渡海奈穂さんのレビュー一覧

ゆっくりまっすぐ近くにおいで 小説

渡海奈穂  金ひかる 

バツイチ受けの元妻が酷いと、受けの印象も悪くなる。

渡海奈穂さんは印刷所のバイトをしてたらしく
小さい印刷所の仕事については現実的なんですけど
人物の設定は、受けが魔性という非現実的な感じで
誰もが、受けの外見に惑わされ内面とのギャップに去っていく中
突然現れた営業マンの攻めは、内面ともに受けに一途に惚れてくれたから
受けもほだされた?と、いった感じでした。

受けがバツイチ設定じゃないほうが個人的にはよかったな。
元妻がキチガイな…

1

カクゴをきめて コミック

渡海奈穂  三池ろむこ 

ヘタレ好きのS高校生は乙女願望

この作品は原作付きなんですね、って原作本があるのかと思ったら先日「たまには恋でも」でオタクを主人公にした小説を出した渡海奈穂さんのシナリオでした。
セリフは多いなとは思いましたがうまくこなれているのではないでしょうか?
それにしてもよくあることなんですが、本編よりサイドの主人公の幼なじみが主役の「カクゴをさせて」の方が面白かったのは・・・お父ちゃんのキャラのせいか!?

高校生の鉄は可愛い…

3

さらってよ 小説

渡海奈穂  麻々原絵里依 

表紙、有元さんの背中に「萌~vv

1冊に2話入ってました。

そうそう、この後ろ姿なんだよ~っvv

はさておき…
三木くん、よく十年ズルズルと都合のいい人でやってこれたね。
でも解るよ。今度こそ、今度こそ別れようと思うタイミングで、
平尾が連絡してきたり、
優しくなったりしてほだされるんだよね(-_-)
そんな時に三木にとっては都合のいい相手有元さんと出会うわけですが…
そう最初は都合のいい相手だったのに、い…

4

たまには恋でも 小説

渡海奈穂  佐倉ハイジ 

ぎゃはははははは

 腐女子で、同人活動もバリバリやってる(BLじゃないけど)私には、最高に面白かったです!

 「神」評価にしてますが、BL的要素に対しての神というよりか、イケメンなのにオタクな攻の、気持ち悪いくらいのオタクッぷりとか、すごい設定なのにちゃんとBLになってるところとか、電車の中で笑いをこらえながら読みました。
 「となりの801ちゃん」を読んでるような楽しさでした。

 しかし、これ。オタ…

2

たまには恋でも 小説

渡海奈穂  佐倉ハイジ 

ツボなら三次元もOKなのか?!

今回は男前で爽やかな業務推進部マネジメント課の営業マンと
地味で無愛想な研究開発課のプログラマーのオフィスラブです。

なぜか攻様に懐かれてしまった受様が
攻様と過ごすうちに徐々に落とされていくまで。

受様は中途採用で今年の春から
ネットワークソリューション事業部の研究開発課で
プログラミングの仕事をしています。

人間相手に会話したり、愛想笑いする位なら
気の利かない奴…

3

たまには恋でも 小説

渡海奈穂  佐倉ハイジ 

恋愛的要素はともかく内容は面白かった!

これはかなり面白かったです!!渡海さんは結構面白いお話を書かれますが、これは群を貫いて面白かったです!
イケメン超オタク×見た目オタクな普通のこっち側の人・・のお話です。
題して「オタク勉強本」とでもいいましょうか・・あっち側の人の言葉とか気持ち?的な物をお勉強出来ました。
2次元だとか3次元だとかの世界ですね。

もう椋本からしたら萌えの岡崎なんですが・・見た目は超オタクなくく…

2

たまには恋でも 小説

渡海奈穂  佐倉ハイジ 

萌えは恋愛になるのか

オタクがテーマの中々に不思議な話でした。
ううーん、これでいいのか?これでいいのだ。みたいな結末に、本当不思議な気持ちであります(笑)

黒ぶちに眼鏡に地味な服装で会社ではシステム開発の仕事をしている岡崎は、その見た目から女子に”オタク”発言をされていて。
当人も漫画やファンタジーの小説が好きなんで「オタクかな~」みたいには思っていたのです。
その岡崎と仕事で絡むことが多い椋本は、日ごろ…

3

兄弟の事情 小説

渡海奈穂  阿部あかね 

いじめっこが慌てるとき

報われない、救われないと分かっていながら好きになってしまう。水橋家の三男・紬里の恋はどうしようもないものです。
「お兄ちゃん」を好きになるのならまだ分かりますが、紬里が好きになってしまったのは次男・和臣でした。和臣はどうしようもない奴です。だらしない大学生の典型型。どうしてこんなのを好きになっちゃうの!と序盤は思っていましたが。

自分が血の繋がっていない家族だということを、紬里は知っていま…

3

さらってよ 小説

渡海奈穂  麻々原絵里依 

妙なリアリティ

高校時代に好きだった平尾と関係を持った翌日
平尾は女と抱き合っていて
そのときに不快感をあらわして嫌われるのが怖くて
ずるずると浮気しても怒らない縛らない
都合のいい男に成り下がってしまった三木。

その関係がなんと10年。

バイの浮気症の平尾との関係に疲れた三木は
ちょいちょい男をつまみ食いするんですが
たまたま、ちょっかいかけた有元は
三木を拒絶するんだけども、友人とし…

4

さらってよ 小説

渡海奈穂  麻々原絵里依 

グルグルドキドキズキズキ

かなり、はまり込んで読みました。


初めて好きになった平尾を相手に10年もの間、都合のいい恋人を演じてきた三木。

平気なふりをしながらも傷ついた心の慰めになっているのが仕事先で知り合った年上の有元だった。


簡単に言えば「へたれ中年×寂しがりやワンコ(のちに忠犬)」


ヘテロの有元を想いグルグルとのた打つ三木の心情が痛いほど伝わり、有元の心がなかなか読めずにドキドキズキズキと引き込まれまし…

4
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