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22/35(合計:350件)
椎崎夕 花小蒔朔衣
茶鬼
ネタバレ
まさにその通りの作品でした。 あまりに近しすぎたために隠さなければならなかった想い。 それがバレたくなくて一人で色々を背負ってしまおうとする主人公。 想いは本当は通いあっていたはずなのに、互いが互いを思うあまりに踏み出せないちょっぴり切ないお話展開でした。 高校生の時両親を車の事故で亡くし、自らも足に大怪我をおい後遺症が残り少し不自由が残った主人公の大学生・和。 結婚していた姉の…
Krovopizza
椎崎作品久々のヒットでした(個人的に)。 苦労人で頑張り屋な美人受が 男前攻にベッタベタに甘やかされるという大変美味しい展開♡ 悪役一人を除き、周囲の人々が皆温かいのも良かった。 大学生の和は、交通事故で両親を亡くし、自身も右脚に後遺症がある。 結婚した姉とは3年前のある「事件」以来疎遠になり、 今は又従兄弟の理史のマンションに居候させてもらっている。 ある日、「事件」の元凶…
椎崎夕 葛西リカコ
marun
歳の差カップルの話で、受けになる史哉は幼いころから無意識の甘えが攻めである 有木にあって、有木は史哉を幼い時からずっと見つめる、それも子供にもその視線が 解るくらいなのですから、読み手としては、この攻めショタなのかと勘違い。 しかしながら読み進めて行くうちに、有木は単に育ての親で後に史哉の母と 事実婚する相手に史哉親子を見守っていけば自分に何が大事なのか解るなんて 理由から史哉を見つめ続…
題名が前作に似ている事、イラストレーターが同じ事から、あれ前作のスピンなのかな?と思ったら全く別作品でした。 この椎崎作品、いつものように温度は低めで、一読目は首を捻った具合だったのですが、読みかえしをして寝かしてみると、ジワジワジワと効いてくる。 一読だけでバッサリ切ってしまうのはもったいないと思った作品ですが、ちょっと色々とひっかかる部分が目に付いてちょっぴり評価は低いかも。 幼…
温度が低く、あまりリアル感のない登場人物たちの中にあって 攻のイヤな部分だけが妙に人間味ありましたw 親戚のオジサンや、上司にいたら嫌なタイプですね~ 自分の非を絶対に認めず、屁理屈で相手に責任転嫁する、やたら厚かましい大人。 老獪で頼もしいとも言えますが、人として全然カッコよくないし、BLの攻としては完全に論外でしたw 大人は大人でも、尊敬したくない方の大人かと(´Д` ) 読み…
椎崎夕 高星麻子
『不器用な策略』の続編、その後の二人の関係になります。 遥が今作では甘えたがりのワンコのように前回以上に成り下がっていましたね。 一基と言えば、やっぱり相変わらず竹を割ったような気性でプライベートでは べらんべいな口調で硬派な男前なイメージはそのままなのですから、 遥にベタベタにくっ付かれて、やり過ぎとたしなめている感じです。 続編は付き合い初めて3か月が経過していて、まさに蜜月の時…
人と接するのが苦手で、感情も余り表に出さない主人公・大和。 働く叔父のギャラリーを訪れた客・田宮が、ギャラリーの喫茶の客として頻繁に訪れるうちに、自分に性格を言いあてられ、互いに恋愛が不感症なら実験のつもりで恋愛をしてみないか?という誘いに承諾をする。 どうしてもその気持ちが受け入れられず別れる事となった親友との再会と、大和を気にする彼が田宮についての情報を与えた事から田宮への嫉妬と怒りの感情…
綺麗だと言われる容姿をしている受けになる大和は、一回り歳の離れた叔父が オーナをしているギャラリーで事務をしながら子供のような手のかかる叔父の面倒も 見る生活をしているのですが、そんな時に叔父の作品を買いたいとギャラリーに やって来た攻めになる田宮と出会うが、互いに印象は最悪な感じでした。 ギャラリーではカフェも一応やってはいるけれど、カフェの客は皆無で殆どは オーナーの友人か、ギャ…
snowblack
ルチルの冊子のタイトルは、毎回rutile souvenirに何か一言加えたものだが、 この一冊の一言は「宝物」。 その中から、一穂先生「藍より甘く」の番外編のみのレビューです。 : サラリーマンとして働く暁行は、急な代役で九州に出張に行く。 なんとか仕事はうまくいき、その後の取引先社長の家のガーデンパーティ、 庭に咲いた小さな青い花を見て遙を思い…
「街の灯ひとつ」番外編のみのレビューです。 初鹿野が築と一緒に京都に出張した帰り道新幹線で雷雨に見舞われ、 片喰のもとへ駆けつける話。 平和に京都駅でお土産を調達し、新幹線に乗ったものの途中から鳴り出した雷鳴に 恋人の事を思っていても立ってもいられなくなる。 かつて雷に打たれた経験を持つ片喰にとっての雷は、想像を絶する恐怖だ。 新幹線の中からかけた電話にも出ない(出られない)恋…