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椎崎夕 高星麻子
渋茶
ネタバレ
2010年刊、『壁際のキス』のスピンオフとなる。 登場人物は複数被るもののカップル誕生の経緯が違っているので、この一冊だけでも読むのは可能だ。 前作と同じく勢いのある劇団『早月』や芸能界を舞台にした役者ものを書きたかったのだろうが、こちらは設定に無理があったのではないだろうか。 役者としての佑哉(=由哉、この話の主人公)は年齢不詳でどこか浮世離れした雰囲気を売りとしているらしいが、前作の…
2010年刊。 一冊読み終えた後は萌えと残念さが入り混じった感覚だなってのが率直な感想だった。 まず、裏表紙のあらすじに載っている"最悪な第一印象"よりも、受け・啓(さとる)の壊滅的な家事能力の無さと、攻め・羽島の世話焼きぶりに目がいった。 ここから二人のやり取りで共通している性格は、独自のこだわりの強さなのかな?と伺えたのだけど… "合わない性格のようで…
あーちゃん2016
小説は全て3段組です。コミックは未読のものが多く、申し訳ありませんが コメントできないものあります。以下長文失礼いたします。 1.安曇ひかる先生「純情タヌキ、恋に溺れる」番外編「純情タヌキ、お仕置きされる」8P 季史と鼓太郎が温泉へ旅行に行くお話+温泉エッチ話。 2.伊郷ルウ先生「王子様と愛され初恋二重奏」番外編「王子様と永遠の二重奏」8P 本編未読。お風呂エッチ話。 …
kurinn
本編後に浅見と晴弥がキャンピングカーでスケッチ旅行に行くお話です。 夏休みに色々あったので恋人同士になってからの初めての旅行らしく、まだ絵が完成してないので週末だけ浅見の部屋への帰宅生活が続いているようでした。 相変わらずのスパダリぶりで、晴弥の行動を熟知していて完璧なスケジューリングでした。 途中に浅見の父親から電話がかかって来て、スケッチ旅行に一緒に行きたかったと拗ねてました…
椎崎夕 麻々原絵里依
この作品の中には良い大人たちと悪い大人たちが登場します。 悪い大人は受けの晴弥の父親でありその内縁の妻で、良い大人とは攻めの浅見と浅見の父親で晴弥の才能の後援者です。 冒頭から心が痛くて晴弥の心情を考えて涙が出ました。大好きな義兄に恋人が出来て、その恋人は無神経な女性で、でも義兄は彼女を庇うのです。 唯一の味方だと思っていた義兄に捨てられたと思った晴弥は同居してたマンションを出て、ア…
先生買い。安心安定のぐるぐるロングコースですが、なんか好きなんです、椎崎先生のぐるぐる。個人的には癖になる味わいなので萌2なんですが、万人受けするかと言われると?なので、萌です。ひかりTVブックさんで、「挿絵あり、結構分量ある電子限定おまけ付き」でした。 義理の兄である正治と半年前から同居している晴弥(せいや)。正治が大好きで、家事をなんでも頑張っていましたが、兄の彼女は性格が合わず、彼女と…
椎崎夕 三池ろむこ
みゃぬ
当時は数少ない年下攻めを書く作家さんだったので買っていましたが、この作品を読んで以来買うのをやめました。 以下は主役カップルとは別部分のネタバレです。 受けの義姉のいずみと当て馬攻めの高階は2人とも記憶のないまま裸でホテルで寝ていたことがきっかけで結婚し、その時の子供もいます。 でも実はいずみは酔っていた時に高階のライバルである能代にレイプされていて、子供もその時に出来ていた…
椎崎夕 榊空也
碧雲
やるせない・・自分を護る意識が低い主人公が歯がゆい。 学生時代に万引きのぬれぎぬを二度も被った主人公。 濡れ衣について、反論を強くしないので、冤罪を認めてもらえなかった。仕掛けたらしい犯人は同級生、表向き西野という奴。 だらだらとその後も「こいつは万引き犯」と嫌がらせに粘着する ・・・この西野へ依頼していた「主」はサイコパスの傾向を持つ嫌な奴。主人公が自分から離れないように縛りたかった…
窓月
麻々原先生のイラストには無条件に吸い寄せられてしまうため、久しぶりに椎崎作品を手に取りました。 血の繋がらない義兄の正治と同居する大学生の晴弥は、子供の頃から絵を描くのが好きで、夢中になると我を忘れるほど。自分が描く絵を褒めてくれて、中高で寮生活に入るまで面倒を見てくれていた正治に思いを寄せていた。 義兄には浅見という幼馴染みの親友がいて、正治と兄弟になってからというもの、からかわ…
椎崎夕 花小蒔朔衣
いるいる
萌えセンサーは反応してて概ね楽しめたんですが 個人的嗜好で受けが好ましく思えず☆1つ下げました。すみません。 というのも、若さ故もあると思いますがだだをこねた意固地に見えてしまって…;表紙イメージの不憫健気受けは大好きなので切なさを期待して読み始めたら…あれ?受けさん意外と強いね…?と。ギャンギャン言い返してて自分の意見を絶対曲げたくない気の強さを感じました。 もちろんワケがあるんで…