中村明日美子さんのレビュー一覧

薫りの継承 上 コミック

中村明日美子 

圧倒的な世界観。愛とは何なのか。。

まさに神作品。
中村先生、凄すぎです。
たくさんの方がレビューされている通り、独特の世界観に一気に引き込まれます。
愛ってなんなのか本能なのか肉欲なのか。。
幼少期の兄弟の描写が好きでした。
最後はとてもショックで、無慈悲な展開に泣けましたが、少しでも幸せな時を2人きりで過ごせたのなら救われます。。
そしてタイトルが全てを表す。。
異常といえばそれまでなのですが、とにかく絵柄も綺麗で…

4

薫りの継承 上 コミック

中村明日美子 

ネタばれってほどでもないが

誰かと感想を分かち合いたくてきました。

あーっ久々に良いBL読めたー(感無量)

そうこなくっちゃ!背徳感、愛、欲望!たまらん!

最後がもー!

継承されて、はっ!タイトルが生きてきたー!と

また深みに堕ちてゆくのが想像できてもう、深い溜息がでた

また来月新作が読めるのが嬉し過ぎる!


2

薫りの継承 上 コミック

中村明日美子 

ネタバレしません、むしろ言葉にできません

近親相姦のようなお話ですごく良いと思える作品に今までに出会ったことがなかったので購入するか迷いましたが、中村明日美子先生の1ファンとして見逃すわけにはいかない!と勢いで購入しました。

レビューをあげておいてこんな事を言うのもおかしいですが、今の私には感想を書くことが出来ません。

読み始めた直後からぐいっと作品の世界に引き込まれ読後もその世界から抜け出せないくらい魅せられるものは間違いな…

4
非BL作品

新装版コペルニクスの呼吸 2 中村明日美子コレクションⅡ 非BL コミック

中村明日美子 

そして導く者になれ!

"NOT BL"とされている作品です。
Ⅰ・Ⅱ巻合わせてのレビューとします。

舞台は70年代初頭のパリ。サーカス団に所属する主人公と、また彼に関わる人たちそれぞれの物語がときにミックスされつつ描かれます。この作品から私が受けた印象を一言でいうと "始動" 。

この作品。どこまで進んでも自分のなかではモノクロの世界、しかしフィナーレの開幕シーンで…

6

薫りの継承 下 コミック

中村明日美子 

繊細。この一言につきます。

中村先生の作品は絵が苦手で
いままで手にとったことがなかったのですが、、、。

ちるちるランク、レビューをみて
読んでみようと手にとったのですが。
読み始めて数ページで 中村先生の世界に
引き込まれてしまいました!(>_<)

なんで今まで手にとらんかったんや!
と瞬時に後悔、、、、。
すぐさま上下巻購入。


繊細で切ない、、、。
なのに込み上げてくるなに…

5

同級生 コミック

中村明日美子 

神作品

とにかく、好きです!
キュンキュンするし、切ないし、甘酸っぱい、そして、笑いもあって、試しに買ってみて読んで、即好きになりました。
続き出ないのかよー!!なんて思ってたら、続刊出た時の嬉しさは、半端なかったです。
BLだけれど、ほのぼのして、周りのキャラクターも良いキャラ揃いです。

エロは少ないけど、それを補えるほど、ストーリーが良いです!!
この作品は全てのシリーズを読むことをお勧…

6

薫りの継承 下 コミック

中村明日美子 

上・下巻を読んで…

心には苦しいくらい響いているのに、上手く言葉にできません。
読んでからずっと胸が苦しくて、辛いです。
最後まで読むと、何度も2人の幸せそうなシーンを読み返してしまいます。
拙い文章になると思いますが、あえて言葉にしたくなりました。

1度目に読んだときは、ただドキドキしました。2人の間にある緊張感というか、『してはいけないことをしている背徳感』がこちらにも伝わってきます。
2回目、3回…

5

薫りの継承 下 コミック

中村明日美子 

「目隠し」で目を背けた「薫り」

下巻のレビューはもはや何を書いてもしてはいけない類いのネタバレになってしまいそうで、悩んだ末、内容に触れるのは極力控えて、上下巻を通して言葉でほぼ表されることのなかった兄(忍)の心情と、上巻のレビューでは触れずにおいたもう一つの薫りについて書こうと思います。

まず、忍の心情について。
作中で忍の心の中が描かれるのは、第九話と、最後に忍の妻の元へ届いた謝罪の手紙に綴られた内容のみです。
現…

7

薫りの継承 下 コミック

中村明日美子 

中毒性のある終焉

あぁ巧い結末を迎えるんだ。
そう思った矢先の、あのエピローグ。
何度も読み返すが、納得いかない。
何度も思い出しては、嗚咽が漏れそうになる。

並行だった状況が、一気に加速し交差する下巻。
その起爆を、当事者自ら仕掛けて行く。
崩れ始めた均衡は、急速に凝縮し、弾けた。

大輪の花火の様な印象を受ける展開です。
色々と合間を想像させられますし、色々と“何故”と問いかけたくなります…

4

薫りの継承 上 コミック

中村明日美子 

「赤」と「黒」が意味するもの

表紙をめくると目に飛び込んでくる「赤」が強烈。

自分がそうですが、「コペルニクスの呼吸」から入った読者には特に堪らないであろう独特の明日美子ワールドがこれでもかと展開されていて、すみからすみまで美しい世界観にうっとりします。
そして何と言っても、作中延々と続くこの息苦しさこそ黒明日美子作品の魅力ではなかろうかと思います。

「コペルニクスの呼吸」が「黒」と「白」の世界なら、こちらは「赤…

23
PAGE TOP