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渡海奈穂 鈴倉温
茶鬼
ネタバレ
自分の事の他に人の世話をするのは大変だと思う。 働きながら子育てもするお母さんは、介護をする人は、本当に頭が下がる。 このお話の主人公は高校生。 彼は学業と他に家に下宿している同じ年齢の高校生達の食事とか身の回りの世話一切をやっているんです!! 最初、その設定で読み始めてなんで投げ出さないんだよー!どうして反抗しないんだよー!と、何だかかわいそうになってしまいました。 おまけにどうも過去…
渡海奈穂 如月マナミ
眠れる森
「あー、後輩ヘタレ攻めなのだな」と思ったら・・・! 見た目から感じる攻め受けと逆であったことに驚かされました。 三郷は体育会系らしくど真っ直ぐに思いをぶつける部分が多いのですが、 その思い自体が「春日部みたいなタイプは嫌い」と「春日部が好きだから触れたい」の交錯する複雑なもので、だんだん後者が勝っていくにつれて体育会系なのに弁の立ちすぎる鬱陶しさが少しずつ後輩らしい、というか従順な子犬っ…
渡海奈穂 元ハルヒラ
kirara
すごく渡海さんらしい作品だと思います。もう作者名伏せられて読んでもわかるくらいに。特にキャラクターですね。渡海さんのキャラクターって、コメディでも明るいいい人ってあまりいないのに、たとえ陰気なキャラクターの地味な日常でも(・・・あんまりな括り方ですが)、イヤな気分にならないんですよ、私は。 あ、でもキャラクターそのものがキライな場合は別です(陰気とか地味とか関係なく)。 あとがきでも書かれ…
渡海奈穂 小嶋ララ子
まず最初に、私はこれすごく好きです。渡海さんでいちばん好きかも知れないと思うほど。 『年の差(年上攻)』しかも『先生×高校生』と言うのは、私が断トツで好きなシチュエーションなんですよ。 いうまでもなく王道中の王道設定ですから数はかなり多いんですが、好きだからこそ期待値が上がり過ぎるのか、読んでみると『・・・う~ん』と言うこともよくあるんです。というよりそれが大半かもしれないですね。 …
渡海奈穂 三池ろむこ
原作の渡海さんが好きなので読みました(三池さんがどうのではなく、漫画はあまり読まないというだけです)。 スピンオフの小説(『カクゴはいいか』)も読んだのですが、私はこちらの方が好きですね。ただ、漫画がというよりも、このストーリーの方を小説で読みたかったな~、と。 『カクゴはいいか』もそうなんですが、鉄(受)が『S気質』なんですよね。でも小説と違うのは攻のキャラクター(小説は『S×S』)…
まずはひとこと、疲れました。もともと『S気質』の攻はダメなんですが、これは受も『S』だったので、とにかくその2人の攻防に。 これ、『S同士』なんですが、同時に『攻×(精神的)攻』なんじゃ?と思ったんですよ。個人的に『攻同士』は苦手なので、余計にダメだったんです。 まあでも、Hの時の『ごっこ』は結構面白かったかな。 一方的に被害をこうむった形のタカシ君(スピンオフ元の漫画の攻・瀬能)と…
渡海奈穂 小鳩めばる
あ~、これ好きだ!なんか久しぶりに、渡海さんらしい高校生同士だった気がします。正直、最近の作品はどうも合わなくて、もう新作買わずに、過去作で満足しておこうかな~と思い始めてたので。よし、まだ諦めるのは早いな! なんというか、いかにもありがちなネタを次々スルーして行ってくれる小気味よさに参りました(超個人的に)。特にキャラクターですね。 浜本(攻)が、最初のイメージ通りの『傲慢・俺様』で…
渡海奈穂 阿部あかね
前作よりは、まだマシでした。ほんのわずかにでも、和臣(攻)が痛い目(ってほどじゃないかもしれませんが)に合ってるから。でも全然足りないけどね! とにかく、やっぱり和臣がダメでした。相変わらず何の魅力も感じないキャラクターでしたね。単に幼稚なだけですよ。もう子どもじゃないんだから、とイライラしました。 紬里(受)もますます痛々しさに拍車がかかったんじゃないのかなあ。 叔父さんは、役柄…
もうただただ不快でした。渡海さんでは他になく(基本、かなり好き作家さんですので)、読んでいる途中も読み終わってからも気分が悪かったです。 とにかく、この和臣(攻)が最悪でしたね。もともと『俺様・傲慢』系の攻は大嫌いなんですが、その中でもコイツは最低クラス。私は『キライな攻』がホントに多くて、それこそ『最低ランク』の攻も10人は下らないかと思いますが(『好きじゃない』程度に広げれば、3ケタ行…
高校の先生と生徒。すごく好きです。『神』にかなり近い『萌×2』ですね。 渡海さんって、特に初期のころの作品(文章)は、醒めたというかすごく抑えたような印象を(私は)受けるんですよね。この作品はストーリー自体も、特に大きな事件もなく、起伏もなく、淡々とした日常を描いているのですが、その中で冬杜(攻)と杉里(受)の心情がきちんと伝わってきます。 とても地味なストーリーなんですが、『どこが…