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定広美香
茶鬼
作者98年、99年の作品で、初のヘアヌード描写作品だそうですが、言われてみれば・・・ちろっと毛が? 今では珍しくもなくなった表現ですが、当時はチャレンジだったのですね。 映画や音楽にインスパイアされたというか、そういう路線を狙った定広さんらしい作品でした。 表題は推理やサスペンスを含んだ展開に、もちろんリバです。 大学卒業後2年ぶりに留真から大樹に来た連絡は、結婚の報告でした。 大学…
雀影
こちらは先に出た「院内感染」後の、沢村と八木が、関係を再生するお話と、前作の逢瀬部屋の昏睡少年・橘のお話が入っています。 こちらの方が、お話の展開がゆったりしていて余裕があるかな。 両方のお話とも、ちゃんとラブラブバカップルなハッピーエンドで終わるので、安心して読んでいられる。 きれいな身体で、ガッツりエロくて、お話の構成もしっかりしていて これも、間違いなく優れた作品だと思います。 …
ネタバレ
表題作、ピアスってことで、いきなり 「ケツ穴拡げて待ってろ…」的なつかみで始まりますが、 お話の展開が濃いです。 前編だけで、沢村と八木の爛れた関係から、それが一気に終焉するまでが、みっしり描かれていて、後編にはいると、がらっとお話が転換 「ちょっ、ちょー待て、あそこまでがネタ振り扱いかよ」 ってな感じに、しばし呆然。 コミックスで、これだけの内容を、これだけのページで展開させるって、…
冗談や半端が一切ない、真摯で時に攻撃的でさえある性格の人物が多々登場する定広作品はいつもパワーに溢れている。 それは画力ももちろんのこと、ストーリーもがっつり骨太でただのエロに収まらない力を持っているのです。 そんなガチンコ登場人物達が奇跡を起こすのだが、まさに今回の表題は「奇跡」を扱った「アニュス・デイ」=神の子羊 世の罪を 除き給われる 神の小羊 私達を 哀んで 下さい な…
かにゃこ
あ・・・これは定広美香的にわりかしノーマルじゃない?かと思う。 刑事×刑事 情報屋×御曹司 というCP バツイチ子持ちの攻めと結婚する場合 養子縁組というカタチをとると バツイチ子持ちの子は、父親の恋人♂と兄弟になっちゃうんですよね。 子供側の心理にちょっとほろり。 いや、普通にいい話だった。 登場人物のモデルにDragon Ashの降谷さんを使ってるんですがw そ…
定広美香さんの本は、なにかしらビックリが仕込まれているのですが この本の中ではダントツ トルソー ですね。 トルソーって、あの石膏でできたダビデ像のようなアレですよ。 首も腕も足もなくて 首から下、そして下腹部までの胴体のみのアレです。 あのトルソーが恋人のお話なんですよ。 孤独な少年は、父の美術品の中でトルソーを見つけ恋をするんです。 トルソーを“彼”と慕う…
四ノ宮慶 定広美香
「何スか、それ?」エピローグで吐かれるセリフの1つですが まさに読者も「何スか、それ?」と、吐いてしまいそう。 四ノ宮慶さんは『玩具の恋』がおもしろかったので 作家買いをしてみたのですが・・・んー、いまひとつ。 幼なじみの将吾と和也。 将吾は、和也の恋情を抱くようになって それを知られるのが怖くて避ける そして和也の替わりに不特定多数の男に抱かれるのです。 で、そんなことし…
ヴァンパイヤのK(キング)とJ(ジェイ)の二人に育てられた人間の少年A(エース)の物語後半。 Jは18でヴァンパイヤになったことから、本当の兄弟になりたいと切望するAに18歳になるまでと期限をつけ、4年の眠りについたKとJ。 18になり高校を卒業したAが帰宅して二人は目覚める。 Kにも遠慮することなくJを求めるAはJと見境なく血を分け与える情交を交わし、見かねたKに叱責される。 J…
とても珍しい定広美香さんの人外もの、ヴァンパイヤが主人公のお話です。 ヴァンパイヤのK(キング)、J(ジェイ)は、彼らが殺した人間の残した子供A(エース)を引き取って育て一緒に暮らしています。 Aが成長し9歳になった時、Jへの激しい執着を見せるようになり、Aはボストンの寄宿学校へやられることになります。 Kは300年以上生きているヴァンパイヤ。 彼がJに執着し、仲間に引き入れてそれ…
湘司と帆波は、恋人同士で・・・ 帆波の親友で初恋の相手がテル 湘司は、テルに嫉妬しテルに近づくのです。 テルは、湘司に嫉妬して・・・ 湘司はテルに残る過去の帆波を求め テルは湘司に残る現在の帆波を求め 湘司とテルは、お互いの身体を重ねるようになるのです。 それは、お互いの身体を通して『帆波』を感じるための行為だったはずが いつしか、湘司とテルだけで関係が成り立っていって…