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天野かづき 蓮川愛
M+M
ネタバレ
アルベルン侯爵家のルーシャス(受)はこの世界が、前世の自分が読んでいた恋愛小説の世界であり、妹のエアリーナが悪役令嬢の役割だと気が付きます。とはいえ、前世のその記憶が活躍したのは、妹を断罪した婚約者にぶちギレしたくらいで、前世の記憶で異世界を救ったとかいうことはありません。 そういう力や知識より、ルーシャスも妹も両親含めたアルベルン侯爵家一家が仲良く、隣国の王弟クレイオス(攻)がルーシャスを…
あーちゃん2016
蓮川先生挿絵狙いで購入。安心王道なお話でしたので中立より萌にしました。本編210P+あとがき。俺様的攻めがお好きな方でしたら良いのでは。 第一王子の婚約者である妹の卒業式に出かけたルーシャス。その場で突然始まった第一王子による婚約破棄発表やら、妹が行った聖女への非道な行為、それへの非難等がトリガーになったのか、前世の記憶を取り戻し、第一王子の行動へ逆にブチ切れて・・・と続きます。 攻め…
kurinn
「勇者の恋愛」「火竜の恋愛」より、こちらのお話が一番面白かったと思いました。 前のニ作に比べると簡単に内容が想像出来なかったのと、攻めのジークと受けのウェイドに大人の色気があったからだと思います。と言ってもウェイドは22才なんですね。若い! ちょっとだけウェイドの意地っ張り具合に焦ったくなりましたが、酔ってジークへの思いを吐露しちゃう素直さが可愛かったんです。 そしてジークは大人で素…
「火竜の恋愛」を読んだ時に、こちらがクラウの兄である竜が登場してると知り、読んでみたいと思っていたんです。 そして本棚から発見しました。既読本だとばかり思っていましたが、何と未読でした。ちるちるさんの関連作品で書影とあらすじを見てて、記憶に残っていただけのようでした。 さて、内容についてですが、ちるちるさんのあらすじより、カバー裏表紙のあらすじの方が詳しかったんです。 思ってた通…
実は再読になります。読んだ記憶はあるものの、評価もレビューもしていなかったので再度読み直してみました。 火竜や生贄や勇者という単語が登場しながら、悪人が一切出て来ないという不思議さがありました。 主軸は火竜であるクラウと番になったアルセのすれ違いです。すれ違いと言ってもアルセが本当の事を言えないだけなのです。だからクラウがアルセを大切に扱っているだけに、とても焦ったくて萌えるんです。 …
蓮川先生ホイホイ。最近の天野先生のご本、おおよそ読んでいる筈なのですが、「ん?スピンオフだったっけ?」という戸惑いがぬぐいきれなかったので、すいません中立にしました。本編220P弱+あとがき。魔王様、聖女を眷属になさってます。はい。 看護大学に入学したばかりのある日、バイトからの帰り道に水たまりに足をつっこんだばっかりに「聖女」として召喚されてしまった朝陽。魔王を倒すための聖剣を覚醒させるこ…
ポッチ
天野さんて異世界トリップものとかファンタジーものを多く描かれる作家さまのイメージが個人的に強いのですが、今作品もタイトルに「魔王」とついていることからも推測できるように異世界トリップものです。 帯の文句がねえ、なんて言うんですかね。煽りが凄いっていうのかな。 NLのラノベみたいで買おうかどうしようかちょっと迷ったくらいあまり好きじゃない(個人的な好みです)。でも蓮川さんの描かれた魔王がカッ…
陸裕千景子 天野かづき
まふにょ
小説のコミカライズみたいですが、原作未読です。3話+おまけで短く、読んでいるとめちゃくちゃ省略されてるんだろうなあと思うところがありました。 勤務先の倒産で失業し、祖父の家を訪れた千秋は、幼い頃に慰めてもらった神様と再会します。そのまま異世界に連れていかれて嫁にされ…?というお話。詳しくないんですが、神気馴染ませエロは定番なのかな。 理不尽な状況から千秋は当然逃げようとするんですが、神気を注が…
天野かづき 陸裕千景子
森の中で隠れ住むオメガのセルカが主人公。 アルファの獣人、シグルドと街で出会い、予想外のヒートを起こしたことからツガイになるのですが…というストーリーですが、最初から最後まで、愛されてる!愛してる!が詰まった感じです。 セルカは貴族の父に捨てられた母の話を聞いて育ったことから、貴族らしいシグルドを信用しきれず逃亡してしまいますが、とにかくシグルドの愛されていることは揺らがないので、安心して…
天野先生の「ツガイ」物はこちらの作品で3作目になります。 全作品を読んだ訳では無いので断定は出来ませんが、受けのオメガが酷い目に遭っておらずそういう作品が苦手な方には向いているオメガバだと思います。 ただ他にも共通しているのが受けの思考で、自己犠牲的で揺れ動く感情が好きな人には堪らないと思いますが、私は合わなくて終始イライラしてしまいます。 今回の攻めのシグルドは国の英雄でありな…