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98/100(合計:999件)
榎田尤利 遠野春日 愁堂れな 中村明日美子
雀影
2007年冬コミ刊の、遠野、榎田、愁堂、お三方の合同誌第2弾。 中村明日美子さんの表紙が色っぽい。 中身は、それぞれの気合いを入れたエロ。 「痛い靴」榎田 苦手だった、できる上司に陥れられて、、、 内容はタイトルそのまんま、 足フェチでSM系。 キーワードは「赤いネイルエナメル」 「薔薇と真珠」遠野 車の接触事故で知り合った、やくざの朝霞と大学助教授・葛元、 なぜか…
中村明日美子
ぎが
ネタバレ
書店でこの本の表紙を見ての第一印象は、角川文庫の『ドグラマグラ』の表紙、米倉斉加年氏の絵と似ているいうことであった。 これがまだ20代の女性の絵かと驚くと同時に、やはりこの過剰に耽美的な絵柄に腰が引け、実際に手に取るまでにかなり長い時間を要したことを覚えている。 中村明日美子氏のデビュー単行本である本作は、現在のものよりずっと癖の強い絵柄とハードな描写を伴う内容によって、ハードルの高い作品…
papico
これは高校生モノの美味しい部分をギュっとつめこんだような作品です。 楽天的おバカ男子・草壁(くさかべ) X 繊細系インテリメガネ男子・佐条(さじょう)(人物描写は「帯」より抜粋。笑)の恋のはじまりとそれからを、丁寧に丁寧に描いていきます。 ささいなきっかけから相手を意識し、大切に思い、見つめあい、そしてふと触れたくなってみる。 そんな恋する少年たちの姿を、放課後の教室、帰り道の公園、雨の…
すあま
私も絵柄で手を出そうかどうか迷った一人です。 だけど、本当に読んでよかったと思わせてくれた作品でした。 佐条くんの目にどきっとさせられた途端に嵌りました。 自分にとっては遠い花火の、高校時代。同じ経験はまったくない(当たり前)のに、なんか懐かしくなる。そんな感じ。 入学式の日には原先生とチャリで二人乗りを、全国模試の日には草壁くんとバイクで二ケツ。そんな、何気ない対比をさせる構成もニ…
十架
絵は万人受けのものではない、けれど書いてあるテーマは万人受け。 手にとって読んで、一人でも多くの人に読んで欲しい作品だなぁと思いました。 BLと耽美の真ん中ぐらいなのかな。 最近「好きだ!」「俺も好きだ!」「じゃあしよう!」 という妙な流れが多いので、辟易してたんですが…。 これはちゃんと段階を踏んでくれているので安心して読めます。キス止まりで大満足。 恋がどういったものなのか、一人じ…
睦美
人気の高さに惹かれて、携帯でダウンロードして読んでみました。 最初は絵が苦手だと思ったけど、数ページめくるうちにそんなこと忘れてしまった。 読んでるあいだずっと、胸の奥がうずきっぱなしだった。切ない。甘酸っぱい。 青春時代のあの、宝物のような感情がよみがえってきた。 何度も読みかえしたくなる作品です。 素晴らしいの一言。
Alice
実は中村明日美子さんの作品は絵が苦手ということもあって手をつけていませんでした。 でもみなさんのレビューを見てこの「同級生」を読んでみたら見事に萌えました! キスより先へは進みませんが、すごくキュンとなりました。そういうシーンがなくても十分萌えられる作品だと思います。 攻めと受けの見た目や性格が対照的というのもよかったです。 受けと先生の話もよかったです。 なんだか青春だなあと思いました♪ 読ん…
煮汁
商業BLが好きな方の殆どがもう既に読んでらっしゃるのではないかと思う作品ですが。 兎に角ときめきます。ときめきで胸がいっぱいです。 壁にぶつかりながらも、不器用に恋愛をしていく2人がもどかしくも愛しくて頬の筋肉がゆるみっぱなしです(笑) 読んでおいて損は絶対にない、むしろ読むべき!そんな作品だと思います。 OPERAの方で続編も出ているとの事なので次のコミック発売が待ち遠しいです(´ω`)…
梅子
これほど神だと感じた作品はありません。 評価の高さに期待しすぎて不安でしたが、それすらも上回る作品でした。 絵がとっつきにくいと言われていますが、まず裏表紙を見てほしい!!! 夏の昼下がり、帰り道、青すぎる空と影でそっとキスする少年。 ここから伝わる雰囲気がこの本のすべてといってもいい。 理屈より感覚が体を動かすような衝動、些細なことに敏感であり鈍感であった大人になる前の純粋な気持ち…
つかさ
はっきり言って、絵は苦手でした。 でも柔らかい穏やかなストーリーの流れは、とてもよかったです。 メンタルな部分を大事に表現していて、高校生同士の淡い恋愛がとてもキレイに描かれているように感じました。 特に二人がそっとキスするシーンはどれをとってもセンチメンタル。 やはりストーリーがしっかりしていて、訴えたい事が読者にちゃんと伝わる作品は、絵の善し悪しなど気にならないのだな、と実感した作品で…