椎崎夕さんのレビュー一覧

手の届く距離で 小説

椎崎夕  サマミヤアカザ 

八雲くん方付け上手。家事上手

受け様 八雲 家出中。
交通事故で出会い、同居のバイトに勧誘。
八雲くん方付け上手。家事上手。
攻め様の東上。口数は少なそうだけど、がっちり囲い込み。
八雲くんの家出理由を解決
調査会社ってすごいです。東上さん手際がいいです。
ひなちゃんがキューピット。
東上さん しっかり一番欲しいもの手に入れてしまいました。
なのに、なぜ「片付けヘタ」なのでしょう。

ちょつと 八雲くんと東…

3

壁際のキス 小説

椎崎夕  高星麻子 

キャラが好きです

内容としては、う~ん・・・悪くはなかったです。突っ込みたい箇所はいくつかあるけれど、話としては一応まとまっています。ただ、インパクトというか、これ!というものは私的にはなかったです。内容よりも椎崎さんらしい素敵な文章表現の方に目が奪われる感じでした。情景描写も感情描写もエロ描写も素敵でした。ほんと、この方の文章って好きです。

それからキャラが良かったです。この攻めと受けは『不器用な策略』と『…

2

きみの背中を見ている 小説

椎崎夕  あさとえいり 

年下ワンコくんと人間不信な堅物美形

理屈っぽくてめんどくさい二人です。

ずっと思い続けていた親友の結婚式の夜、バーで出会った見知らぬ青年と一夜を共にした。
目が悪くコンタクトのトラブルもあって記憶が曖昧になっていたけれど、ある時見覚えのある背中の傷からその青年の正体を知った時、過去の傷つけられた記憶からどうしてもその言動が信用できない。

一哉の過去のことを思えばそうなってしまっても仕方がないような出来事ですが、信じ始め…

1

ひとでなし 小説

椎崎夕  佐々成美 

好き嫌いがハッキリわかれると思います

「ペットの躾は最初が肝心、だそうだ」

大昔の同人誌を全面改稿した作品だそうです。また、椎崎さんがおっしゃるには、「裏バージョン」かつ「ひとでなし」と「ろくでなし」の話だとか。

確かに、里見(攻)は謎に包まれた部分が多くて最後の方まで何を考えているのか分からないし、そんな里見に執着される長峰(受)も方も、野生の動物みたいで一筋縄ではいかないタイプです。主役の2人以外にも、とんでもない上司…

5

おさななじみから 小説

椎崎夕  小椋ムク 

瀬戸内の夏

ある夏休み、18才の高校生・祐弘(ユキ)は
4年ぶりに大伯母の家で過ごす事になる。
思いがけず駅に迎えに来ていたのは、
かつて幼いときより9年、毎夏共に過ごした幼馴染みの晃平、
4年の間に彼はユキの背丈を追い越し、すっかり逞しくなっていた……

尾道を思わせる風情のある瀬戸内の夏を舞台に、
幼馴染みの再会と恋……、なんてツボな設定!と
表紙にも惹かれて手に取った。

雰囲気を味…

7

ひとりじめ 小説

椎崎夕  小山田あみ 

ほのぐらい

すれ違い萌えなんですが、なんか拍子抜けしてしまいました。

攻めは結構クズ寄りですし、
受けは共感できない部分が多かったです。

一回離れてから再開するシーンは良かったんですが
途中に飽きてしまった部分があったのもあり、
あまり感動することもなく想いを確かめあう場面が来てしまったという印象です。
仲介が入ってようやく誤解が解ける、という王道は好きなんですが
いかんせん攻めの行いが…

1

恋愛未満 小説

椎崎夕  雨澄ノカ 

無くしたくない想いを胸に抱えて…

既読の日を記念して。
購入しながら『恋愛以上』を再読してから読もうと思いつつ
つい積んでおいてしまいました。

前作の『恋愛以上』よりこちらの方が好きです。
前作では主人公の先輩で、10年以上も付き合ったのに結婚し家業を継ぐから別れてくれと突然言われ納得もできないまま別れることになった、美容師の瀬川の物語です。

10年付き合ってという部分が最近読んだ『お休みなさい、また明日』を思い…

4

無防備なたくらみ 小説

椎崎夕  高星麻子 

ひんやり淡いラブストーリー

『不器用な策略』『不器用な告白』のスピンオフ。
主人公と前作キャラたちとの絡みがかなり多いので、
過去作既読の方が入りやすいかと思います。


前作の攻め・ハルカの元カレで、
前作の受け・友部に片想いしていた穂(受け)。
大学を卒業した彼は内定を取り消され、
就職先が見つかるまで
行きつけのバーのマスター・シン(攻め)の下で働くことに。

報われない恋にハマりがちな穂。
純…

3

ひとりじめ 小説

椎崎夕  小山田あみ 

天然同士のシリアスなすれ違い

教育実習生の受が高校生の攻に強姦され、
十年後再会してまた脅され関係を持つ。

そんなシリアス展開なのにどこか間の抜けた雰囲気なのは、
明らかに両想いなのに二人とも自分や相手の気持ちに鈍すぎてグダグダすれ違い続けているため。
脚本の都合でちょっと無理ある思考回路にさせられているような不自然さがありました。


いくら怪我をさせた負い目があるとは言え、
自分を強姦した男を庇い、好き…

9

不器用な策略 小説

椎崎夕  高星麻子 

文体が合いませんでした

積み本消化強化月間でございます。

こちらの作品は、なぜ積まれていたか…
ズバリ、イライラしたから!です。
細かいことですが、気になって気になって。
この作品、過去を回想しその時に話した台詞がカッコ書き(こういうカッコ)されています。
しかもそれが、過去の出来事中も会話形式で続きます。
章分けされているのだから、なぜ普通の会話カッコでない?
たびたびで長い!し、読みづらいというか気…

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