朝南かつみさんのレビュー一覧

くるおしく、きみを想う 小説

沙野風結子  朝南かつみ 

お風呂シーンが印象的。

以前から気になっていた作家さんの本をようやく読めました。
………面白かったー!

航希は隣の家のお兄ちゃん・莉一に憧れを抱いていた。
少しずつ親しくなって距離を詰めて。
しかし、そんな話を兄である采斗にしていると采斗はあっさり莉一との距離を縮めてしまった。
その上、莉一が眠っている采斗にキスしているのを見てしまい…。
そのことで崩れる航希と莉一の関係。
やがて、莉一の感情は上がり、…

5

つる草の封淫 小説

沙野風結子  朝南かつみ 

エロの神様と呼ばせていただきたい

最近沙野さん読み返し月間です。
神がかり的なエロシーンの描写力にますます尊敬の念を深めております。
この「つる草の封淫」、BLには珍しい本の厚さと結構頭を使う時代言葉で1回ザッとしか読んでなかったんですが、今回読み返したらいろいろな発見が。というかフンドシです!
「下帯」という単語がやたら出てくるのですが、前に読んでたときは「オビみたいなもの?」ぐらいの認識で読んでたんですが、フンドシのこと…

8

秘蜜 初回限定キャララフSSペーパー グッズ

羞恥奴隷のデートといえば!

本編『秘蜜』にて、うまくキャリア官僚の英一と、家元の李之に羞恥奴隷として調教され、恥ずかしい事をされることにほの暗い悦びを見つけるようになった佳樹。

この3人のデートといえば・・・もちろん!人前で恥ずかしい事をしに行くことですよね♪
ということで、季節的にちょっと先取りの”初詣”であります。
参拝者日本一というくらいの混雑をする「M神宮」にて。
二人のリクエストで、佳樹は着物で出かける…

2

秘蜜 小説

いとう由貴  朝南かつみ 

痴漢電車、もしくは羞恥奴隷

普段いとう由貴さんの作品は、無垢な子を調教する話が多いような感じがしていてあまり積極的には読まないのですが、今回は朝南かつみさんの何ともフェロモンあふれるけだる~い表紙で表紙買いです!
何かイヤラシイ二人よね?全然服着てるけど、それにこれ攻めっぽいよね?
・・・と思ったら、この表紙二人は攻めさま~!!
そして受けちゃんは中のカラーと裏表紙にv
攻め2人の受け1人の3Pなのか、ジュルジュル・…

8

くるおしく、きみを想う 小説

沙野風結子  朝南かつみ 

不器用な攻め。(ネタバレ注意!)

中立に近い萌。

医者も弁護士も大好物v
トラウマを抱えてる少年もいい!!でも期待していたトラウマじゃなかったのに残念。

利一が本当にずっとお兄さんのほうが好きだったことを知ったときはちょっとショックだったな・・
ひそかに航希を好きだったことを期待していたのに・・。
BLに多いストックホームシンドロームな一冊でした~。

4

よくある話。 小説

中原一也  朝南かつみ 

オヤジ好きなんだけど・・・・

なに、この年下攻め池田君は超マニアックなヤツですね!! 
確かに、このオヤジ受袴田課長 見場もそんなに悪くないのかもしれない。仕事もそこそこできる。歳が36才。スーツ、メガネ・・・萌どころ満載なんですが、幾分無頓着すぎる。
嫁さん(元AV女優)と出来ちゃった婚のくせに、1年たっても赤ちゃんが生まれないのを不思議に思わないってどうよ!!! わたしゃぁ、さすがにそんな男はいらん!!!(><)
そ…

1

くるおしく君を想う 小説

沙野風結子  朝南かつみ 

もっと「くるおしく」ても良かったのになぁ。

いいタイトルですよね。
「くるおしく君を想う」って。
読んでみた結果は・・・うーん。

確かに、くるおしく想っているのですが・・・思いの強さは、受の弁護士よりも、攻の外科医の方が強いような気がする。
ま、私の感じた「くるおしい度」なのですが。


となりに住んでいたお兄ちゃんが好きで好きでたまらないのに、彼は自分の兄を「くるおしいほど」想っている。
兄が寝ているトコロにキスをして…

4

艶縛―軍靴の蹂躙― 小説

バーバラ片桐  朝南かつみ 

ミラクル乳首ジパング

元男爵家の近衛将校・興宣には誰にも言えない秘密がある。
それをタテに憲兵の岩波に持ちかけられた取引――その代償は興宣自身だった。
目的と仲間を守るためひざまずく興宣を岩波は何度も求めてくる。
ひどい行為とは別に時に慈しむように触れてくる岩波に混乱する興宣だが……

憲兵×ワケアリ近衛将校。
バーバラさんのミラクルジパングモノ。
今まで何作か読んだけれど若干パターン化しているような気が…

1

くるおしく君を想う 小説

沙野風結子  朝南かつみ 

けなげ過ぎるっ!

ひどい話がすっかりクセになってきたけれども、
切ない感じまでついてくるこの本は、非常によかったです!

しかも、復刊とは思えない新鮮さ。
いい話は色あせないんだなと「疵」のときから、
わかってきました!

このお話、いろいろ切ないんですけど、
ラスト近くのクリスマスのシーンは、かなり涙モノでした。
攻めのお気に入りの兄が帰宅してしまい、
弟は呆然としながらも家を出るシーン。

2

くるおしく君を想う 小説

沙野風結子  朝南かつみ 

いじましい!そしてやはりエロ!!

2007年に出版された「くるおしく、君を想う」の新装版です。加筆修正&描き下ろしのショート付きで結構厚めでした。前の本は読んでないのですが、どのへんが変わったのか、ちょっと読み比べてみたいです。
主人公、航希が小学生の時に隣家に越してきた莉一との、十三年後の再会。昔、航希の兄・采登に莉一がキスをしているのを航希が目撃してしまったところから大変なことになっていきます。

もう航希が莉一を好きで…

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