椎崎夕さんのレビュー一覧

好きになりなさい 小説

椎崎夕  葛西リカコ 

あじさいが素敵・・(絵の話です)

ちょうとアジサイの季節だなあとおもいだして
リカコ先生おっかけで到達したこの本に 今頃投稿。
何が好きって、この表紙。
アジサイがキーアイテムなのですが、それがとっても美しく描かれていて
うっとりー。
二人の表情も本文内容をまさにぴったりあらわすもので、さすが葛西先生・・・・うますぎるーと、感動。
後書きに記載あったかどうか定かではないのですが、椎崎先生もきっと、感動されたのでは。

3

近すぎて、届かない 小説

椎崎夕  花小蒔朔衣 

過保護すぎるよ〜

近すぎて、遠い の続編です。前回はクソ最悪なセクハラ義兄という悪役が存在したり、事件が起こったりしましたが、今回はどちらかというと主人公の心の葛藤が中心に描かれています。
主人公の和は、右足が悪く、そのせいで一回り離れた恋人の理史君に過保護にされることが気になっていました。自分は甘えすぎてるのではないか、このままでは自立できないのではないか、ということを新キャラの進藤さんの言葉によって考えるよう…

4

壁際のキス 小説

椎崎夕  高星麻子 

年下の俺様が愛を乞うまで

ストーリー展開自体は、突っ込みどころも多いと感じましたが、どこが萌えどころかなぁと考えてみると。
ルックス良しでCMで名の売れ始めた20才の芸能人(俳優)、羽島。彼の、若さゆえ?の自分勝手さ、強引さ、つまりは子供っぽさ。同時にイケメンの贅沢な悩みとも言える自意識過剰と、他人の賞賛を馬鹿にして自分を過小評価する態度。
そんなところをズバッと意見してきた哲に、俺様かつ懇願の入り混った複雑な恋心を抱…

1

好きにならなくてもいい 小説

椎崎夕  葛西リカコ 

結構しつこい攻め

う〜ん…どう言えばいいのか。
出だし。大人の魅力たっぷりの攻めに、反発しつつも気になって仕方ない受けの気持ちに感情移入して、強引かつ官能的に未経験の受けの躰を拓いていく描写に「神寄りの萌x2」評価と感じていました。
その後の、受けが甘やかされてどんどん素直になっていく様なども好ましいものでした。
が、起承転結の「転」とも言える攻めの隠していた秘密が浮かび上がり、そこからの二人に亀裂が入り………

7

その、ひとことが 小説

椎崎夕  榊空也 

ページ数の割に…

あらすじ:
学生時代から片想いしていた先輩の結婚報告パーティに出席した映(受け)は、ヒロト(攻め)と名乗る見知らぬ男に誘われ、一夜を共にする。
ヒロトになかば脅される形で、3ヶ月という期間限定で彼の恋人に。
優しく面倒見の良いヒロトに惹かれていくが、彼の本名も素性も謎のままで…

約380ページと、かなり長めの話。
ヒロトの正体が物語終盤まで分からないというミステリアスな展開ですが、ワ…

12

その、ひとことが 小説

椎崎夕  榊空也 

安定した萌え物語

謎めいた攻が登場することから始まる物語。ある程度先は読めてしまうのだけど、やはり椎崎先生はいい。主人公の受の劣等感が強くグダグダしがちな性格とか、攻の世話好きなところとか安定して楽しめる。
今回は当て馬というような登場人物もおらず2人の関係が丁寧に書かれていて良かった。割りとBLのお約束に近い作品だと思うけれど、こういう作品が丁寧に書かれているのは素敵だと思う。2人が末永く幸せに暮らしていく様子…

5

近すぎて、遠い 小説

椎崎夕  花小蒔朔衣 

受けがタイプでした。

近すぎて、遠い。確かに。そうですね。笑
くっつく前からこんなにずっと2人でのシーンが多いのはやはり近すぎるおかげなのでしょうね。
和は、理史くんのことが好きで、それを知られないようにすることで必死でした。そのことを利用されて、義兄にいやらしいこともされたり... 馬鹿すぎる...
理史くんは、和に過保護で読んでいてとても楽しかったです。笑 何せ私はそうゆう組み合わせが好きなので。笑 和のこ…

3

彼と、彼 小説

椎崎夕  北畠あけ乃 

ツンデレなのかい?

読んだ作品がたまたま似たような設定だっただけなのだと思う。そのおかげで、作家さんのツボ設定と自分のそれが重なるのがわかりました。

『非保護者』のスピンオフですが、わたしはこちらの方が好みだったかな。大人の男と生真面目で芯の強い、純な年下のすれ違いラブストーリー。『好きにならなくてもいい』にハマってしまい、大人の男が秘めやかに恋に溺れる(しかもツンデレ)王道がブームになってしまった…。

4

近すぎて、遠い 小説

椎崎夕  花小蒔朔衣 

痛々しい。

先に続編の方を読んだのですが、その過去編?とはいってもそれほど経ってはいませんが…。 こっちはこっちで腹の立つキャラ(義兄)がメインです。 又従兄弟が好きだけどその気持ちを言えず、逆にそれを知られて脅されたり、それに加えて姉へのDVとドロドロとまではいかないまでもシリアス展開? 束の間の幸せもその義兄によって崩れてくんだけど、ある意味コイツのおかげで両想いにもなれたのか? でもこの前作を読むと続編…

1

近すぎて、届かない 小説

椎崎夕  花小蒔朔衣 

頑張り屋さん

続きものでしたが、この本だけでも大丈夫。 身体の不自由な人のリアルな感じ(思い)が書かれてるなぁと。 脚が不自由で周り(特に恋人)に凄く過保護にされてるけど、このままではいけないと思い頑張る和。だけどそれを止めようとする恋人や、和の頑張りを邪魔に思うキャラとかいて読んでてこっちがモヤモヤな気分。 ずっと側にいて怪我で辛い思い痛い思いを見てきてるので甘やかしたいのも解るんだけど囲われてばかりも辛いよ…

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