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30/42(合計:416件)
朝丘戻 yoco
末莉
ネタバレ
非常に朝丘さんらしい作品だと思いました。 本当に「大人」な人物を書くのが上手い作家さんだと思います。攻めである大柴の大人な対応を見て、受けである一吹と一緒に何度ズルイと見悶えたことか(笑) SNSを使ったネットでのかけあい、時間の流れ、気持ちの変化も上手く書かれていたと思います。 私は終盤にかけての二人の関係を認めてもらえず、母と口論になったシーンで涙しました。自分の感情を上手く表現でき…
朝丘戻 麻生ミツ晃
ともみ♬
この本は私がBLを好きになったキッカケになった小説です。 表紙が綺麗だなぁーと思い買った本ですが見事に号泣しました。 カラス先輩と幸一が結ばれればいいと小説を読んでいて思いましたが、今考えると結ばれない形が二人にとって一番の幸せなのだろうなと思います。 今までBLの作品はハツピーエンドが当然と思って私ですがそれが見事に壊されました。 でも、ハッピーエンドじゃなくてもいいんだとこの作品を見て…
カラスとの過ごし方で、朝丘戻さんを好きになった私です。 今回、偶然書店で本を見つけ買ってみました。 おもしろいとは思いましたが、納得のできないところがありました。。 三か月という短い恋ですがもう少し濃い内容の方がいいと私は思いました。 拓人が裕人を好きになっていく流れが速すぎてイマイチ感情移入できませんでした。 しかし、萌えるところもたくさんあって良かったです。 続編のラジオに期待して…
御影
高校生の一吹は、通学のために毎朝バスを利用しています。毎朝の通勤、通学場面と言えば、ほぼ同じ人が乗り合わせるというのが常ではないでしょうか。まず、この設定で私は「あるある」と思いました。一吹は、服装、雰囲気から、どんな人だろうと想像したりする場面がリアルです。(笑) 一吹がバスの中で、痴漢に遭ったとき助けてくれたのが、まさにかっこいいと思ってた賢司だったのですが、賢司は一吹に「アニマル…
朝丘戻 テクノサマタ
鈴猫
辛い、ですね… 以下ネタバレ注意です! ハッピーエンド、ではあると思うんですがあめちゃんの事を思うとすごく切なくなります。 思い出を共有する人のいなくなった先生も悲しく感じます。 最後の方の呼び方が千歳に変わってる事も切なくて、涙が止まりませんでした。 それから、あとがきにあったタイトルの意味。 「君の中、飴がなく」私は無く、と読んだんですが、あとがきにあった泣く、という言…
茶鬼
アキと美里が同棲を始めてもう9年。 美里は執筆なんだろう、夜通し仕事をして朝方寝て、またアキが制作で夜更かしをしたり、多少の生活ペースのすれ違いがあれど、それでも「二人の生活」として順調に行っている様子が伺える。 午後12時過ぎ、前日午前三時まで仕事で切羽詰まっていたアキもまだ寝ていてインターフォンに起こされる。 玄関へ出たのは美里、そして訪れてきたのはアキの先輩で同性愛を嫌悪していたは…
朝丘戻 小椋ムク
marun
春恋の続編、前作を読んでリアルな同性愛をどんな形で二人のその後を描くのか、 1作目を読んで、あの後の二人はどうなったのかと思って読みましたが 結果的には他人を巻き込むだけ巻き込んで遠まわりした挙句に結局は互いに いつも傍にいて欲しい相手だと、過去のこだわりから進む事が出来なくなったけれど、 やっぱり、何年経っても忘れる事が出来ない相手。 読み終えて思うのは、前作のあのシリアスなまでの…
朝丘戻 葛西リカコ
ココナッツ
朝丘さんの作品は読んでいて「ちょっと性急過ぎやしませんか?」と感じることが多いのですが、この星を泳ぐサカナはそういう部分がないわけではありませんが比較的少なかったなと思います。 受けである優太郎は、高校生にしては少々世間擦れしていない少年。 欲しい物を自分で買うために、レンタルショップでバイトを始めます。 攻めは『恋愛欲がない』という、大学生の本田。 過去に囚われ、女にだらしなく執…
『春恋』のラストで5年目の再会をしたアキと美里の二人。 その後の彼等がまとまるまでのこの本作は、コピーの文字「そしてアキの色に、染まるまで」たしかにそうかもしれない。 同性愛がマイノリティーであること、まだ学生という年齢であったこと、その他青年期のあれやこれやがテーマだった前作は非常に現実を帯びたものだったのに、 この作品では、主人公二人は「BL」の主人公となり、 彼等を取り巻く、マリ…
イラストが好みだったので購入。 本当にイラストは素敵! 朝丘さんの作品を読むのは確か三冊目です。 受けの一吹は高校生で母子家庭。 母親が海外赴任中のため、一人暮らし。 自分がゲイだと他人に打ち明けられず、友人を作るのも苦手。 攻めの賢司はSNSを運営する会社の経営陣のひとりで、一吹と同じバスで通勤している。 バスで知り合った一吹をSNS『アニマルパーク』へ招待する。 ま…