朝丘戻さんのレビュー一覧

秋色 小説

朝丘戻  小椋ムク 

No Title

星5にしようか悩みましたが、星4ですね。
「春恋」を読んで期待していたんですが、ちょっとモヤモヤしちゃう場面があり星4にしました。

やっぱり二人が想い合っていて、復縁したのはいいんですけど、5年前に別れた時のアキの言葉が言葉足らずで、美里が誤解していた?みたいなのがよくわからなくて。そこを解き明かす時のアキも説明がましいというか、ちょっと不自然に感じました。そこだけ気になってしまい残念でし…

0

春恋 小説

朝丘戻  小椋ムク 

No Title

うわー切ない!綺麗事ばかりじゃない男同士の恋愛、同性愛を描いたお話でした。男女の恋愛とは違うんだと言うことが強調されていたように思います。
一読しましたが、3シーンくらい泣いちゃいましたね。本当に気持ちが揺さぶられます。

受けの美里と攻めのアキ。教え子と家庭教師の関係から恋人になります。ですが甘い蜜月は長くは続かず、力を持たない子供のふたりは別れることになるんですね。本当に切ない。美里の片…

1

サヨナラ・リアル(表題作 恋する鳥は空を飛べない) 小説

朝丘戻   

教師は大変だな……

人間と獣人が共存する世界を舞台にした3カプのお話。ナチュラルに“背中の羽”と出てきてびっくりした。特殊設定はそこだけで、地に足のついたストーリー。キャラは矢浪が一番好きかな。

『恋する鳥は空を飛べない』
教師に恋する男子高校生のお話。高岡がいくら気のない素振りを見せても、吉沢はぐいぐい迫ってストーキングまでしていて、とにかく高岡が大変そう。

この話は、告って振られた生徒が自殺未遂を起…

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窓辺のヒナタ 小説

朝丘戻  yoco 

BL小説で読みたい成分が詰まったような作品でした!

「日向はこんな孤独のなかにいるんだな」 
どんなに明るく澄んだ晴天の日も、文字や声で〝嬉しい〟とくり返し言ってくれるときも、笑ってくれている瞬間でさえも、日向は暗い孤独とともに生きている。


恋の切なさ、同性愛の苦しみ、相手への優しさ愛しさ、恋したいなーって思える読後感、そして繊細な言葉。そして不憫健気受けを包み込む歳上溺愛攻め…!久々にBL小説読みたいな、と思った時に染み入る作品でした…

1

とのこい 小説

朝丘戻  丹地陽子 

No Title

世さん小悪魔すぎる…魅惑的な男に翻弄される色々な人たちの切ない想いも挟みながら基本的にはコミカルなお話でとても楽しかったです。真人が作ってくれるご飯がとても美味しそう。 あの夜の真実も、犯人とのそれから…もラブたっぷりでごちそうさまです

2

坂道のソラ 小説

朝丘戻  yoco 

言葉の繊細さ

救ってもらったことを文字と心のなかだけで片づけて、実際会って一緒に肩を並べているときにはうやむやのままっていうのが違和感だ。文字の世界からもう一度とりだして、ありがとうの一言ぐらい声で言っておきたかった。


言葉の大切さや繊細さが深々と伝わってきて、改めて作家さんて凄いなあと思いました。一吹の誠実さや賢司のかける言葉ひとつひとつが素敵だったり可愛らしかったり優しくて。一吹は主人公で悩む心理…

0

とのこい 小説

朝丘戻  丹地陽子 

とのこい

ミステリアスにはじまり その謎を解くため始まった心理戦や探りあい…
一つの真実に向かって絡まり合う人と人…
真実じゃなくても 選んでほしい…そんな希…
真実じゃなくても 大切に思っていた想い…
真実をしっていてあえて知らんふり心に決めた心の内
真実の中のホントの真実は 誰の想い!?
『世さん』それとも 他の誰か?
辿り着いた真実に さらに 踏み込む そしてさらに『愛』をふり注ぎ大切に…

4

とのこい 小説

朝丘戻  丹地陽子 

この受けが合うかどうかが鍵

「とのこい」という題名は、「世との恋」という意味だと作者インタビューで見ました。
これは納得。
攻めと脇役2名の合計3名が、世と恋してどうなったか、が描かれています。

冒頭はわくわくしながら読んだのですが、謎の答えが読者にも察せられてからの過程が長かったです。
メイン2人の間にある”一夜の記憶”にたどり着くための過程なんですが、脇役視点のストーリーも間に挟まれてきます。

こうなる…

3

きみのはなし、 小説

朝丘戻  井上ナヲ 

不安になる……。

冒頭の主人公・飛馬はちょっと変わった子なのですが、親友? の海東は輪をかけた変人ぶり。

高校時代から、海東は飛馬のことがとても好きなのですが、大胆にも飛馬にキスをねだりめちゃめちゃチュッチュしまくる癖に、飛馬と一生付き合えないと思い込んでいます。

いやいやいや、全然気の無さそうなノンケの友達にキスをする方が勇気要ると思うけど、何故そんな頑なに告白しないのか? それでいて、飛馬に彼女が出…

0

とのこい 小説

朝丘戻  丹地陽子 

切なさ控えめ

好きな作家様でステキなイラストなので期待大きく読みました。
恋愛を怖がっているちょっと寂しがりやのゲイと彼に振り回される三人の男たちの物語りという感じのストーリーに惹かれたのですが、私の好みではありませんでした。
萌に至るまでの展開が長すぎるというか消化不良というか…
記憶にないワンナイトの相手は誰なのかを探っていく話は初めは面白くて先が楽しみな感じではありましたが、割とすぐわかってしまい意…

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