朝南かつみさんのレビュー一覧

積木の恋 小説

凪良ゆう  朝南かつみ 

胸にくるものがある(¯―¯٥)

じんわりと胸にしみる。
基本的に甘々が好きですけど、こんな甘いだけじゃないお話もやはりいい。

受け様は、男専門の恋愛詐欺師の蓮。本名は透。
今回新たにターゲットにしたのは、大病院の息子で医者の聡。

詐欺師とカモ、という出会い。
でも、聡から対価を求めない掛け値なしの愛情を向けられ、罪悪感を覚えるように。
「好き」という気持ちを自覚して葛藤する透。
透の気持ちに引き込まれて、私…

3

凍える月影 小説

いとう由貴  朝南かつみ 

領主とお坊さん

領主とお坊さんという設定。これはこれで萌え萌え設定なのですが、さらに二人の関係にはもう1つの背景が。。

異母兄弟のカップルになります。
跡目争いから幼少期に辛酸をなめた僧侶、月永。ある狙いをもって、領主の義康に近づく。そうとは知らない義康は、美しい月永に恋をして。。

義康とその母を陥れようとあらゆる奸計を尽くす月永。その腹黒いところがあまり好きになれませんでした。
信用させるために…

1

凪良ゆうデビュー10周年記念小冊子 グッズ

特別感のある小冊子

2018年に発行された、凪良ゆう先生のデビュー10周年記念の全員サービス小冊子。(プラチナ文庫版)
収録は商業作品の番外編6本。
「積木の恋」、「お菓子の家~un petit nid~」、「天水桃綺譚」、「未完成」、「365+1」&「愛しのいばら姫」、「闇を呼ぶ声~周と西門~」です。

元の作品のカラーもあるのですが、全体的にしっとりした印象です。
久々に味わうお話の世界観もあってとても…

2

禁断ロマンス 小説

妃川螢  朝南かつみ 

本当は「神」評価/朝南先生挿画

随分前に購入して、読後レビューしていなかったので、再読。

この小説は、かなり古い作品を、文庫に再発刊したもの。
多分連邦時代のロシアが舞台。

両親に似ていない咲人は、不義の子だとネグレクトされて育つ。
結果を出してこいと、父親にロシア支社に飛ばされて、
地下組織のトップ・アランに気に入られて愛人になる。
色々在って、アランと二人で国外脱出、自分を愛してくれる人と暮らす咲人。

0

俺と奴の対峙する関係 小説

義月粧子  朝南かつみ 

綺麗な挿絵

朝南かつみ 先生の絵を楽しみたくて、紙本を購入。

内容は、義月先生のいつものパターンを外れない。
受の魅力に抗う攻のあの手この手。

0

積木の恋 小説

凪良ゆう  朝南かつみ 

崩れ落ちても積み直せばいい

作者買いです。
開業医の長男と、その資産狙いの恋愛詐欺師の物語でした。

最近読んだBL小説の受けがどれも不幸な生い立ちの子ばかりだったので、またか思いましたが不幸な受けが幸せになるお話は好みですし、まあまあと思いながら読む。

辛い暗いシーン多めなので、加賀谷がひたすら蓮に甘々なのが救いでした。

加賀谷が好きだったという後輩や、お見合い含めた家のアレコレ、公園でで会ったおばあさん…

2

くるおしく君を想う 小説

沙野風結子  朝南かつみ 

代用品

この作品は、切ないというか、辛いというか。
航希の切ない状況が前半めちゃくちゃ伝わって、そして莉一ってなんて奴なんだと思っていたのですが…
それよりも兄のほうがもっとクズでしたね。

ここまで誰かを想うことができるのって、凄いことだなと思います。とても自分には無理。だから航希には、もう止めときなよ、って言いたいけれど、きっと彼は納得した上でそうだったんだろうな。意識的には納得してないのかも…

0

華と散りぬるを 小説

今泉まさ子  朝南かつみ 

めちゃくちゃにされる話お好きな方に

モブ姦好きならとオススメされて読んでみました。
初めましての先生です。
世間知らずの大学生が騙されて堕とされて誤解が解けて愛されてお姫様にされるシンデレラストーリーでした。

受けが美人で、攻めの好みのタイプだったからこうなった感じです。男女のお話となんら変わらないBLでなくても成立するお話。
BLだからこそって部分が欲しいなって思ってしまいます。

受けの祐之くん、快楽堕ちが過ぎま…

1

秘蜜 小説

いとう由貴  朝南かつみ 

後半が読みどころ

最初は電車シーンで、そこからの彼らの心の動きがなんとも言えず萌えました。
単なる3Pではなく、元々幼馴染という英一と季之。彼らの信頼関係があるからこその二人の共有の「恋人」が成り立つわけで。
さらに性癖に目覚めた(目覚めさせられた)佳樹も彼ら以外には嫌悪感を感じてしまう状態にされてしまったが、その心の中の思い、それが好きというようなものなのかがわからないまま、、、
それでも彼らが他の誰かを抱…

1

忘れないでいてくれ 小説

夜光花  朝南かつみ 

最後まで一気読み!

挿絵がなかった……。
口絵すらもなかったわ……。(シーモア)

寝る前に読めるところまで読もうと手にしましたが、ええっ!?どうなるの?!の連続で目が冴えてしまい、最後まで一気読み。
というのも、受けの清涼が危なっかしくて目が離せなくて。

相手に触れると記憶が見えるという特殊能力の持ち主である清涼。
秦野の封印したい記憶を暴いて煽ってしまった結果、刑事である(!)秦野にレイプされちゃ…

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