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95/101(合計:1003件)
中村明日美子
仮穂
ネタバレ
独特の絵柄から、高い評価を知りながらなかなか手を出せずにいましたが、買って読んでからそんな自分を悔やみました。描かれている少年は決してスマートではない普通の高校生なのに、線から既に色気が漂っていて、耽美な雰囲気があります。それでもストーリーは純愛で甘酸っぱさそのものです。 派手な外見でお馬鹿な草壁と真面目でお堅い佐条。"まじめに、ゆっくり、恋をしよう"という作者のテーマ通…
ファンカーゴ
ウワサの中村明日美子新作。 絵はすごい個性的だけど、漫画はわりと読みやすくて、 独特の世界に浸りつつ、結構スラスラ進みました。 でも感情移入はできないなぁ、、、。 市川光央って、そもそもなんでチンピラになっちゃったの? べつに、それは、ただなったからなったってことで深く考えるところではないのかもだけど…。 壱河光夫の方はSEになって真面目に社会生活を送っているのに、光央の方はダ…
ちろぽん
帯びに惹かれ、あらすじを読んで購入を決定しました。 買ってよかったと思った作品でした。 イチカワミツオという同姓同名の2人が織りなす物語です。 出会いからぶっ飛んでます。 内容も濃いです。 異様というか、異常なほどまでの想いというか。 でも、それが大好き! お互いにはお互いしかいなくて、どちらかが欠ければどうなるかわかないような、そんな絆です。 一生とか、命を本当に掛けてるんで…
ぎが
ここ2年ほどの中村氏のコミックスは、BLの『同級生』しかり、非BLの『片恋の日記少女』『曲がり角の僕ら』しかり、さっぱりさわやか系(表紙も白っぽい)が続いていたので、久々のダーク系(表紙も黒っぽい)である。 本作は高校で同級生となった同音異字名のふたり・壱河光夫(ミツオ)と市川光央(みつお)にまつわる物語である。 ふたりは全く違う個性を持ちながら、同じ音の名前を持つために互いに必要以上に意…
abridange
久しぶりに、ガッツリと明日美子さんの世界を堪能した気がします。 とは言っても、ダークサイドの方ですけれど。 表題作は、みつお(市川光央)とミツオ(壱河光夫)という同姓同名の二人の男達が主人公。 かなり痛い描写も出てくるので、「同級生」テイストの作品がお好きな方にはおススメできません。 ある日突然、ミツオのもとに一本の電話が掛かってくる。 「すぐこっちに来い。女を殺してしまった」 …
英田サキ 中村明日美子
ヒオリク
BLよりもファンタジー好き歴が長い私には、期待が大きかった分展開にユルさを感じます。 ファンタジーとして読むにはあまり面白くないかも。 BLなんだからそこまでこだわらなくてもと言われてしまえばそれまでですが・・・ しかしファンタジーならそれはそれでBLファンタジーのジャンルで面白い話を描く作家さんもいるのでどうしても比べてしまう・・・。 竜が出てきたり、世界観は萌の要素も多いので普段ファン…
こゆう
読み終えて、本をとじてそれでもずっとずっと余韻が残りました。 ひとことで、言い表せる作品じゃないです。 でも本当に読んで良かった。この作品に出会えてよかったと思います。大事にしていつか子供が産まれたら読んで欲しいと思います。 中村明日美子さんの作品はどの作品も好きですが、私の中では「Jの総て」がダントツです。 ストーリーはもちろんですが、絵やコマの配置、線の一本一本細部に亘るまで美しく、視…
アリス
まず、独特な絵と手触りの良い表紙だなぁ、と思ったのを覚えています。 中村明日美子さんの作品は今までに読んだことがなかったのですが、 その頃、随分と話題になっていたので 「よし買ってみよう!」という軽い気持ちでレジに持って行ったのを覚えています。 絵柄がとても好みです。というか読み終えてから好きになりました。 何か一つの絵ような、一つ一つが繊細で影のつけ方、目の書き方など レトロな…
めいしんどろーむ
普段私は好きになった理由を結構重視します。 そこが書かれていないとあんまり萌えられないのですが、このお話に関してはそんなのどうでもよかった・・・ 「自分の半身を追い求める」という神話(?)が度々出てきますがそのちょっと不気味ともとれるような話がすごくいいキーポイントになっていて、 読者に二人の関係性を自然に納得させています。 一番切なく、かつ萌えたポイントはみつおに抱かれた女をミツオが…
tyanpon
同じ名前を持つミツオとみつお。同姓同名の二人の関係は元同級生。 みつおからの電話でミツオの人生は変わっていきます。 彼女を殺してしまったというみつお。その証拠隠滅を手助けするミツオ。 俺の犬になれ、という命令をずっと守っているのか。 ミツオはみつおの言いなりです。 殺人という恐怖からかおかしくなったのは、みつおでした。 自首するというみつおに、ミツオがとった行動は新たな証拠隠滅。 …