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朝丘戻 yoco
さんさんま
朝丘戻にしか描けない空気感。 そこには愛しあうことの儚さと苦しさでも尊さがちりばめられている。 この作家以上にそれらを偽りなく赤裸々に愛情と誠意をこめて表現できる 作家はいないでしょう。 今作品はそのテーマを惜しげなく伝えきった渾身の、それこそ魂をこめた作品だと思います。 号泣きしました、なんて安い言葉でこの作品の感想は述べません。 お涙頂戴の辻褄あわせの物語も、綺麗事ばかりのよい…
朝丘戻 テクノサマタ
ぴろりん☆
ネタバレ
テクノサマタ先生の絵がもともと好きなため、表紙買い。 とても切なく苦しい作品。ほろほろと涙があふれ出てきました。 あめちゃんの面影が残りつつも、ちいさんとして再び先生を愛して愛されて、ハッピーエンドに思われますが、バットエンドな感じ。 あめちゃんもちいさんも千歳なのに別人のようで、先生はあめちゃんのおかげで一生ともに過ごせる人を見つけたんだなと思いました。最後の「あめちゃんへ」のお話は笑顔で…
朝丘戻 麻生ミツ晃
麗音
優しくて淡々としたお話でした。 藍は両親が健在なのに叔母夫婦の養子になるが、そのことを苦にしないようにと気を使われる度に居場所がない思いにかられ、実の親にすら愛されないことから自己否定してしまう。 ただそのことから身を売るに繋がる状況はよく見えませんでした。 登場人物に悪人はいないんです。 ただ自分本位だったり少し狡かったり考えが足りない人たちばかりで、どこにでもいつ普通の人たちだ…
原作者監修のもとに作られたというドラマCDを聴き大変感動したので、ほかの作品から苦手に思い敬遠気味だった朝丘さんの作品ですが久しぶりに読みたくなりました。 先生が千歳と出会って人として足りないものに気が付いたり指摘されて改めていくごとに、ぼんやりとした輪郭しかなかった先生が徐々に明確になってくるのが良くわかりました。 初めの方の先生は30年生きてきて心から欲しかったり強く求める人にも物にも…
KAA
皆さんの評価が高かったので読んでみたのですが… 残念ながら私にはあいませんせした。 設定や話の流れはイイと思いました。キャラも別に嫌いではないです。 でも、読めなかったです。 自分でも不思議なんですが、どんなにイヤな設定もものでも、なんとなくBLというだけで読めてしまう私なんですが、このお話だけは本当に読めませんでした。 続きが気にならないというか、読むのがとても面倒で、やっと少しずつ数…
薄雲
CDを聴いた後にこの特典小冊子を読んで、胸が締め付けられました。 千歳が記憶を失う前、まだ先生と幸せな日々を積み重ねていたころの話です。 一番印象に残っているのは、あめちゃんが先生の家に来るときに「ただいま」と言う場面。 CDの中でも京都にまで押しかけてきたちいさんが、「ただいま」と言うのですが、この小冊子の中でのこの台詞が、CDでのあのシーンに繋がっているのかな、と……。 そう思うと…
だん
受験に向けて受け様が予備校に通うところから始まります そこで出会った風変わりな予備校の先生が攻め様です つかみどころのない攻め様との会話が徐々に楽しくなってくる受け様 自分との会話が成り立ちしかってくれる受け様を好きになってしまう攻め様 攻め様が受け様に、軽い感じだけど好きだよとアピールが続き 受け様も攻め様の気持ちに応えるように付き合うことになって 凄い幸せな日々が続きますが…
ナポ
朝丘戻さんの作品は初めて読みます。 読んでいてまず印象的だったのが、描写の豊かさ。 この物語は主人公である高校生の一吹(いぶき)視点で描かれているのですが、一吹の心情や抱える悩み、ふと振り返る過去の記憶等、それらが一ページ一ページにたっぷりと詰め込まれております。文章の厚みとでもいうのでしょうか。そういったものを感じて「これは読み応えあるかも」と読むのが段々楽しくなっていきました。…
marun
ダリアフェアの今度の小冊子は個人的に好きな作品が多かったのでかなり嬉しい。 朝丘 戻さん「坂道のソラ」成瀬かのさん「琥珀色のなみだ〜子狐の恋〜」 名倉和希さん「御曹司は初恋を捧ぐ」の3作品の番外編が入っています。 その中で特にお気に入りなのがもふもふスキーな私のお勧め作品の一つですが 成瀬かのさん「琥珀色のなみだ〜子狐の恋〜」から番外編タイトル琥珀色の日々です。 攻めの鐵と狐神様の子…
那智子
幸せである定義とは、何だろう。 二人がくっつけば、思いが通じれば、相手のことを思いやることが出来たなら。 みんなそれぞれ自分の中のハッピーエンドがあると思います。 私の中でのハッピーエンドは、想いあってずっと傍にいることでした。 しかし、朝丘先生はそんな甘っちょろい価値観をそれをいともたやすく打ち砕いたのです。 正直に言えば、くっついて欲しかった。 二人でなんてことない日常をまった…