので、これは分けて読んでくか〜と思っていたらページを捲る手が止まらずあっという間に読み終わってしまいました。
いやぁ、すごい作品です。
人を選ぶ描写や設定も多々あるし、読んでて痛ぁとなる描写があるのですが、そこら辺オッケーだよ〜耐性あるよ〜って人はぜひ読んでほしい。

0

深海のふたり コミック

冬乃郁也 

切ないかと思いきや

表紙やタイトルから切ない話なのかなと予想していたのですが、どちらかというとコミカルさが強く、主人公の涼平(受け)以外はポジティブな登場人物ばかりで楽しかったです。厳しそうな涼平のお父さんがチョビみたいなことするとか思わなんだ。

涼平が大倉(攻め)にプロポーズされ、実家に帰り、家族と過ごしつつ、中学からの過去をふりかえるというストーリー。同窓会で元カレに会ったり、大倉が実家に来たりと盛りだくさ…

1

梅雨のプール~溺れる僕の腕をつかんだのは君~ 小説

榎戸鍵  冬乃郁也 

泥中の蓮の様な

まず続編でもないのに、冒頭に主要キャラクター四人の関係性が人物紹介として書かれている不思議な構成に驚きましたが、読み進めてすぐにその冒頭の人物紹介が必要だったとわかります。何も知らず読むと火傷しそうなのでアナウンスが必要だったのかなと思います。

物語は一人の天真爛漫な男真尋に惹かれる二人の男ともう一人四人の物語をその後「もう一人」を中心に描かれます。つまりサレ側のお話とも言えます。
四人は…

1

梅雨のプール~溺れる僕の腕をつかんだのは君~ 小説

榎戸鍵  冬乃郁也 

確かに主人公はかわいそうなのですが

主人公かわいそうは大好物なのですが
ここまであからさまだと逆に白けるかも

幼馴染♂最優先で、その幼馴染♂と体の関係がある主人公の彼氏
自分は浮気しているのに、主人公が自分の彼氏と寝たと知るや否や主人公を激しく責めて嫌がらせをしてくる幼馴染♂
幼馴染♂の彼氏で、幼馴染♂と主人公の彼氏が寝ているといういら立ちをなぜか主人公にぶつける攻め
ここまでされても自分が悪いマインドの主人公

4

勘弁してくれ 2 コミック

冬乃郁也  崎谷はるひ 

良くも悪くも「期待通り!」

衝撃のホテルでの1件から半年。

攻めの義崇はワンコ化、受けの慎一は素直になれずにモヤモヤ…
モヤモヤの一因は「好き」だと言う割にホテル以来エッチもしてないし、そもそも義崇が自分を求めて来ないコト。何を一体求めてるのか分からない…!

一方義崇からすれば始まりがカラダだったから「カラダ目的」ではない、ちゃんとした関係を求めているのに上手く伝わっていない。

はい!来ました!1巻に続い…

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勘弁してくれ 1 コミック

冬乃郁也  崎谷はるひ 

テッパン設定!安心設計!

分かり易い『年下執着チョイ俺様攻め×強気美人ほだされ受け』

小説のコミカライズだけあって展開、2人の背景・心情変化に無理が無く
読みやすい!!

内容は既視感のある話。
それもそのハズ!だって原作小説の初版は2007年!
そりゃ既視感あって当然ダ…!
コミカライズ化は何と10年後!すごい時間経ってからのコミカライズだけど
原作がいいからなのかな?十分おもしろい♪(原作未読です)…

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深海のふたり コミック

冬乃郁也 

題材は良いんだけど

オリジナル初読みの作家さんです。
崎谷はるひさんの原作で知ったので、オリジナルのも手に取ったのですが、、、

残念ながら、骨子は悪くないと思うんですが、なんか響かなかったというか、すっと流れてしまったというか。学生時代の彼らと、今の彼らの立ち位置や、涼平のマイノリティ故の悩み、大倉の思いの深さなんかがあんまり伝わらなかったかなー。

涼平の家族がいい人達で、涼平の気持ちは軽くなるんだけど…

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